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2017年9月12日(火)

『PaniPani(パニパニ)』レビュー。今風にアレンジされた古風なアクションRPGをガチ評価

文:栗田親方

 1984年(33年前!)に発売された『ハイドライド』で“アクションRPG”の魅力に目覚めた古参ゲーマー・栗田親方が、2017年秋リリース予定のiOS/Android用アプリ『PaniPani‐パラレルニクスパンドラナイト‐』をレビューします。

『PaniPani』
▲個性豊かなキャラを前面に押し出したタイトル画面。ビジュアルは全般的にいい感じです!

 本作のジャンルは“横スクロールアクションRPG”ということで、かつて『リンクの冒険』(1987年)や『イースIII』(1989年)をはじめとする同ジャンルの各種ゲームを熱くプレイしてきた私としましては、気にならないわけはありません!

 『白猫プロジェクト』や『バトルガール ハイスクール』といったアクションRPGを得意とするコロプラさんが、“横スクロール”という新たなスタイルでどのような手腕を見せてくれるのか? ぜひお手並み拝見させていただきます。

『PaniPani』
▲プレイ開始時に挿入されるイラストがこちら。主人公コンビの横にいるのは『白猫プロジェクト』などでおなじみの“星たぬき”のようですが……。

 ちなみに今回のレビューは、コロプラさんのほうから「ぜひ率直にレビューしてください!」という異例の依頼をいただいてのスタート。というわけで良かった点&悪かった点を含め、実際にプレイして感じたことを遠慮なくぶっちゃけたいと思います!

 なお、プレイ時間は“最初の島”をクリアするまでの約20時間(正確には計ってませんが、だいたいこれぐらい)。本作のキモをおおむね把握できる程度には、十分にプレイできたのではないかと。あくまで個人としての感想ではありますが、本作が気になる人はぜひ参考にしてみてください。

【総評】ノスタルジックなARPGの楽しさを今風のビジュアルで味わえる

 まず結論から述べますが、個人的には10点満点中7.5点、5段階★評価なら★★★★といったところ。誰にでもおすすめできる素晴らしいゲーム……とまではいきませんが、ハマる人は確実にハマるであろう“味”が間違いなくありました。

 しかも、このビジュアルからはまったく想像していなかったのですが、イメージ的には“おふくろの味”とでもいうべきでしょうか。“横スクロールアクションRPG”の原点回帰ともいえる懐かしい味を感じましたね。

『PaniPani』
『PaniPani』
▲近接武器×4種(剣、拳、大剣、槍)、遠距離武器×2種(弓、杖)の6種の武器が使えます。

 より具体的に言うと、過去の同ジャンルのゲームが培ってきた「移動・ジャンプ・攻撃・防御・回避」などのシンプルなアクションを、“スマホ”というプラットフォームで快適に再現した印象です。

 いわゆる“イマドキの若者”が本作をどのようにとらえるかは気になるところですが、私世代のオールドゲーマーは「見た目は新しいっぽいのに、プレイすると懐かしい!?」という不思議な気持ちになれるんじゃないでしょうか。

『PaniPani』
▲矢印にそって壁に近づくと……。
『PaniPani』
▲じつは“隠し部屋”的な空間が! こういったギミックも、個人的には懐かしさ満点だったり。

 さらに具体的に言っちゃいますと、アクション的には『悪魔城ドラキュラ』シリーズなどに近い印象ですかね。RPG要素があるので『キャッスルヴァニア』シリーズのほうが的確でしょうか。最初は『ドラゴンバスター』とか『ザナドゥ』なども頭をよぎりましたが、これらよりは若干ドラキュラ寄りかな~と(わかる人にしかわからないコメントでスイマセン!)。

 もちろん、そのあとも数々の作品が世に出ているので、実際にはより近い作品があるかもしれませんが、あまり比較ばかりするのもアレですのでこのへんで(私の記憶力の限界も考慮しつつ)。ちなみに、若い人からは『メイプルストーリー』という意見も出ていましたね(私は未プレイですが、画像や動画を見る限り確かに近いかも!?)。

『PaniPani』
▲ゲーム内の携帯端末“パニフォン”を使ったメニュー操作は非常に快適。最新の環境で“古き良き時代”(今と比べて本当に良かったかはさておき)のゲームを楽しんでいる気分です。

