2017年9月20日(水)

『FFXIV』電撃作家陣&謎の白ララによる『紅蓮』座談会。無糖党氏による描き下ろしイラストも

文:電撃PlayStation

 9月2日に行われた、『FFXIV』の4周年記念14時間生放送。ちょうどGLAYのTERUさんが登場した番組“直樹の部屋Part3”が終わった頃、スクウェア・エニックス本社の一室に5人の光の戦士が集いました。

【5人の光の戦士】

●作家:藤原 祐氏

『ファイナルファンタジーXIV』

 電撃文庫『ファイナルファンタジーXIV きみの傷とぼくらの絆 〜ON(THE NOVEL)LINE~』著者。2003年に『ルナティック・ムーン』(電撃文庫)にてデビュー。高い文章構成能力と、独特の世界の構築に長けた実力派の作家。

●イラストレーター:いとうのいぢ氏

『ファイナルファンタジーXIV』

 柔らかいタッチが人気のイラストレーター。電撃文庫『ファイナルファンタジーXIV きみの傷とぼくらの絆 〜ON(THE NOVEL)LINE~』でイラストを担当。ヴァレンティオンデー2017では、シーズナルイベントのイラストを手掛けた。※現在一時的にララフェルに転身中とのこと。

●漫画家:無糖 党氏

『ファイナルファンタジーXIV』

 電撃PlayStationにて毎号『FFXIV』のエッセイマンガを連載中。『テイルズ オブ リンク』アプリ内コミック原案なども手がける。

●漫画家・ふぁっ熊氏

『ファイナルファンタジーXIV』

 電撃PlayStationの月イチ付録『デンプレコミック』にて『ララフェル先生の 教えてやるよ!』を連載中の超新星漫画家。ヒト科。ララフェルを増やすため今日も活動する。

●謎の白ララ氏

 Unknown……

 かくして、せっかく集まったんだからという唐突な流れで、『FFXIV』かつ“電撃”にかかわる作家陣による座談会企画がスタート! 『紅蓮のリベレーター』をがっつりプレイしたうえでの想いを、各人の視点で気ままに語ってもらいました。

『紅蓮のリベレーター』座談会

――お時間いただきましてありがとうございます。なぜここに呼ばれたか、おわかりですか?

ふぁっ熊:なにも悪いことしてないのに……。

――じつは僕らも知らなかったのですが、電撃にかかわる作家のみなさまが今日こんなに招待されているということをスクエニさんから聞きまして。ならせっかくだし座談会をやってみては? という形でこういう会を開いてみました。

 まじめな話というよりはオフ会的に、『紅蓮編』をプレイしての感想などを赤裸々に語ってもらえればと。白ララさんは“電撃”絡みというわけではありませんが、ぜひ気兼ねなく話していただければ!

謎の白ララ:白ララはハンドスピナーをずっと回してます。

――まずは、14時間生放送を現場で見られた感想をぜひ! そもそもみなさん現場で見るのは初めてでしたっけ。

ふぁっ熊:あ、僕は去年も来てますね。

無糖:メインとサブどっちも音が聞こえてくるので、どっち見ようか悩みますよね。

藤原:会場にいると腰を落ち着けて番組を見られる感じではないんですが、その代わりに会場そのものを見るというか。熱気がすごいなっていうのは思いますね。いつも動画とかでお世話になっている“はるうらら”さんたちに挨拶できたので、それだけでも来てよかったです。

いとう:そうですね、毎日のように遊んでいるゲームの開発者の方々が普通に歩いているような現場に自分がいるっていうのが、とても不思議な感じだなあと。臨場感を楽しめたので、本当に来てよかったです。

――招待された人しか来ていないとはいえ、ここまでプレイヤーと開発側の距離が近いタイトルというのもあまりないですよね。喫煙所で話したり(笑)。リアルF.A.T.E.も含めて、こういったイベントをやるゲームもそうそうないですし。ふぁっ熊さんは、去年と比べてみて今年はいかがですか?

