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2017年10月24日(火)

ビルドの犬飼さんにエグゼイドの飯島さんが助言したことは!? 『仮面ライダー CF』キャストインタビュー

文:電撃オンライン

 バンダイナムコエンターテインメントから12月7日に発売されるPS4用ソフト『仮面ライダー クライマックスファイターズ』。本作に登場する仮面ライダーエグゼイドを演じた飯島寛騎さん、仮面ライダービルドを演じた犬飼貴丈さんへのインタビューを掲載する。

『仮面ライダー クライマックスファイターズ』

 本作は、“個性(わざ)VS個性(わざ)”をコンセプトにしたオンライン4人対戦格闘アクションゲーム。9月に放送の始まった『仮面ライダービルド』から仮面ライダービルドがいち早く参戦する他、平成仮面ライダーが集結している。

 9月9日には、『仮面ライダーエグゼイド』の完結と『仮面ライダービルド』放送開始を記念した生放送番組が配信された。番組終了後、2人には現在の心境やバトンタッチ会、ゲームの印象などを語っていただいた。

『仮面ライダー クライマックスファイターズ』
▲左が犬飼貴丈さん、右が飯島寛騎さん。

 なお、インタビュー中は敬称略。

――まずは飯島さんにお聞きします。『仮面ライダーエグゼイド』のテレビ放送が終わった、今の気持ちをお聞かせください。

飯島:撮影が終わった時は、「ああ、終わったんだ」とさらっとした気持ちでした。ただ、いざ放送が終わると『エグゼイド』が終わったことを実感し、寂しい気持ちになりました。こうやって、毎年、次の作品に受け継がれていくんだなと思いつつ、Vシネマや映画などまだ撮影があるので、宝生永夢(ほうじょうえむ)を全力で演じようと改めて気を引き締めました。

――犬飼さんはいよいよ『仮面ライダービルド』の1話が先週放送されたということで、現在の気持ちをお願いします。

犬飼:撮影していたのですが、まだ回りに言えない状態でした。放送されると、周囲の反応がリアルに伝わってくるので、それが素直にうれしかったです。保育士をしている同級生から放送の翌日に「子どもがビルド、ビルドと言っていた」という報告をもらって、すごくうれしかったですね。

飯島:そうやってエグゼイドを忘れていくんだろうな……。

(一同笑)

――一部、エグゼイドとビルドが共演されていますが、お互いの印象は?

飯島:まだあまりわからないのですが、戦兎くんは物理の人という印象です。なんとなく似たようなところを感じます。

犬飼:人助けをしたり、困っている人を見逃せなかったりするところは似ているのではないでしょうか。

飯島:永夢はゲーマーで医者なので、命に対する考え、患者を救いたいというぶれない心を持っています。まだ見えていませんが、桐生戦兎(きりゅう せんと)くんもそういうところがあるのではないかなと。

犬飼:(1話時点では)まだ情報があまりないので、わかりにくいんですよね。

――バトンタッチ会が先日行われました。その際に心境に変化はありましたか?

『仮面ライダー クライマックスファイターズ』

飯島:先ほども言いましたが、「終わるのか」という気持ちがありつつ、子どもたちが『ビルド』のボトルを持っていたのを見て「こうやって変わっていくんだな」と感じました。ただ、『エグゼイド』のファンもたくさん来てくれていたので、うれしかったですね。

犬飼:それまでは「このタイミングで終わり、ここで始まる」という情報だけをもらっていたのですが、あの会で直接的に託された感じがしました。それがすごく重く感じました。

――飯島さんから先輩ライダーとして「ここは大事にしてほしい」という助言はありますか?

『仮面ライダー クライマックスファイターズ』

飯島:バトンタッチ会でも話しているのですが“変身”ですね。子どもたちは特に変身を見ている。へにょとしていても「カッコいい」と言ってくれるかもしれないのですが、キレのあるほうがカッコいいし憧れる。自分たちもカッコいい変身や芝居を見て憧れたので、そこは大事なんだろうと思います。

 あとは1年間撮影があるので、なかなかできない貴重な体験をでき、自分の財産になると思います。

犬飼:変身は意識はしていたんですが、言われてからより意識しました。今日も変身シーンをとってきたのですが、すごく考えながらやりました。

――1話の変身シーンをご自身で見られていかがでしたか?

『仮面ライダー クライマックスファイターズ』

犬飼:……35点でしょうか。

――厳しいですね。

犬飼:飯島さんは初めての変身はどうでしたか?

