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2017年9月21日(木)

PS4『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』デモンリーパーなどファセット新ビジュアルを紹介

文:電撃オンライン

 日本一ソフトウェアは、9月28日に発売予定のPS4版『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』について、新たな情報を公開しました。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

 『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』は、人形兵と呼ばれるキャラクターを率いて、妖しげな街“ルフラン”の地下に広がる迷宮の踏破を目指すダンジョンRPGです。PS4版は、同社が2016年6月に発売したPS Vita版の同名タイトルをハードに合わせて最適化した内容になり、PS Proでより高画質、滑らかな描画となる“PS4 Pro ENHANCED”にも対応しています。また、人形兵のファセットに、新たなビジュアルとボイスが追加されます。

 本日の記事では、人形兵の新ビジュアルや、ルフラン市で出会う人々、本タイトル独自のゲームシステムなどを紹介します。

ゴシックコッペリア&デモンリーパーの新ビジュアル

 プレイヤーが率いる人形兵の個性を決定づける要素がファセットで、これは通常のRPGで言うところの職業にあたります。ファセットは全部で8種類あり、本日の記事では、中盤以降に作成できる“ゴシックコッペリア”と“デモンリーパー”の新ビジュアルを掲載します。

ゴシックコッペリア

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

 ゴシックコッペリアは、魂の定着が悪く、人間よりも魔法生物に近くなってしまった失敗型人形兵です。性別は存在しません。恐れを知らない性格で、他の人形兵とは一線を画す怪力を誇ります。“鈍槌(どんつい)”と呼ばれる武器を操り、“一撃”にすべてをかける攻撃方法を得意としています。

デモンリーパー

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

 デモンリーパーは、扱いの難しい“星嵐鎌(せいらんがま)”を自在に操る能力を持たせようとした結果、幼い女性の素体にしか魂が宿らなかった特異なファセットです。全ファセット中、屈指の素早さを誇りますが、防御力が非常に低く、実戦で活躍させるには高度な運用が必要になる実験型の人形兵になっています。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲ゴシックコッペリアとデモンリーパーは、能力や成長傾向に癖があるものの、使いこなすことができれば大きな戦力となり得るファセットです。

ルフラン市の個性的なキャラクターたち

 迷宮探索の拠点となるルフラン市には、さまざまな個性を持った人々が住んでいます。プレイヤーの分身となる魔書“妖路歴程(ようろれきてい)”を携える魔女ドロニアや、ドロニアと一緒に行動する弟子のルカが、住人らとどのような物語を紡いでくれるのか――それも本作の見所となります。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲左が魔女ドロニアで、右がルカです。ルカの抱える書物がプレイヤーの分身である妖路歴程、通称レキテイです。

街の細工師 “ニムト” 声優:武内駿輔

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

「……ん。」

 巨大な体躯に似合わず手先が器用なニムトは、細工師の親方として働いています。非常に無口な性格のため、話をする時は弟子のフリッツが代弁することも多いです。その見かけによらず、子ども好きでもあります。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

細工師見習いの少年“フリッツ”  声優:小市眞琴

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

「へん! オレにはフリッツって名前があるんだ。ガキガキ言うな!」

 フリッツは細工師ニムトの下で働く少年で、年齢はルカより少し上になります。生意気なところもありますが、一人前の細工師になるために、見習いとして親方の下で日夜がんばっています。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

貴族の令嬢“ユリエッテ” 声優:佐々木未来

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

「お父様ったら酷いの! わたくしに、“結婚などしなくていい”なんておっしゃるんですもの。」

 ルフラン市では、ペトローネ商会の次に大きいフランドール商会の令嬢がユリエッテです。青と白の日傘がトレードマークの有名人で箱入り娘な彼女は、街の人からは敬愛の念を込めて「お嬢様」と呼ばれています。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

パン屋の街娘“メイリィ” 声優:橘田いずみ

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

「あら、ルカちゃん、こんにちは!  今日はどこかにお出かけかい?」

 メイリィは、パン屋で働いている町娘で、毎日、早朝からパンを焼いています。無類のパン好きで気立てがよく、はつらつとした物言いをする性格です。ただ、その外見からか、実年齢より年上に見られがちなのが悩みであるようで……。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』

ゲームをユニークにする独自のシステムと用語を紹介

 『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』のシステムには、独自の概念や用語が数多く登場します。カヴン、共振、ドナム、キャリーオーバー……いずれも普通のRPGをプレイしている時は聞きなれず、言葉からはイメージが掴みにくいかもしれません。

 しかし、独特な用語だからこそ本作のユニークな世界観を感じる要因の1つにもなっており、内容を理解して使いこなせば、ゲームがより楽しくプレイできるシステムばかりです。以下に、本作独自のシステムや用語の一部を紹介します。

カヴン――人形兵による兵団

 “カヴン”とは、1人~8人の人形兵で構成されたグループのことを指します。なお、戦闘時にプレイヤーが指揮するカヴンは最大で5つになります。多数の人形兵を育てて、迷宮探索に連れて行けるのがカヴンシステムの大きな魅力です。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲画面下に表示されている5つの枠がカヴンです。バトル中の指示はカヴンごとに出すので、バトルのテンポはよくなっています。

共振――連携し、攻撃する

 人形兵が通常攻撃を行い、続けて別の人形兵が通常攻撃を実行すると、その直前に行動した味方と“共振”することがあります。共振が起きると味方の攻撃が強化され、敵へのダメージが大きく上昇します。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲共振の発生率は、人形兵同士の友好度が影響しています。

ドナム――カヴン単位で放つ特殊技

 “ドナム”とは、カヴンに備わっている特殊技を指します。複数の敵に大ダメージを与えるものから、状態異常、能力強化、治癒効果といった多彩な効果を持つドナムが存在します。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲使用可能なドナムは、カヴンによって異なります。使いたいドナムを起点にして旅団を編成するのも1つの方法です。

共鳴――ドナムの暴発

 カヴンの特殊技であるドナムには、“共鳴”という現象が存在します。共鳴は、味方あるいは敵のドナムの発動後に続けてドナムを使うと、まれに起きる“暴発現象”のことです。共鳴が起きると、ドナムの威力は大きく上昇します。

 共鳴は敵味方に関係なく発生し、2度、3度と共鳴が連続していくと非常に強力なドナムを放てるようになります。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲共鳴時には大きなダメージや効果を期待できる反面、敵からのダメージも大幅に上昇するので、その点は注意が必要です。

キャリーオーバー――経験値ボーナス

 “キャリーオーバー”は、戦闘で得られた経験値を次回に持ち越し、次に得られる経験値にボーナスをつけることができるシステムです。

 より効率のよい育成が可能ですが、キャリーオーバー中は旅団の編成ができず、戦闘後の自動回復も発生しません。また、逃走したり、全滅したりすると、持ち越していた経験値はなくなってしまいます。使用する際は、慎重に行いましょう。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲リスクはありますが、キャリーオーバーを使えば、人形兵のレベルを一気に上げることもできます。

弟子のメモ――住人のお願いをきく

 拠点では、ルカがドロニアに内緒で引き受けてきた住人の悩みや依頼を見ることができます。その依頼がリスト化されているのが、“弟子のメモ”です。記載された依頼を解決することができれば、報酬としてアイテムや装備品を入手できます。

 大抵の場合、依頼の達成に必要な品々は迷宮の中にあります。迷宮探索のついでに、街の人々の悩みを解決してあげましょう。

『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』
▲ほほえましい“お願い”がほとんどですが、中には思わず深読みしたくなるような依頼もあるようです。

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