2017年10月2日(月)
『デート・ア・ライブ 凜緒リンカーネイション HD』の物語を紹介。園神凜緒が探しているものとは?
10月12日にPS4用ソフト『デート・ア・ライブ 凜緒リンカーネイション HD』が発売。本作にはこれまで発売されたすべてのゲーム版『デート・ア・ライブ』がHD画質になって収録されています。
『デート・ア・ライブ』とは、世界を滅ぼす力を持つ精霊たちをデートしてデレさせるという、斬新な内容が好評で多方面に展開されるライトノベルシリーズ。本作はそんな『デート・ア・ライブ』を題材としたアドベンチャーゲームです。
今回は、そんな本作に収録されるシナリオ『凜緒リンカーネイション』の内容を紹介します。
『凜祢ユートピア』と『或守インストール』をつなぐアフターストーリー
『凜緒リンカーネイション』は、『凜祢ユートピア』と『或守インストール』の後日談的な内容です。このシナリオは前2作の重大なネタバレが含まれていますので、前2作をプレイしてから読み進めることをオススメします。
『或守インストール』で起きた電脳空間のトラブルが解決してからしばらくたった頃、士道が感じていた「何かを忘れているんじゃないか」という違和感が、ある楽園を生み出します。そこには士道が忘れてしまった大切なものが待っていたのです。
本作で展開されるシナリオは、ゲーム版オリジナルキャラクターたちを中心に展開。士道を中心としたみんなの幸せのためにこの世界を作り出したと話す少女“園神凜緒”。そこには士道たちの求める幸せが確かにありました。
▲ゲーム版オリジナルキャラクターの1人、園神凜祢。 |
▲或守鞠亜(中央)。 |
▲或守鞠奈。 |
▲園神凜緒。 |
▲もちろん、従来の『デート・ア・ライブ』キャラクターのイベントもあります。なかには、琴里と美九など、ちょっと珍しい組み合わせも! |
しかし、その楽園は時間制限付きのもの。みんなの幸せのため、この楽園を維持しようと“いちばんだいじなもの”を探す凜緒と、作られた自分にとって都合のいい世界を継続させることに悩みながらも、士道は凜緒に協力することを約束します。
▲楽園を維持するために必要だという“いちばんだいじなもの”。それを探すために士道は協力することに。 |
士道をパパと慕う少女“園神凜緒”
みんなをしあわせにするため楽園を作り出した凜緒ですが、性格は幼く純粋な少女そのもの。凜祢と同じ園神の姓を名乗る凜緒は、士道をパパ、凜祢をママと呼び、慕っています。
▲うれしくなるとすぐに歌って気持ちを表現する様は、本当に幼い少女そのままです。 |
そんな凜緒の純粋な願いを知ってか、鞠奈は凜緒のおともだちとして“いちばんだいじなもの”探しに協力。その後、鞠亜も彼女のお姉ちゃん代わりとなって探し物に協力しています。
▲1人で行動していた鞠奈にとって、おともだちと呼ばれるのは新鮮な経験のようです。 |
▲お姉ちゃんっぽいという理由で凜緒からお姉ちゃんと呼ばれる鞠奈。言われ慣れていない鞠亜は満更でもない様子。 |
▲3人で一緒に眠る士道と凜祢と凜緒。その姿は本当の親子と何ら変わりないものでした。 |
このように、本当に素直でかわいいを地で行く少女凜緒は、徐々に士道にとっても大切な存在となっていきます。そんな彼女の“いちばんだいじなもの”探しの終着点に待つ運命を前に、士道が下した選択とはいったいなんなのでしょうか?
それぞれの救いの物語
本作はあくまで前2作の後日談的な話なので、今までのシナリオと違い、原作キャラクターのルートが存在しません。その代わり、魅力的なオリジナルキャラクターの掘り下げがなされています。
とくに、『或守インストール』のもうひとりのヒロインでありながら、鞠亜と違い、終盤まで出番が少なかった鞠奈の出番が多く、キャラクターが掘り下げられていたのはうれしいポイントですね。
▲ツンデレかつ小悪魔的な性格を持つ“鞠奈”。魅力的なキャラクターだけに今回のシナリオでますます好きになりました。 |
物語ラストで士道が選んだ選択。必ずしも正しいとは言えないかもしれないけど、それが自分にとって本当に大切なものを守るためならばきっと後悔なんてないんだということを感じさせてくれる読後感の良いラストだったと思います。
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▲フィギュアの元イラストとなった電撃PlayStation vol.632の表紙イラストのブラックハート。 |
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