『仮面ライダー クライマックスファイターズ』

飯島:僕は8点くらいですよ。結構ひどかったですね。カッコよくない体勢をしていたんですよ。その後、背筋や見え方など研究を重ねていきました。“マキシマムゲーマー レベル99”と“ムテキゲーマー”の変身ポーズは、自分の考えを取り入れたいとアクション監督さんに相談し、考えさせてもらいました。

――“マキシマムゲーマー レベル99”と“ムテキゲーマー”は放送で見て何点でしたか?

『仮面ライダー クライマックスファイターズ』

飯島:“レベル99”は70くらいですが、“ムテキゲーマー”は95点とか満点に近いと思います。かなり考えてこだわりました。

――今後、フォームが増えていくと思うのですが、犬飼さんもポーズを考えてみたいとかありますか?

犬飼:考えてみたいと思います。ただ、毎回余裕があってカッコよく変身できるわけではなく、シチュエーションにあった変身をする必要があります。そのうえで、カッコいいポーズを追求していきたいと思います。

飯島:あと、ビルドだったらボトルで、エグゼイドはガシャットという変身アイテムをいかにノールックでさせるかがポイントですね。場所がわかるとなおスムーズにやれて、自分がやりたい変身できると思います。これには慣れが必要ですが。

――ゲームの話にいきたいと思います。『仮面ライダー クライマックスファイターズ』の画面をご覧になられていかがでしたか?

『仮面ライダー クライマックスファイターズ』

飯島:迫力がすごいですね。時代の進歩を感じました。

犬飼:今の子どもがうらやましいです。

飯島:本当にそう! 綺麗で映画のようですごいですよね。僕らも引き込まれたし、皆さんも引き込まれたと思います。冗談抜きで魅力満載のゲームだなと。

犬飼:仮面ライダーをこれまで見てこなかった人も、ワクワクするんじゃないかと思いました。

――ロビーで操作するアバターを作る際に、どのようなアバターにしますか?

『仮面ライダー クライマックスファイターズ』

飯島:……エグゼイドのお面やベルトを選びますね。裏ではもしかしたら別のライダーをつけるかもしれませんが(笑)。

犬飼:僕は一瞬カブトにします!

――2対2で対戦する際には、どの仮面ライダーと組んでみたいですか?

『仮面ライダー クライマックスファイターズ』

犬飼:エグゼイドですね。

飯島:僕ねぇ……龍騎と組んでみたいです(笑)。

『仮面ライダー クライマックスファイターズ』

犬飼:前言撤回で! バチバチにしてやります!

飯島:いや、もちろんビルドとも組んでみたいですよ。ただ、昔すごく憧れていた龍騎と組んでみたいんです。

犬飼:いや、大丈夫です。

飯島:やべーー! 先輩、ごめん!

(一同笑)

――ゲームのアフレコということで、普段のアフレコとは異なると思うのですが、苦労したことは?

飯島:「ふっ」や「すっ」というちょっとした空気音を拾うマイクでした。空気音が入りがちになるので、口の角度を変えながら挑んだのが難しかったです。

『仮面ライダー クライマックスファイターズ』

犬飼:テレビの撮影が始まり、最初の方だったので、まだアフレコに慣れていませんでした。そのため、なるべく違う人物にならないように意識しました。そこが大変でした。

――アフレコについてのアドバイスはありますか?

飯島:最初は画面を見ることで精いっぱいだと思うのですが、スポーツとかでもよく言われているように「視野を広くする」ことがポイントですね。視野を広くして、かつスーツアクターの高岩成二さんの動きに気をつけて声を入れたり、高岩さんがやりかったことにあわせて、セリフに強弱をつけたりとかするといいですね。あとは気合いです!

――『仮面ライダー クライマックスファイターズ』を楽しみにされている方へ、メッセージをお願いします。

『仮面ライダー クライマックスファイターズ』

飯島:僕もまだやれていないのですが、映像を見る限り、相当おもしろいものになっていると思います。僕らも声を当てたので、そこを楽しみつつ、『仮面ライダー クライマックスファイターズ』をプレイしてください。

犬飼:ビルドは放送中ということで、いい時期に発売されると思います。ビルドはどれくらいのフォームが出るのかわかりませんが、放送中に遊んでいただけると、『仮面ライダービルド』と『仮面ライダー クライマックスファイターズ』をより楽しんでいただけると思います。

(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
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