 さて、印象コメントはこのぐらいにして、実際のゲーム性を見ていきましょう。本作は特に斬新なシステムを使っているわけではなさそうですが(ぶっちゃけ)、旧来の作品のよい点をうまく取り入れて丁寧に作った結果、安心して遊べる手堅いゲームに仕上がっていると感じました。

『PaniPani』
▲バトル画面では、受注しているクエストの目的地までの方向や距離を確認できます。
『PaniPani』
▲全体マップでも、目的地をいつでも確認できます。このへんは最新ゲームだけあって何かと便利!

 特に印象が強かったのは、この手のゲームの王道ともいえる「ボスを倒して新しいエリアに進む→新たな街でクエストをこなす→新たな装備のレシピを入手→素材を集めて装備を強化→このエリアのボスに挑む」という単純明快な流れがテンポよく進むことでした(同じパターンが続いて少々ダレる瞬間もありましたが……)。

 わりと濃いめのキャラによるコミカルなイベントシーンも魅力的でしたが、私が本作を“楽しい”と感じた主な理由はこのテンポのよさだと考えています。

『PaniPani』
▲レシピと素材をそろえれば装備が手に入る仕組み。新たなエリアに進むと、たいていは一段階強い装備のレシピがもらえるクエストが用意されています。
『PaniPani』
▲ダンジョンの最後では、お約束のボスバトルが発生。巨大な敵との戦いは、アクションRPGの醍醐味のひとつですよね。

 ちなみに、本作における“ガチャ”的な役割を果たすのは、敵がランダムで落とす“カプセル”です。お金や武器&防具のレシピのほか、キャラ自体やキャラのスキルまでもカプセルから入手することになります。

 詳しくは記事の最後で補足していますが、敵を倒すとカプセルをモリモリ入手できるわりに、カプセルを開けて中身を入手するには多数の敵を倒して“エーテル”を貯める手間がかかるため、快適に中身を入手するために“超宝石”という課金アイテムを消費する仕組みになっています(賛否両論ありそう!)。

『PaniPani』
▲最初に使えるキャラは選択した主人公1人だけですが、カプセルからほかのキャラも入手できます。
『PaniPani』
▲カプセルから強力な装備のレシピが手に入る場合もありますが、ゲーム進行に応じた強さのものから選ばれるため、ゲームバランスが壊れる心配はなさそうです。

 このように“過去のゲームの良さ”をうまく再現しつつも、仲間との連絡シーンではSNSアプリ的な表現を使っていたり、アプリゲームの最大の魅力である協力プレイなどもうまく取り入れたりしているので、総合的には幅広い楽しみ方ができるような気がしております。

 今回は基本的にソロプレイのみでの評価となりましたが、マルチプレイならではの魅力が予想以上に高いようなら、評価点を上方修正する必要がありそうです(私自身はソロプレイを好む傾向があるので、大きく変わらないかもしれませんが)。

『PaniPani』
▲パニフォンの“トーク”を使った会話画面。スタンプ的なイラストもいい味を出しています。

 さて、総評としてはこんなところでしょうか。「遠慮なく評価してやるぜ!」と息巻いていたわりには普通に好評気味な結果ですが、正直にそう感じた次第。良かった点&悪かった点の詳細や、気になる課金要素については下記で解説しているので、気になる人は最後までおつきあいいただければと!(※わりと長いですけども)

【良かった点】アクションRPGとしての基本的な魅力が満載!

●キャラ育成が楽しい!

