2017年8月25日(金)
ドイツのケルンで開催されている“gamescom2017”のSIEブース・PlayStation VRコーナーにベセスダ・ソフトワークスの『Skyrim VR』が出展!
ベースとなる『The Elder Scrolls V:Skyrim』は1人称視点の作品のため、VRとの親和性はかなり高そうですが、いったいどんな作品になっているのか。電撃PSのVR担当が実際にプレイしてみました。
本作はPlayStation Moveを2本使って操作します。場所の移動は左手のPS Moveで指定した位置にワープする方法を取り入れており、1回のワープで動ける範囲は数歩程度の短い距離。身体の向き変更は頭の振りに加え、右手に持ったPS Moveの○ボタン、または×ボタンを押すと左右に一定の角度ずつ振り向くことができます。
これらの移動や視点変更のシステムは、VR酔いを低減する手法として比較的メジャーなもの。本作はしっかりと対処がなされているので、ひと通りプレイしてみても酔う感覚はありませんでした。
今回のデモでプレイヤーに用意されていた武器は片手剣と弓の2種類。それに加えて炎、氷、雷の3種類の魔法も使用することができました。基本的に右手と左手で別々の武器・魔法を装備可能ですが、弓矢だけは強制的に両手のスロットが同時に使用されます。
ちなみに片手剣の場合、PS Moveを振れば攻撃になりますが、弓はしっかりと弦にひっかけるように矢をセットしないと撃つことができません。ちょっと大変なのですが、このリアルさが世界のキャラクターになりきる没入感を増しています。
魔法は装備した側のPS Moveのトリガーを引くと発動。炎の魔法は蜘蛛の巣を焼き払えたりと、戦闘だけでなく攻略でも使用することになるようです。
デモは雪が降る山からスタート。移動の練習をしながら、ふと空を見上げるとなんとドラゴンが優雅に飛行中。この光景を見て「ついに来てしまった……帰れるのだろうか」と若干不安になるのでした。
ダンジョンはそこまで入り組んでいるわけではありませんがかなり広く、ペンデュラムが仕掛けられている通路なども確認できました。VRで見ると普通に怖いです。
道中は敵も多く、かなりの頻度で戦闘が楽しめます。近接攻撃の合間に魔法を当てたり、自分の動き次第でかなりカッコイイ戦いができるので、人目もはばからずノリノリでプレイしてしまいました。
今回は魔法が強く、ダンジョンボスの蜘蛛は比較的カンタンに撃破することができたのですが、その後の狭い通路で大量の骸骨が登場。倒しても倒しても出てくるため時間切れとなり、デモは終了となりました。
海外では11月17日に発売も決定し、今は国内向けの発表が待ち遠しい本作。『Skyrim』の地に足を踏み入れられる日が来るのをお楽しみに!
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