2017年7月29日(土)
『FGO』のアーケード版が発表! 稼働時期は2018年、ロケテストが今冬に決定
iOS/Android用RPG『Fate/Grand Order(フェイト/グランドオーダー)』のアーケード版『Fate/Grand Order Arcade』が発表されました。稼働時期は2018年です。
本情報は、“Fate/Grand Order Fes. 2017 ~2nd Anniversary~”のFGOゲストトークステージで公開されたものです。ステージで公開された映像では、3Dモデルとしてサーヴァントたちが登場していました。また、開発はセガが担当していることも発表されました。
『Fate/Ground Order Arcade』PV
さらに、本作のロゴとコンセプトアートが公開。新たな戦いをイメージしているそうです。
▲ロゴ。 |
▲コンセプトアート。 |
アーケード版は、今『FGO』を楽しんでいる人が、アーケード版にも違和感なく遊べるような内容にしているとのこと。操作感やシステムはスマホ版とは違うことも明かされ、セイントグラフが物理カードとして手に入るコレクション要素もあるそうです。
その他にも、公式サイトが公開されていることや、今冬にロケテストが実施されることが発表されました。
以下で、“『FGO』関連新プロジェクト発表ステージ”の模様をレポートします。
壇上には、声優の高橋李依さん、川澄綾子さんが登場。高橋さんは、演じるマシュ・キリエライトの戦闘服風の衣装であることを明かし、会場を沸かせました。会場にさまざまなものがあるため、声優の2人は会場を回ってみたいという気持ちがあるようです。
ここで、『FGO』プロジェクトのクリエイティブディレクターである、ディライトワークスの塩川洋介さんが登壇。PS VR『Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト』の新たなPVを公開しました。
『Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト』PV
映像の最後に2017冬に配信することが映し出されると、会場は大きな歓声に包まれました。また、8月下旬からカラオケ アドアーズ秋葉原店に『FGO VR』の体験スペースが登場。こちらの詳細は後日公開されるとのこと。
さらに、上記でお伝えしたAC『Fate/Grand Order Arcade』の映像が公開。セイントグラフから英霊が飛び出すと、その描写に驚いたマスターによって、大きなどよめきが起こりました。ジャンルは英雄召喚チームバトルで、稼働時期は2018年。
本作を開発するセガ・インタラクティブの吉野慎一プロデューサーと、伊神公博ディレクターが姿を見せます。2人は「このような舞台で発表できて光栄です」と語りました。
開発の始まりについて聞かれた塩川さんは、2016年1月ごろに、さまざまな展開を検討していく中で、『FGO』のアプリ中だけでなくアプリ外でもやれることを考えたことを明かします。その中で、「セイントグラフがほしい」と着目したことで開発が始まったようです。
セガの中でも『FGO』は大人気だったため、驚きと喜びと感じたとのこと。一方で、どういうゲームにして、喜んでもらうか、プレッシャーもあったようです。スマホでのおもしろさを別の形にしているため、操作性は違うのですが、遊ぶと『FGO』らしさを感じられるものを目指しているとか。
ポイントは2つあり、1つ目はセイントグラフのサーヴァントをそのまま、3Dにして操作できること。新しいことをするならばスマホではできないことをしたいと考えて、『フェイト』らしいバトルシーンを作ることを心がけているそうです。
セガの開発陣は、魅力的なそれぞれのサーヴァントをしっかり3Dにすることに特にこだわっていると、吉野さんは語ります。イラストレーターのタッチをしっかり再現したいと、いろいろな工夫をしているとのこと。
ここでクー・フーリンとアタランテの3Dモデルが公開に。クー・フーリンのちょいワル感と兄貴感にこだわっている他、杖や小物をイラスト調にしているそうです。
アタランテの顔のこだわりは、美しいなかにあるカワイさとのこと。開発のなかにいる『FGO』ファンが納得するまでトライアンドエラーで作っていることを、伊神さんは話しました。
塩川さんは2つ目のポイントについて、セイントグラフを手にすることができることだと明かします。ここで見本のカードがステージ上で披露されました。
冬にはロケテストを開催。セガの開発メンバーの口からは、「開発に反映したいので、ぜひファンに参加してほしい」というメッセージが飛びだしました。筐体がどのようなデザインになるのかも、楽しみにしてほしいとのことです。
VRとアーケード版を発表した塩川さんは最後に「まだまだ『FGO』を盛り上げていくので、これからもよろしくお願いします」とあいさつし、コーナーを締めくくりました。
また、会場にセイントグラフの見本が展示されていたので、そちらを掲載します。
『FGOフェス』レポートまとめ
(C)TYPE-MOON / FGO ARCADE PROJECT
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