 各キャラは修得したスキルによって徐々に強化されていきますが、カプセルから入手する“スペシャルスキル”と、プレイヤーの行動によって修得する“スタンダードスキル”の2系統に分かれているのがポイント。

 前者の入手は基本的にランダムなので運しだいですが、後者は“ダメージを受けるとHPの最大値が上昇”したり“敵にダメージを与えると攻撃力やコンボ回数が上昇”したりと、努力で補える要素となっています。

 装備品を整えるために敵を倒して素材を集めるのはどうしても“作業感”があるのですが、それと同時にこの2系統のスキルで地道にキャラを強化していけるので、かなり作業感は軽減されていた気がしますね。

『PaniPani』
▲スタンダードスキルは、プレイヤーの努力しだいでレベルアップするコツコツ要素。
『PaniPani』
▲スペシャルスキルはカプセル運しだいですが、さまざまな能力を強化できます。

●武器(キャラ)の使い分けによる戦略が魅力

 敵によって弱点となる武器やガードされてしまう武器が設定されているので、効率よく戦うには武器の使い分けが必要になります。1キャラを極めるだけでは苦手なボスに勝てず“詰む”恐れがあるので、パーティを組む3キャラはすべて別の武器にするなどして、異なる武器を3種類は確保するのがよさそうな感じです。

 最初は「複数のキャラを育てるのはめんどくさいな~」と思ってたのですが、本作は装備(武器&防具)によるパラメータアップ率が高いので、装備さえ整えれば本体はあまり育ってなくてもなんとかなります(少なくとも序盤は)。また、防具は男女で分かれている以外は使い回し可能なので、意外と複数のキャラの育成はハードルが低めでしたね。

『PaniPani』
▲リーダーのスピカに最高の防具を装備させ、2nd~3rdキャラは“お古”で補強しておくスタイル。

●かなり濃厚なキャラクターたち

 この件については好みが分かれそうですが、登場するキャラが濃い目なのは個人的にアリでしたね。主人公の2人(ソル、スピカ)はわりと普通なんですが、ほかの10人はなかなかのクセモノぞろい。全員が高校生のはずなのに、魔女とか神様とか生粋のハンターとか、トンデモ案件が入り混じっております。

 そのなかでも、暑苦しい豪快系の性格になぜか黒髪ロングという組み合わせの“正道寺”は特に激しいですね。ペアで行動することの多いAI学習型アンドロイドの“オメガ”がいたって普通に見えるレベルの傑物でした。ただし、今にも殴りかかってきそうなイラストに反して、使う武器は大剣です(意外と普通)。

『PaniPani』
▲目からは炎があふれ、背中にはミサイルランチャーのようなものを背負っているというデンジャラスなビジュアルの正道寺。
『PaniPani』
▲正道寺とオメガのコンビネーションはかなりの破壊力(会話内容的に)。仲は良さそうです(たぶん)。

●シリアスなメインストーリーとコミカルなサブストーリー

 そういやストーリーを一切説明していませんでしたが、ざっくりいえば“13人の高校生(一部怪しい)が突然こちらの世界に飛ばされ、戸惑いながらも帰り方を探して冒険する”というもの。13人中12人がプレイアブルキャラで、唯一“ベガ先輩”のみ敵にさらわれて大変な目に会ってしまうという流れです。

 その後、それに気づいた主人公たちがベガ先輩を助けるために強大な敵と戦うことになりますが、そのあたりは実際のプレイでお楽しみください!

『PaniPani』
▲赤系の軍服を着た邪悪な雰囲気になってしまったベガ先輩。やはりサイコパワー的なものを使ったりするんでしょうか(格闘ゲーマー的な感想)。
『PaniPani』
▲敵勢力にはお約束の“四天王”的なやつらがいますが、一枚岩ではない気配。

 というわけで謎の世界に飛ばされて四苦八苦しているはずの主人公たちですが、普段の会話を見ているぶんには悲壮感は特になし! ただし、要所で展開されるメインストーリーはシリアスムード満点なので、このあたりのメリハリは魅力なんじゃないでしょうか。

『PaniPani』
▲ストーリーの大半は軽いノリで進んでいきます。サブキャラたちも個性派ぞろいな印象ですね(女の子のツノとか後ろの変な顔のオッサンとか)。

【悪かった点】“おつかい”感が高いクエストシステム

●終始“おつかい”に徹するゲーム性

 この手のゲームでは避けて通れないのですが、どうしても常に“おつかい”を繰り返している気分になってしまいます(総評でテンポいいとか言っておきながらも)。

 その結果ストーリーが進んだり、強力な装備が手に入ったり、同時進行でキャラが育成できたりといいことづくめなんですが、続きすぎると徐々にダレちゃいますね。短期間で根を詰めてプレイした弊害な気もしますが……。