ふぁっ熊:そうですね、去年と比べると……ほとんど一緒ではあるんですが(笑)。開発室を案内してもらったときも「あ、吉田さん(プロデューサー兼ディレクター・吉田直樹氏)去年と同じこと言ってる!」みたいな。でもやっぱり楽しいですね。

 会場ではメインサブの音が両方聴こえてくるのでそのあたり混乱したりもしますが、モニタもたくさんあって、スタッフさんもたくさんいて、「ああ、こんなに人が動いているんだなあ」と。

――あとはやっぱり、GLAYのTERUさんレベルの人が来るとまた現場の雰囲気が変わるなあというのもちょっとびっくりしましたね。

ふぁっ熊:現場の人、一気に増えましたよね。そしてサブ放送周辺から人がいなくなる(笑)。騒いで「しーっ」って言われてたり。

無糖:TERUさんが登場したときに、ひろしさん(デザインセクションマネージャー・髙井浩氏)がスッとメイン放送を見に立ち上がってましたね。「あ、やっぱりひと目見に行くんだ」って(笑)。

――TERUさんのお話もおもしろかったですからね。というか個人的には、ごく最近始められた印象なのにもうドマ城をクリアしてるんだっていうのが驚きでした。(注:記事掲載時点では『紅蓮編』クリア済み)

藤原:ですね。……しかしひろしさんと祖堅さん(サウンドディレクター・祖堅正慶氏)がカブトムシ(食用)を食べたことももうちょっとフォーカスしてあげてほしい(笑)。

――TERUさんの登場とかぶりそうだったから、吉田さんがサブ放送に登場して「早く食え!」って急かしてましたね(笑)。……さて、今日の主題ですが、みなさん『紅蓮のリベレーター』を遊んでいかがでした? 

藤原:僕は職業柄どうしてもシナリオを見ちゃうんですが……。『蒼天編』がとてもおもしろかったので、「言うてもそれ以上にはならんだろー」と思っていました。

 でも、あっさり上回られたというか、はるかにおもしろくて。『蒼天編』のときは自分のなかの好みの面もあって、「ここはどうせならこうすればいいのに」という部分もあったんですが、今回はそれがいっさいなかったんです。

 納得できる要素が納得できるところに配置され、納得できる流れで納得できる積み重ねがあり……。とにかくシナリオは全般的にスゴかったなと。

――今日のオープニングの挨拶で織田さん(世界設定/メインシナリオライター・織田万里氏)も言ってましたが、シナリオ合宿をやったりと、シナリオ面も相当に練られているんだなという印象ですね。

藤原:「今までのすべての設定が牙を剥いてきた」みたいにtwitterでつぶやいている方もいました。全部の集大成みたいに、『新生』『蒼天』で散りばめられてきた設定をフル活用して物語に絡めているのがスゴいなと思いましたね。

――とくにどのあたりが印象的でした?

藤原:僕が一番グッときたのは、ヒエンがドマ城を取り返したあとのセリフですね。

――FFファンは『VI』の“カイエンのテーマ”が流れたところにビビッと来る人も多いみたいですね。

藤原:僕は歴代のFFのなかで『VI』が一番好きなので、あの演出は号泣しましたね。

無糖:サブクエストもよかったですよね。暗黒騎士のジョブクエストとかとくに。メインクエストばりの物語で。あとは戦士もすごくいいって聞きましたね。ゴージが天使だとか……。

『ファイナルファンタジーXIV』

ふぁっ熊:学者はそうでもなかったですけどね。「またトンべリか!」と(笑)。ラストの、1人でダンジョンに入るクエストはよかったけど。

無糖:ナイトのはハッピーな感じでしたね。

藤原:竜騎士は蒼天秘話な感じでよかったですね。忍者もオールスター総出演で楽しかった。

 そういえば、メインクエストがアラミゴ関連なのにウィダルゲルトはなにしてるんだろう、と思っていたんですが、モンクのクエストをやってみるとそれなりに出てこない理由は語られていました。ジョブクエストまだ全部はやれてないですが、やはり全般的にシナリオがおもしろいです。

いとう:自分はアウラ大好きでずっと使ってるんですが、アウラがお話のメインにかかわって、アウラの里とかも出てきて、すごくテンション上がりました。いいキャラがたくさんいて……。

無糖:アジムステップにハウジングほしいですよねー。あの音楽をずっと聴いていたい。

藤原:あ、僕のハウジングはオーケストリオンでずっとアジムステップの音楽流してたりします。ちなみに僕もアウラ・ゼラなんですが、自分がアウラ・ゼラだとメインクエストのセリフがちょいちょい違うんですよ。バルダム覇道に挑む直前とか。

――このメンバー、気づいたらアウラとララフェルしかいないような気がしますね(笑)。

藤原:アウラ。

いとう:アウラ。

ふぁっ熊:ララフェル。

白ララ:ララ。

無糖:ララフェル。でもじつは、けっこうひんぱんに種族変えてるんです。幻想薬割りまくるのが好きなので。一時期ルガ♀にしたんですが……フレンドに「そのキャラメイクどうなの」って言われて一瞬でほか種族に変えました。イケメンを作ったつもりだったんですが!

