2017年8月25日(金)
スクウェア・エニックスは、10月12日に発売予定のPS4/Nintendo Switch用ソフト『LOST SPHEAR(ロストスフィア)』の情報を公開しました。
『LOST SPHEAR』は『いけにえと雪のセツナ』に続き、Tokyo RPG Factoryとスクウェア・エニックスが贈る“Project SETSUNA”第2弾タイトルです。
この記事では、世界最大の国ジガン帝国や、帝国の重要人物たち、ロスト現象に関する情報などを紹介します。
【ストーリー】
この世界は記憶によって創られている。
人が生きていくことで星の記憶となり、この世界は形作られていく。
それは、果てしなく遠い昔の記憶もあれば今、この瞬間の記憶もある。
そして。
記憶が失われる時、存在も消えてしまう。それを人はロストと呼んだ。
ロストしてしまったものは、人の力で元に戻すことはできない。それはいつの時代であっても変わらない理のはずだった。
しかし、記憶の力を使う少年が世界に現れる。少年の名前はカナタ。
それは世界にとって、希望なのか。新たなる絶望なのか。それは誰にもわからない。
だが、今始まろうとしている、カナタの記憶を巡る旅が、世界に大きな影響を与えるであろうことは間違いなかった。
世界最大の国であり、その領土は世界の半分をも占めます。機械文明を積極的に取り入れた軍事国家ではあるものの、軍事が何よりも最優先とされる国ではなく、国民の生活が豊かになるような政治が行われています。
▲3つのエリアに分かれている帝国首都ワット。 |
▲荘厳な王宮入り口。衛兵により厳重に警備されています。 |
▲眩いばかりの王宮内は広大な面積を誇っています。 |
市街地と王宮、帝国軍基地の3つの区画からなる、ジガン帝国が誇る首都、つまり世界最大の都市です。
帝国の高い技術力が凝縮された街は、軍事技術から民間転用されたロボットによる公共サービスの自動化が図られており、他の街とは生活レベルがかなり違っています。
▲帝国首都ワットは近代的な都市。 |
▲市街地ではさまざまなロボットが人々の暮らしを支えています。 |
▲帝国軍基地には巨大な飛空艇の姿も。 |
年齢 | 40歳 |
皇帝から絶対的な信頼を受けているジガン帝国宰相。自分にも他人にも厳しく、恐れられることも多いが帝国民からも帝国軍からも圧倒的な支持を受けている存在であり、実質的なジガン帝国の指導者と言える存在です。
優先すべきことは帝国民の生活を豊かにすることだと考えており、帝国に危機が及ぶのであれば、それがいかなる手段であっても帝国を守るために必要になるのであれば、躊躇なく実行します。
カナタの存在を希望だと考えている一方、カナタの存在は自分の無力さを痛感させる存在でもあります。
年齢 | 29歳 |
武器 | 刀 |
ジガン帝国皇帝の守護を役割とすると近衛騎士団長。高名な帝国騎士であった父から受け継いだ刀術は、帝国軍の中でもトップクラスの腕前を誇ります。また、博学であり、高い指揮能力も有するという傑出した存在です。
皇帝の意向もあり、実質的には帝国宰相ゼムロードの右腕として、世界各地で起きているロスト現象について調査しています。カナタが月鐘の街エルをロストから再生させる姿を目の当たりにし、カナタたちに帝国への協力を要請することになります。
▲刀によって繰り出される強力な攻撃スキルの他、自身やパーティへの支援技も使いこなします。 |
帝国に古くから存在する機体であり、近衛騎士団長専用機として受け継がれてきた機装。帝国騎士にとってはあこがれの機体であり、指揮官機なので帝国の機密情報が集約されているネットワークにもアクセスができます。
しかし、その真骨頂は戦闘能力で、刀の達人であるガルドラの動きを完全再現することが可能です。
■パラダイムドライブ/神速
敵に行動する隙すら与えない速度で行動することで選択したスキルを連続で使用します。
▲一定時間内に入力した複数のスキルを連続で繰り出す強力なパラダイムドライブ。 |
ロストしたものを再生、あるいは創りかえるためには、その存在への想いとも言える記憶が必要となります。
ロストした人や、建造物をよく知る人々と会話したり、ロストしたものに関する書物を読んだりすることで、その記憶を辿れます。そして、カナタの“記憶の力”によって、その記憶は結晶化されます。
また、各地域に生息するモンスターとの戦闘によって彼らが持つ記憶を入手したり、旅の途中で悠久の時を超え、結晶化された記憶を見つけることもあります。
こうして手に入れた大事な記憶の数々を用いて、カナタたちはロストを再生してゆくことになります。
▲人との会話から、記憶を結晶化して入手。 |
▲戦闘により、モンスターが持つ記憶を入手できます。 |
▲古い書物を読むことで記憶を得られることも。 |
▲マップ上で結晶化した記憶を入手。 |
この世界を侵食するロスト現象は、人々の日常をも脅かしています。愛する人を失った者、大切な我が家を失った者。カナタは旅の途中で多くの失意の民に出会います。一刻も早く記憶を集め、人々の絶望を希望に変えてゆきましょう。
▲ロストした母親を前に、絶望に暮れる少年。ロスト以前の話を詳しく聞くことで記憶を入手し、ロストから再生します。 |
▲ストーリーを進めるうえで重要なものや人がロストしていることも。家もろともロストした天才技師と呼ばれる人物。関連のあった場所や人物を探し出し、ロストから再生しましょう。 |
▲ダンジョン内部がロストしていることも。記憶を集め、最深部を目指します。 |
カナタたちの故郷、月鐘の街エルがロストしたように、人々の暮らしを支える重要なアーティファクトが、ある日突然ロストすることも。
ワールドマップにはロストしたアーティファクトの跡が点在しており、こうしたアーティファクトを記憶の力で再生したり、新たに作成することで、冒険の範囲が広がったり、アーティファクトが持つ力によって、さまざまな能力がアンロックされたりと、多くの恩恵を得ることができるようになります。
▲広大な範囲に及ぶロスト現象。交通の要となる橋や灯台など、重要なアーティファクトがロストしていることも。記憶の力を用いてアーティファクトを作成することで一帯をロストから再生できる他、ここでは千里眼の灯台と呼ばれる巨大な灯台を作成したことで、ミニマップが表示されるようになりました。 |
作成できるアーティファクトには、アイテム入手数が増えたり、バトルに大きく影響したりするものなど、さまざまな種類が存在します。
つまり、集めた記憶を用い、どのアーティファクトを作成するかによって、カナタたちの旅に大きく差が生じます。
世界をどう再生し、どのような恩恵を得るのか。その選択はプレイヤーに委ねられています。
▲“ハーベスト”を作成すると、マップ上の光るポイントを調べた際に入手できるアイテム数が増加します。 |
▲“魔眼の灯台”を作成することで、バトル時にモンスターのHPやATBゲージを見ることができるようになります。 |
▲“ゾーンゲート”を作成すると、バトル中、刹那システムを発動した際のクリティカル率が上昇します。 |
なお、一度作成したアーティファクトでも、新たに記憶を使うことで、別のアーティファクトに創りかえることも可能です。
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