『PaniPani』
▲クエスト進行の基本は素材の納品。“特定の敵を一定数倒す”や“特定の人物と会話する”などのパターンもありますが、どうしても単調になりがちですね。

●属性&色違いのコンパチな敵セット

 こちらも上記と同様で、効率よくゲームのボリュームアップを図るための“やむなし”な仕様かと思いますが、実際のプレイでちょっと気になったので一応触れておきます。あるとき、苦労してボスを倒して新たなエリアに進んでも“属性が変わって色が変わってレベルが高くなった同じ敵”ばかりが目立ったことがあり、やや単調な印象を受けてしまいました。

 まあ、慣れてしまえば気にならないレベルですし、ザコ敵のバリエーションも徐々に増えていくので、そこまで気にしなくてもよいかもです。

『PaniPani』
▲本作の定番ザコ敵“ヤンチキ”の木属性バージョン。体色が緑ベースになっています。

●装備の見た目だけを変えられない

 装備した武器&防具によってキャラのビジュアルが変わるのですが、少なくとも今のところは強さと見た目を別にできない仕組み。せっかくのかわいい女の子キャラが、パラメータアップのために“ゴスロリ風の鎧に毛糸の帽子”みたいな奇抜なファッションを強いられたりするわけです。

 最近のゲームでは別々に設定できるケースが増えているので(某有名ハンティングアクションとか)、なんとか変更可能にしてもらえるとうれしいですね。

『PaniPani』
▲3rdキャラのたまもは悪くない感じですが、ほかの2人は頭防具と体防具のデザインがややちぐはぐ。

●序盤の運が悪いと“奥義”がなかなか使えない

 これは序盤だけの問題なのですが、最初はどのキャラも奥義を覚えておらず、カプセルから運よく入手するまで使えない状態です。そのため「SPはあるけど使い道がない」というもどかしい状態のまま、通常攻撃のみで戦う地味バトルを続けるハメになります。

 とはいえ、パーティに編成している3人のスキルのみがドロップする仕様と思われるので、よほど運が悪くなければサクっと手に入るはずですが。個人的にしばらく悩まされたので、一応“悪かった点”に付け足しておきました。

『PaniPani』
▲SPを消費して使う“奥義”は非常に強力なだけに、運悪く手に入らないと困りますね。

●“回避攻撃”を覚えてしまうと“回避→最速で通常コンボ攻撃”ができなくなる

 ものすごい細かいダメ出しになっていますが、回避で敵の背後に回り込んだあとに攻撃しようとすると、必ず回避攻撃が出てしまってコンボを狙えないのが非常にストレスでした(回避攻撃自体はいい感じの性能なんですが)。

 回避攻撃は通常攻撃と違ってモーションをキャンセルできないので、攻撃のテンポが悪くなってしまいます。しかもスピカの回避攻撃はダッシュ突きとなっており、せっかく安全な位置に転がったあとにわざわざダッシュで戻って敵の攻撃をくらうということも。頻繁に使う行動パターンだけに、ぜひ改善してほしいポイントでした。

【最後に】最初の島をクリアしての感想

 というわけで、今回のレビューで紹介できる“最初の島”をなんとかクリアして、次なる展開を見ることができました。いわゆる“規制範囲”というやつなので具体的なことは言えませんが、“まだまだたっぷり楽しめそうだ!”という感想だけ最後に付け加えておきます。

『PaniPani』
▲12人の戦士たちの今後の活躍にご期待ください!(ドン!!)

 前述の「悪かった点」などが気になって若干ダレた瞬間もありましたが(正直な感想)、最初の島をクリアした直後は「早く先が見たい!」「途中の街に放置してあるサブクエストとかやりたい」「そろそろ装備をしっかり整えたい!」など、次なるプレイ意欲が高まるポジティブな気持ちになっていました(こちらも正直な感想です! いやマジで)。

 特に装備まわりについては、最後のダンジョンのボスの攻撃をくらうと基本的に即死(ザコ敵の攻撃すら、最も防御力が高いキャラ以外は即死)という悲惨な事態に陥っていたので、作成モチベーションが高まりまくってましたね。各キャラのスタンダードスキルの成長を待たず、1~2人ぶんの装備(しかも最終エリアの1つ手前の街の型落ち版)だけ整えて駆け足で進めた結果といえるでしょう。