藤原:ホントは小説のヒロインもアウラにしたかったんですけど……。でも猫耳のが一般受けするんだろうなーって。

――たしかに一般受けしやすいのはミコッテのほうかもしれませんね。

ふぁっ熊:ララフェルなんだよなあ……なんかさっきからズレてませんか? 会話かみ合わねえなー(笑)。

――(笑)。さすがララフェル至上主義……!

無糖:でも最近ウチのフレンドもアウラかララフェルですね。とくに最近アウラはやっぱりめちゃくちゃ増えた気がします。

――『紅蓮のリベレーター』以降、シナリオの影響もあるのかアウラは本当に増えましたよね。アジムステップ以降というか。

無糖:アウラの♀はかわいいですからね。♂はカッコイイし♀はかわいいし。

藤原:ふぁっ熊さんたちも、もうちょっと身長伸ばしたほうがいいと思いますよ(笑)。

――またかみ合わない! このネタ、戦争になりそうですね?

ふぁっ熊:あの感じのままデカくなるなら……!

いとう:あのままデカくなるとどんな感じになるんですかね。

無糖:ウチの子も最大サイズのララフェルなんですが、遠近の比率がなんかおかしくなりますよ。隣に立ってるはずなのにアレー? みたいな。

――大きくすると、子どもっぽいかわいい感じじゃなくて、2頭身の謎の生き物的な感覚が出てきますよね。

いとう:そういえば、ここにいるみなさんはけっこうやり込まれていらっしゃるんですか?

――いろいろな指針がありますが、零式(次元の狭間オメガ零式:デルタ編)の踏破度でいうなら、電撃PSの編集(Mag)と『ララフェル先生』の担当編集(アウラ女史)は4層踏破しているようです。

無糖:私は4層の前半ですね

藤原:4層です。未クリアですが。

いとう:私3層ですね。練習中。

ふぁっ熊:僕らは、気持ちは2層クリアしてます!

白ララ:気持ちは!

ふぁっ熊:練習してる人の生放送を見てケチつけてます! 「ここでああしないから悪いんだよな!」みたいな! 「ヒーラーに迷惑かけんなよ!」みたいな!

藤原:うちの固定の学者が、『紅蓮編』からなにごともなかったように占星術師になってますよ。「あれ? 妖精は?」って、なんか聞きにくいんですよね……。

ふぁっ熊:やめたげてください。学ちゃんは今傷心中なんで!

――たしかに学者は、『紅蓮のリベレーター』後にちょっと触りましたがMPの燃費で苦労する印象はありますね。

藤原:今回で大きく変わったジョブも多いですよね。暗黒騎士もブラッドプライスのMP回復量が期待できなくなって苦労するし。クワイタスにMP回復効果が追加はされましたけど。

――タンクで言うならナイトは大幅に強くなってびっくりしましたね。

無糖:最高ですね! でも4層をやり始めて、それまでからするとまさかあんなにシャークを使うようになるとは思わなかったです。

――竜騎士はレベル70になるといきなり忙しくなると聞きました。藤原さんたしか竜騎士でしたよね?

藤原:ですね。しかしその……拙者いまは侍でござるがゆえ……。

――あっ……。

いとう:侍に転身する竜さんはホントに多いですよね。

藤原:侍は完成度がすごく高いんですよ。使っていてストレスに感じる部分がまるでなくて。どこにいてもやれることがあるし、DPSが下がるのも自分のせいなので……とても気が楽です。

――ジョブまわりはイロイロ変わって、やりごたえが出てますよね。ただ今回の零式を見ていると、ヒーラーがややほかと比べて大変そうなのかなという印象があります。

いとう:ヒーラー少ない!

ふぁっ熊:白ちゃんだとレイドの席も安定してるみたいですね。

――ジョブまわりの調整も入るでしょうけれど、そのほかパッチ4.1の要素では、みなさんどのあたりが楽しみですか?

