News

2017年8月26日(土)

アクションゲーマー必見! 期待のインディータイトル『Absolver』プレイレポート

文:電撃PlayStation

 フランスの開発会社Sloclapが手がける格闘アクションRPG『Absolver』が“gamescom2017”のDevolver Digitalブースに出展されていました。

 多彩なアクションとキャラクターカスタマイズ、駆け引きのある戦いが楽しめる本作を紹介します。なお海外では8月29日にPS4とPCで配信が決定しています。配信日は未定ながら日本での発売も目指しているとのことです。

『gamescom2017』
『gamescom2017』

シンプルながらもやり込み甲斐のあるアクション!

 まずはキャラクターメイキングからスタート。変更可能なのは生まれや性別、ヘアースタイルと非常にシンプル! 仮面を着けているので顔のメイキングはないとのことでした。

『gamescom2017』

 続いてコンバットスタイルを選択します。今回選べたのは、ロシアの格闘技システマをベースにした“Kahlt”、カンフーをベースにした“Windfall”、空手をベースにした“Forsaken”の3種類。

 選んだスタイルによって使用できるアビリティが異なるようで、スタイル別に難易度も表示されていました。パリーの使用感が気になったため“Forsaken”を選択し、チュートリアルに挑みました。

『gamescom2017』
▲コンバットスタイル”Kahlt”
『gamescom2017』
▲コンバットスタイル“Windfall”
『gamescom2017』
▲コンバットスタイル“Forsaken”

 戦闘ですが複雑なコマンドはなく、□ボタンを押していくだけでコンボがつながります。操作は非常にカンタンですが、あるタイミングでボタンを押すと攻撃にエフェクトがかかり、コンボが繋がりやすくなるというテクニック重視のシステムも用意されています。

『gamescom2017』
▲タイミングに慣れれば、常にエフェクトをまといながら戦えます。

 ほかにも基本のアクションとしてガード、回避、フェイントがあります。まずはガードを行い、相手の様子を見ながら戦うのがオススメとのこと。ただしガードを崩す攻撃もあるのでそこは注意して回避したいですね。

『gamescom2017』
▲フェイントは攻撃のあとすぐにガードをすると発動。残像がカッコイイ!

 “Forsaken”のアビリティであるパリーですが、相手の攻撃に合わせて右スティックを当てる感じで使用します。うまく決まれば、そのまま反撃に転じられる強力な性能を持っています。

 が、判定はかなりシビア! タイミングに加えて、攻撃の向きもちゃんと見ないといけないので相当難しいです。

『gamescom2017』
▲向きの見極めが難しく、練習ではほとんど成功できませんでした……。

 攻撃アクションのほかに“スタンス”と呼ばれる身体の向きを変更するシステムも忘れてはいけません。スタンスは前向き(左・右)、後向き(左・右)で4パターンあり、プレイヤーはいつでも好きなタイミングで変更することが可能です。

 じつはキャラクターの技セットは、それぞれのスタンスに対して設定されています。前向きで□ボタンの攻撃をしても、左を向いているときと右を向いているときでは出る技が異なります。状況を見ながら切り替えて、攻撃のパターンを変えながら戦うというのが本作の戦闘の特徴です。

『gamescom2017』
▲スタンスは画面下にある四角のアイコンで表示。現在は前向き(右)。
『gamescom2017』
▲後向き(右)に変更。敵が回り込んでくることでもスタンスは変わります。

怒涛のコンボも自由自在!? 充実のカスタマイズ要素

 キャラクターの強化は、取得したポイントを筋力や持久力などの能力に割り振っていくシステムになっていました。ステータスには補正値も設定されているので、割り振りには毎回悩みそうな予感……。

『gamescom2017』
▲画面の左側に強化後のステータスが表示されます。

 キャラクターの強さも大事ですが、最も重要なのはコンバットデッキのエディットです。先ほど攻撃がスタンスごとに設定されていると紹介しましたが、ここではスタンスに設定されている技を自分の好きなように編集することが可能。

 技は発動後いずれかのスタンスに移行するので、コンボの終わりの技で別のスタンスにつなぎ、タイプの違う攻撃を出し続けることもできちゃいます。

『gamescom2017』
▲1つのスタンスにセットできる技数は増えていくとのこと。
『gamescom2017』
▲セットできる技はキャラクターを使い込んでいくことでアンロックされる。

 基本的にはこの2点で個性を出していきます。特化型のステータス+高火力コンボなど、いろいろなタイプのキャラクター作成が盛り上がること間違いなし!

PvPは行動の読み合いが勝利のカギ

 プレイ終盤はPvPを体験させてもらいました。今回は1vs1ですが、最大で3vs3まで楽しめるようです。

 ルールは敵を3回倒せば勝利となっており、ラウンドごとに勝ち残った側のキャラクターは一定のライフを回復して次の戦いに移行していました。

 連打でもコンボが繋がるので、敵がどのように動くかを予測し、いかに始動技を当てるかというのがPvPでは重要になってきます。試合内容は完全に肉弾戦ですが、勝つには知力も大事ですよ!

『gamescom2017』
『gamescom2017』
▲1ラウンドあたり1分程度と展開はスピーディ!

 開発の方に色々とお話を伺ったのですが、本作は『ダークソウル』や『ゴッドハンド』といった日本のアクションゲームに影響を受けているとのこと。

 確かにプレイしていると両タイトルのエッセンスを感じることがあり、同作のプレイヤーならニヤリできる場面もありました。気になる方はぜひチェックしてみてください。

『gamescom2017』
▲PvPのマッチング時に使った“ALTER”。いわゆる篝火的な存在です。

Copyright Sloclap 2017. All Rights Reserved.

関連サイト