2017年9月30日(土)

『デート・ア・ライブ 凜緒リンカーネイション HD』収録の『凜祢ユートピア』の物語とは?

文:電撃PlayStation

 10月12日にPS4用ソフト『デート・ア・ライブ 凜緒リンカーネイション HD』が発売されます。本作では、これまでに発売されたゲーム版『デート・ア・ライブ』がすべてHD画質で再収録され、魅力的なキャラクターたちが表情豊かに生まれ変わります。

『デート・ア・ライブ』

 本作はアニメ化もはたした人気ライトノベル『デート・ア・ライブ』シリーズが原作のアドベンチャーゲーム。世界を滅ぼす力を持つ精霊たちをデートしてデレさせるという、斬新な内容で人気を博しています。

 今回は、収録されるシナリオのひとつ『凜祢ユートピア』の内容を紹介します。

『或守インストール』のストーリー紹介はこちら

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突如不安定になった精霊たち。士道たちの戦争(デート)が再び始まる!!

 物語冒頭、急に暴走した十香の力に巻き込まれた士道は、3日間もの間眠り続け、今まで封印した精霊の力をすべて失ってしまいます。

『デート・ア・ライブ』
▲夢の中で出会う謎の少女。彼女の正体と目的がシナリオの重要なポイントとなっています。

 また、舞台となる天宮市は現在正体不明の謎の結界により外界から隔離され、さらに精霊たちは不安定な状態に。彼女たちを安定させるため、再び精霊たちとのデートに励むことになります。

『デート・ア・ライブ』
『デート・ア・ライブ』
▲精霊たちの加護を失ってしまった士道。そんな中でも彼の行うことはたったひとつ。少女たちをデレさせること!!

 このように、謎の結界や精霊の不安定化という問題はありながらも、基本的には精霊たちとの甘い日常の物語が描かれていく本作。物語を進めることで原作キャラクター夜刀神十香、鳶一折紙、四糸乃、時崎狂三、五河琴里の5人を攻略できます。

『デート・ア・ライブ』
『デート・ア・ライブ』
▲放課後の商店街デートや肝試しなど、王道の青春的シチュエーションが満載です。

 シナリオでは、各キャラクターをフューチャーしたシナリオが展開。士道にふさわしい女の子を目指す十香や、気の弱い性格を克服しようと頑張る四糸乃など、それぞれのキャラクターの魅力を存分に楽しむことができます。

『デート・ア・ライブ』
▲食べることが大好きな十香らしい、豪快なイベント。見ているこっちが思わず胸焼けしそうになるほどの量をぺろりと平らげてしまう様子は圧巻。
『デート・ア・ライブ』
▲倒れた士道の見舞いに来て思わずベッドに入り込んでしまう折紙。彼女の行き過ぎた愛情のはてにあるとんでもない結末は必見です。
『デート・ア・ライブ』
▲気の弱さを克服するためにお店での注文に挑戦する四糸乃。しかし、店員さんのマシンガントークについていけず思わず涙目に。
『デート・ア・ライブ』
▲放課後の教室でデートをすることになり、積極的なアプローチを仕掛ける狂三に士道はタジタジ。
『デート・ア・ライブ』
▲士道の胸で安心した表情を見せる琴里。ラタトスク司令官という重い立場を背負う彼女の素顔はお兄ちゃんが大好きな普通の女の子で……。
 

 各キャラクターのエンディングでは、本編では見られない結末が描かれるので、それぞれのキャラクターファンには必見の内容です。

謎の結界と共に現れた幼馴染の少女“園神凜祢”

 本作には、6人目のヒロインとしてオリジナルキャラクターの“園神凜祢”が登場します。彼女は前述した5人のキャラクターをクリアすることでプレイ可能になります。

 彼女は結界出現後に士道の前に現れた幼馴染の少女。料理が得意で、士道の世話を焼く優しい性格。五河家の隣に住んでおり、士道や琴里にとっては、もう一人の家族のような存在です。

『デート・ア・ライブ』
『デート・ア・ライブ』
▲料理上手な士道に負けず劣らず料理が得意な凜祢、彼女の腕前には士道の料理が大好きな十香も大満足。

 結界出現後に現れた幼馴染という、一見矛盾した存在な彼女。彼女の正体は本作の物語の大きなポイントとなっており、彼女のシナリオは本作の謎が解き明かされるトゥルーエンドのような位置づけとなっています。

『デート・ア・ライブ』
『デート・ア・ライブ』
▲世話好きの幼馴染として士道たちとごく普通の生活をする彼女。しかし、彼女にはある重大な秘密が隠されています。

 いつだって士道の幸せのことを考え続ける凜祢。彼女が自分の本当の気持ちに気づいたとき、本当の物語が始まります。

優しい少女の決意の先にある悲しい結末

 本作の魅力としては、なんといってもそのキャラクターそのものの魅力と、それを引き出すシチュエーションの数々にあります。

 自分は原作の『デート・ア・ライブ』未読で、つなこさんのかわいいイラストに釣られて本作のPS3版をプレイした口ですが、どのキャラクターもそれぞれの個性があって魅せられました。

 純粋無垢で士道にひたむきな好意を寄せる十香。無表情でありながら士道への愛情が暴走しがちな折紙。気弱で優しい四糸乃と明るいマスコットなよしのんのコミカルな組み合わせ。

 怖さとミステリアスな魅力を持つ狂三。きつい口調で叱責するも、実はお兄ちゃん大好きっ子な琴里など、ヒロイン全員が魅力的な作品だと感じます。

『デート・ア・ライブ』
▲個人的に一押しのキャラクター四糸乃。その幼く可愛らしい外見はさることながら、相棒のよしのんとのやりとりが微笑ましいです。士道本人も四糸乃は俺の癒しと発言していますが、まさにその通りだと思います。

 また、本作のトゥルーエンドとも言える凜祢シナリオは必見。ネタバレになるので詳しくは語れませんが、ひとりの少女がその笑顔の裏で行っていた悲痛な決意とあまりにも健気な気持ちは、涙腺崩壊待ったなしです。

【10月2日予約しめ切り】つなこさん監修の『四女神オンライン』ブラックハートの1/7フィギュアが予約受付中!

 また、『デート・ア・ライブ』のキャラクターデザインを担当するつなこさん監修の、『四女神オンライン CYBER DIMENSION NEPTUNE』に登場するブラックハートの1/7フィギュアの予約が電撃屋で受付中。こちらも要チェックです。

『ネプテューヌ』
▲フィギュアの元イラストとなった電撃PlayStation vol.632の表紙イラストのブラックハート。

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