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2017年9月25日(月)

『PUBG』今後の展開などが発表。3種類の車両を現在準備中【TGS2017】

文:田中尚道

 全世界で1000万人がプレイする大人気バトルロイヤルゲーム『PUBG』。開発スタッフによる今後の展開や、グラビアアイドル倉持由香さんが登壇したイベントの様子をお届けします。

『PUBG』

 『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』(PUBG)は、孤島に集められた100人のプレイヤーが島に配置された武器などを入手してサバイバルゲームを行うバトルロイヤルゲームです。

 今年の3月からサービスが開始され、半年ほどで1000万ユーザーを数えるほどに成長しました。日本ではDMMがパブリッシャーとなって展開しています。

砂漠マップが年末に追加予定

 ステージには、開発元であるBluehole社のChang-Han KimエグゼクティブプロデューサーとBrendan Greeneクリエイティブディレクターが登壇。今後の展開などについて簡単な質疑が行われました。

『PUBG』
▲左からBrendan Greene氏とChang-Han Kim氏。

――なぜDMMと連携したのですか?

Kim:サービス方針が一致したことと、シナジーへの期待からでした。

――正式サービスはどのようなものになるのでしょう?

Greene:コンテンツが追加されます。プレイヤーだけでなく見ている人も楽しめるようなものです。また、新モードも追加されます。

――砂漠マップが追加されるそうですが、ほかの地形は?

Greene:砂漠は年末に追加されます。また、他のマップも現在制作していますが、こちらは開発に時間がかかっています。

――車両も追加されるようですが。

Greene:3種類の車両を現在準備中です。ひとつはマイクロバスです。他はまだお話しできる状況ではありません。

――長期的にはどのようなビジョンをお持ちですか?

Kim:プレイヤーだけでなく見ている人も楽しめるようなイベントを計画しています。

――日本のコミュニティにひとことお願いします。

Greene:『PUBG』を開発している時には日本のユーザーに会えるとは思っても見ませんでした。応援してくださってありがとうございます。また意見のフィードバックも拝見しています。どうぞ今後の『PUBG』に期待してください。

 また本イベントに先駆けて行われた日本ゲーム大賞2017で本作がフューチャー部門に輝いたことがアナウンスされ、トロフィーがKim氏に手渡されました。

 近日中に日本プレイヤーが参加できるゲーム内イベントが行われること、そのイベントが世界イベントへの参加の足掛かりになるとも発表になりました。

『PUBG』
▲トロフィーはイベントの場でKim氏に手渡されました。

 Blueholeのおふたりが降壇したあとは、グラビアアイドル倉持由香さんとプロゲーマーによるデモンストレーションが行われました。ルールは変則で、倉持さんを最後まで守り抜ければ勝ち、倉持さんのキャラクターが死んでしまったら負けというもの。

 倉持さんをガードするのはDeToNator所属のStylishNoob氏、SPYGEA氏、SHAKA氏の3人。さらにYamatoN氏がゲーム解説を行います。本作では他プレイヤーに攻撃される以外に戦場を囲うバリアがあり、これが時間ともともに縮小していきます。

 このバリア外に出てしまうと徐々にダメージを負っていくというルールなのですが、プレイしたフィールドのバリアの収縮が速く結局最後はバリアに巻き込まれて倉持さんのキャラが死亡。残念ながらミッションの達成は果たせませんでした。

 しかし、Blueholeのおふたりが話したように見ているだけでも楽しいというのはその通りで、手に汗握るバトルロイヤルを堪能できるステージとなりました。

『PUBG』
▲倉持さんがお持ちのフライパン。じつは本作では近接武器だったりするのです。
『PUBG』
▲車に乗っている間にバリアからのダメージで死亡と実に残念な幕切れでした。

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