藤原:僕が一番気になるのはサーバー間のフレンド登録ですね。僕はわりとマイナーなサーバーにいるので、データセンターが同じ同業者さんたちとフレンドになったり、今後Tellやチャットができるようになるのであればありがたいなあと。

いとう:具体的にはすぐに出てこないんですが、今日いろいろ聞いていて感じたのは、『FFXIV』が今後もまだまだ続いていくコンテンツなんだなあというワクワク感ですね。犬とりにいかないとなあ……やることたくさんありますね。24人のレイドもまた始まりますし。

――「リターン・トゥ・イヴァリース」もとても楽しみですし、今度ルーレットに24人レイドのものが追加されるというのもありますね。制限解除で少人数で入れたりもするし、ちょっと変わった感覚で遊べそう。

無糖:ライトパーティでも、クリタワだったらいけるんですかね?

――複数パーティに分かれないとならないところもあるので、最低3人なんでしょうかね。もしかしたら3人未満でもクリアできるよう調整が入るのかもしれませんが。

ふぁっ熊:僕は普通に、メインストーリーの続きが気になりますね。『紅蓮のリベレーター』の物語はかなり好きだったので、その続きがどうなるのか、楽しみです。主人公(光の戦士)が何度も負ける姿って初めて見たかなって気がしたので、ゼノス好きなんですよね。

藤原:ゼノスいいですよね。

ふぁっ熊:お前絶対レベル70なったらぶっ倒すからな……! って。初めて負けたときに(笑)。

――いざ最後に戦うとなった段で、彼の発言に共感した人も多かったみたいですよ。

いとう:もちろん最後は友になりました(笑)。

ふぁっ熊:フレンド登録しようぜ! 的な。

藤原:わりと「いつでも光の戦士を倒せるけど、気分でそうしない」っていうところにご都合的なものを感じていたんです。けど、最後の最後で「こういう性格だったんなら仕方ないな」と思わせてくれたのはスゴいなと。ゼノスというキャラを、最終的に腑に落ちるところまで持っていっているので。

――今後の物語がどうなるかっていうのは予測がつかないですけれどね。

ふぁっ熊:イシュガルドのときは、「エスティニアンどうなっちゃうんだろう」っていう明確な引きがあったから「早くなんとかしなきゃ」っていう感覚になりましたけど、今回はとりあえず今平和ですからね。

――わりと伏線だと思わないようなところがじつは伏線だったりするそうですよ。

無糖:まさかナマズオが……!?(笑)

藤原:ナマズオはなんか深いですよね。あの愚かな感じが、人の業をすべて背負っているような……。

『ファイナルファンタジーXIV』

無糖:ナマズオの蛮神もきっといつか……。どんな内容かはさっぱり予測つかないですが。来てほしいですね。

――ナマズ王、とか(笑)。人狼族も蛮族扱いなのかというのも謎ですね。ちなみにみなさん、『紅蓮のリベレーター』を通して好きなキャラは誰ですか?

いとう:私はヨツユですかね。ヨツユとゴウセツ。

無糖:いとう先生のヨツユ見てみたい! 私はリセがすごい好きですね。あとゼノス将軍。ちょっと自慢なんですが……コレ、エオカフェのアクリルスタンドもらってきました。

 知人の女性にものすごく食べてくれる人がいて、協力してもらって、デザート頼みまくって。3人で行って、私は微々たるお手伝い程度だったんですが、結局合計で40品食べたのかな……。

――す、すごい。前にふぁっ熊さんたちと行ったときは当選したハニトー制覇できませんでしたね……。

いとう:ウチも以前女子8人くらいで行ったんですが、みんな酒飲みの女子で塩っぽいものばかり食べていたので……あのハニトータワーを崩せませんでした(笑)。

藤原:好きなキャラでいうと、ちょっと変わり種っぽいところではあるんですが、僕はスイの里のクレナイとヒスイが好きですね。アウラで、そっくりの親友ですよ。そして片方がもう片方のために……とか最高じゃないですか。

