2017年8月25日(金)
ドイツのケルンで、現地時間8月22日~26日に開催されているコンピュータゲームの見本市“gamescom 2017”。遠く日本からブースを出展する2社を取材しました。
“gamescom(ゲームズコム)”は、ケルンのケルンメッセで行われる、欧州最大規模のゲームイベント。日本メーカーの海外法人だけでなく、国内のメーカーもブースを出展しています。
gamescomは、30万人を超える一般来場者が参加できるエンターテイメントエリアと、ビジネス目的の来場者やメディア関係者のみが入場できるビジネスエリアとに分かれています。ビジネスエリアでは、各社クローズされたブ―スが並び、落ち着いた雰囲気の中で、商談が行われています。
今回は、そのビジネスエリアに出展する、アイモバイルとシリコンスタジオを取材しました。
Gamescomにアイモバイルが出展する理由は、世界有数のゲーム会社に“i-mobile”という会社と同社が持つマーケティングプラットフォームを認知・拡大すること。
出展内容は、リワード動画広告、デジタルサイネージ広告といった日本発の最新テクノロジーを使った広告商品となっています。
シリコンスタジオは、ミドルウェア・ゲームエンジンを開発・提供し、請負開発やコンテンツ開発業務を行う企業。海外案件が増加する中で、今回初めてGamescomに出展しました。
国内外の多くのゲーム・アニメーション会社が利用しているポストエフェクトミドルウェア『YEBIS』、リアルタイムレンダリング『Mizuchi』、5月にライセンス取得し、全世界的に開発・販売を進める『Enlighten』を出展。さらに多くの海外企業に、日本における世界レベルの先端CG技術を披露する狙いがあるとのことです。