 最終的に、遠距離攻撃できるロッドや無敵時間のある奥義連発や2回まで可能な復活(超宝石使用)を駆使して強引にクリアできましたが、本来ならもっと落ち着いてプレイしたいな~と(率直な感想)。

『PaniPani』
▲最初の島ながら、終盤のボスの攻撃をくらうと余裕の即死……。できれば“超宝石”を使ったパワープレイに頼らず、しっかり攻略して勝ちたいところですね。

 だいぶ長くなりましたが、以上です! あとはリリースを楽しみに待ちつつ、筆を置きたいと思います(下記にまだ補足記事がありますけども)。“古き良き”アクションRPGが好きな古参ゲーマーは、イマドキな見た目を気にせずプレイしてみるとよいでしょう! あと、若いゲーマー勢もぜひ!(とってつけたかのように)

【補足】気になる“石”(課金アイテム)の使い道

 本作の課金アイテムは“超宝石”という名称で、これがいわゆる“石”にあたりますが、あまりないタイプの使い方なので説明しておきます。

 詳しい流れは下記の写真を見てもらうとして、まとめると“本来は1つずつ開けていくカプセルを、複数同時に開けられるようにする”というものです。

『PaniPani』
▲“超宝石”を使う前の普通の状態。No.1のカプセルにはエーテル(カプセルの下にある黄色のバー)が貯まりつつあり、No.2以降は待機状態です。
『PaniPani』
▲No.5までを指定して超宝石を使うところ。カプセルは捨てられず、また必ず順番どおりに開いていくので、欲しいカプセルのみを狙って開けることはできません。
『PaniPani』
▲超宝石を使うと、指定したカプセルすべてが同時にエーテルを貯められる状態になります。
『PaniPani』
▲No.5までのカプセルにエーテルが同時に貯まったところ。エーテルを貯めるために敵を倒しているうちに、No.6以降のカプセルを入手しています。

 というわけで、本来は“敵からカプセルを入手(ランダム)→敵を倒してエーテルを貯める→エーテルが貯まるとカプセルがOPEN可能になる→次のカプセルのエーテルが貯められるようになる”という仕組みなので、コツコツ1つずつ開けていくのは非常に時間がかかるわけです(不要なカプセルを捨てることができないため)。

 しかも、時間がたつとカプセルは消えていってしまうので(レア度の高いカプセルほど消滅までの時間が短い)、5個や10個のカプセルならコツコツ1つずつ開けていけますが、例えば50個先にある“超激レア確定カプセル(Sマーク)”を開けたいときは、消滅するまでの3時間以内にすべて開けるぐらいの敵を倒す必要があるわけです。

 そのうえ、エーテルを貯めるために敵を倒していると、エーテルが貯まるよりもカプセルを入手する数のほうが多いため、カプセルがどんどん増えていってしまいます。

『PaniPani』
▲超激レア確定の“Sカプセル”が多いほど、超宝石の使いどころといえますね。ちなみにキャラの顔が描かれたカプセルからは、そのキャラが確定で手に入ります(入手済みのキャラならグレードアップ!)。

 その結果どうなるかというと、大量に貯まったカプセルが時間で消えていくのをあきらめて眺めるか、“超宝石”を使って一気にゲットするかを選択する形になります。慣れるまではかなりもどかしい気持ちになりますが、あまり課金するつもりがないならあきらめも肝心。長くても5時間ですべてのカプセルが消滅するので、ある程度いらないカプセル(レア度の低いもの)が貯まったら、数が減るまで時間を置くのも手かもしれません。

 とはいえ、大量に貯まったカプセルを一気に開けるのは非常に気持ちがいいですね。懐具合と相談しつつ、たまには放出するのもアリかと!

『PaniPani』
『PaniPani』
『PaniPani』
▲大量のカプセルを一気にOPENしたところ。気持ちいいだけでなく、もちろんキャラ育成も捗ります!

※内容はリリース版とは異なる可能性があります。

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 詳細は、『PaniPani』公式サイトをご確認ください。

(C) 2017 COLOPL, Inc.

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