ふぁっ熊:僕は……うーん、難しい質問ですね……。

白ララ:ララフェルの貴族っぽい女の子で、本を書くために世界中を旅してる……。クガネ城のサブクエストで会った子とか。

――あ、あれいいキャラクターでしたね。リリジュさん。ロロリトの姪っ子の。旅行記を書くために旅しているって言っていたから、世界をまわってまたどこかで会うのかも。

ふぁっ熊:あれかわいかったね。

いとう:ロロリトが珍しく慌ててたのが印象的でした(笑)。

――ララフェルでいうと、今回タタルさんが唐突に着物きてましたね。あの着物姿はよかった。

無糖:いいですねー。そういえばあれ、なんの説明もなかったですよね(笑)。クエストから戻ってきたら着物を着ていて、でも誰もツッコまないという。

ふぁっ熊:見ていて楽しいんだよなータタルさんは。

白ララ:タタルさんのあの衣装が出てきたときにまずララフェルが思うのが、「これくれよ!」(笑)。

無糖:タタルさんがよく一緒にいた、ウルダハ商会の丸眼鏡の……ハンコックか。彼もいいキャラでしたねー。

藤原:あのうさんくささを絵に描いたような(笑)。登場した瞬間からもううさんくさかった。

『ファイナルファンタジーXIV』

――好きなキャラとして余輩さん(マグナイ)もサドゥも出ないのはちょっと意外ですね。

白ララ:サドゥたちはねー。考えたけど、定番すぎだなあと(笑)。記事に載るコメントなのに、「好きなキャラ誰ですか」って聞かれて余輩さんとかサドゥを答えるのは……! だからすごい探して答えたんですよさっき!

無糖:心の欲望のままにゼノス将軍って答えてました(笑)。

――コウジン族もいいキャラしてましたよね。話し方が間延びした感じで。

藤原:今回サンクレッドぜんぜんしゃべらないなー。中村さん(声優の中村悠一さん)出てないじゃないか! と思っていたら、コウジン族のソロバンが中村さんだった(笑)。

無糖:じつは私、キャラとしてではないんですがゼノス将軍たちよりさらに好きなものがあるんですよ……。ミニオンのタビスズメ! めっちゃくちゃかわいい……。

 毎回思うんですが、ミニオンチームの鳥のミニオンの造形が本当にすばらしい。エンキドゥとかも本物のニワトリみたいに動くし……。

藤原:ミニオンはずっとナマズオ連れてます。

ふぁっ熊:僕はウソウソですね。……好きなキャラ、決めらんないなー! 難しい! うーん、ゼノス、ゼノスで! 最終的にここに落ち着く。

――では最後に、今後の抱負というか、プレイでの目標をぜひお聞きできればと。

無糖:私は……クガネの潮風亭登山がまだ途中なので、ちゃんと登頂したいですね。

藤原:あれは、俺もまだいけてないですね。うーん、つい最近固定のメンバーが抜けて、宙ぶらりんなので……代わりのメンバーを捜すのが当座の目標ですね。

いとう:私はイクシオンのマウントをなんとか手に入れたいなあと。すぐ近くに現れたのに間に合わなかったっていうことが多すぎて。ちなみに初回遭遇時は回線不調の赤玉が多数の人に出ちゃって阿鼻叫喚でした(笑)。

ふぁっ熊:僕はイクシオンの初回は、「よっしゃいくぞー!」って現地行ったはいいけど風脈解放していなくて空を飛べず……。「あれ? 俺メインストーリークリアしたのに!!」となりました。慌てて風脈に向かっている間に終わる、と。

藤原:そもそもギラバニア湖畔に入れないっていうのもありました(笑)。

無糖:ちなみにウチは過密サーバーなんですが、早く鎖国をといてほしいですね……。最近「光のお父さん」効果や紅蓮の高評価を受けてまわりの友達がすごい気になってる。

 けどMMORPGは初めてだから友達と同じとこじゃないとムリ」って子が多くて。……でも鎖国で入れないっていう状態になっちゃっていて。

ふぁっ熊:僕らはそれで優遇サーバーへ移動しました。家も何もかも捨てて! ただ、みんなで移動した数日後に優遇サーバーじゃなくなっちゃって。悲しい! ……ので、シロガネのハウジングエリアに家を買いたいですね。

――また争奪戦あるんですかね(笑)。のこのこララフェル伝説が……。

ふぁっ熊:あるんじゃないですかね(笑)。ちなみに僕、初めての家争奪戦のときに、フレンドに「詩人になってスウィフトソング歌ってないと速さで負ける」って言われまして。完全に信じ込んで「詩人上げなきゃ!!」と(笑)。

――前代未聞ですよね。家買うために詩人のレベルを上げる(笑)。

ふぁっ熊:そのとき拡張区の争奪戦だったんですが、当日拡張区の場所がわからなくてうろうろしていて……そしたら結局なんもかんもなくなってましたね。裸で泣きながら走った思い出が。

藤原:シロガネは争奪戦すごそうですね。FCと個人が両方狙ってるだろうし、引っ越しも実装されるから……。

――4.0からギルを増やしやすくなってますし、みんなお金持ってるでしょうから、今回は競争が激しそうですね。では今日はこのあたりで……。ご参加ありがとうございました!

本誌で『FFXIV』マンガコラムを連載中の無糖党氏による14時間生放送体験イラストが到着!

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