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2017年9月25日(月)

DMM GAMESが“音ゲー”と“アドベンチャー”で新たな挑戦に乗り出す!【TGS2017】

文:スズタク

 9月21日から千葉・幕張メッセで開催されている“東京ゲームショウ2017”。この記事では、DMM GAMESブースで22日に行われたステージイベント、“DMM GAMESの新たなる挑戦とは?”の模様をレポートします。

“DMM GAMESの新たなる挑戦とは?”

 ステージに登壇したのは、DMM GAMESのビジネスデベロップメントエグゼクティブの藤井隆之さんとゲーム企画本部の神山敬介さん、そして株式会社シェードのプロデューサーの河野一二三さん。DMM GAMESの新作を手掛ける3人が、新たに挑戦したことやモノ作りに対する考えなどを語りました。

“DMM GAMESの新たなる挑戦とは?”

 最初のトークは、藤井さんが制作総指揮を務めるNintendo Switch用ソフト『がるメタる!』について。こちらは、監督・脚本を今井秋芳さん、キャラクター漫画を青木俊直さんが担当するリズムゲームです。

 『がるメタる!』は従来のリズムゲームのように楽譜に沿ってプレイするのではなく、“自由に演奏する”システムだと話す藤井さん。有名な楽器メーカーであるESP、ヤマハ、ローランド、アンペグ、ジルジャンなどのメーカーと連携をとり、こだわって音作りをしているというコメントも。

“DMM GAMESの新たなる挑戦とは?”

 続いて、話題は神山さんと河野さんがかかわる『デメリトクラシーあるいはアリアス・ルースの2つの顔』へ。こちらは、プロデューサー&企画原案を神山さん、ディレクター&シナリオを『クロックタワー』シリーズなどを手掛けた河野さん、メインキャラクターデザインを『Fate』シリーズに携わるワダアルコさんが担当するシナリオアドベンチャーです。

 神山さんは、DMM GAMES初のPS4オリジナルタイトルであることを強調したうえで、2人のメインキャラクターをお披露目。王子様然とした主人公のアリアス・ルースと、そのライバルキャラが映し出されました。

 ちなみに、タイトルにある“デメリトクラシー”とは、能力主義を意味する社会学用語の“メリトクラシー”に否定形ワードを付けた造語のようです。

 メインキャラクターの他、イメージボードや意味深なキーワードの数々も公開。2018年のリリースに向けて、鋭意制作中とのことです。

“DMM GAMESの新たなる挑戦とは?”
“DMM GAMESの新たなる挑戦とは?”
“DMM GAMESの新たなる挑戦とは?”

“音ゲー”と“アドベンチャー”で挑戦したもの

 2つの新作紹介を終えたところで、それぞれが手がけるゲームジャンルの話になりました。

 まず、藤井さんは自身が制作する“音ゲー”に関して、音楽をやっている人間からすれば、音符に合わせて演奏するのは当たり前のことであると前置きます。

 実際の音楽では演奏者がどのように弾くかという表現力が重要であり、そういった“正しい演奏から一歩進んだ領域”をゲームに落とし込みたいと語りました。

 『がるメタる!』で挑戦したのはまさにそのような部分であり、あえて楽譜をなくして、耳を頼りに遊ぶゲーム性を押し出したそうです。

 イメージとしては、“画面を見てなくてもできる音ゲー”とのこと。持ち運び可能なNintendo Switchの利点を生かし、みんなが集まるところでワイワイ遊んでほしいと話しました。

“DMM GAMESの新たなる挑戦とは?”

 次に、神山さんと河野さんが手掛ける“アドベンチャー”の話題へ。河野さんは、ゲーム制作において(3Dモデルやモーションを作るのに比べれば)テキストは無限であると話し、自身でもシナリオを書く神山さんもこの考えに同意。

 極端なことを言えば、シナリオライターが頑張ればテキストには無限の可能性が広がると、苦笑交じりに話す場面もありました。

 そんなテキストが持つ無限の力を全開にして作られる『デメリトクラシーあるいはアリアス・ルースの2つの顔』では、世界観がひとつの挑戦であると語られました。

 シナリオアドベンチャーの世界観といえば現代や近未来がメジャーなので、あえて中世ヨーロッパをチョイス。また、ゲームシステムにも新たな挑戦がされているようで、世界観と強く結びついた内容になっているそうです。

 ちなみに、PCゲームの印象が強いDMM GAMESですが、PS4新規タイトルを作るという企画は意外にもすんなり通ったとのこと! これにより、神山さんは現在仕事が楽しくてしかたないのだとか。

“DMM GAMESの新たなる挑戦とは?”

若い世代のお手本となれるように

 最後は、新作を作るうえでのキーワードを映し出しながらのエンディングトーク。『デメリトクラシーあるいはアリアス・ルースの2つの顔』は大河ドラマ規模のシナリオを目指しており、長めのプレイ時間を想定しているそうです。

 また、2つの新作はどちらも“終わりのあるゲーム”というのがキーワードになっていて、新規タイトルだからこそクリアした時に満足感を得られるようにしたいと語られました。

“DMM GAMESの新たなる挑戦とは?”
“DMM GAMESの新たなる挑戦とは?”

 昔と比べてゲーム制作の環境が変わった今、若い人に“ゲーム作りは楽しい”、“アイデアひとつでまだまだ勝負できる”とあらためて伝えたいと話す藤井さん。DMM GAMESの新たな挑戦がそのきっかけになれたらというメッセージとともに、ステージは幕を閉じました。

“DMM GAMESの新たなる挑戦とは?”

■東京ゲームショウ2017 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデー……2017年9月21日~22日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2017年9月23日~24日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料

(C)DMM GAMES

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