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2017年10月29日(日)

『龍が如く 極2』名越監督がサイン会で見どころを語る。リメイクではなくシリーズ最新作と誇れる仕上りに

文:げっしー

 東京のビックカメラ有楽町店で、12月7日に発売されるPS4用ソフト『龍が如く 極2』の店頭体験会と、名越稔洋監督によるサイン会が開催されました。

『龍が如く 極2』

 『龍が如く 極2』は、最新ゲームエンジンの“ドラゴンエンジン”を用いて『龍が如く2』をリビルドしたアクションアドベンチャーゲームです。新要素として、真島吾朗のプレイアブルシナリオなどが追加されます。

 サイン会が行われる前に名越監督の囲み取材が行われたので、その模様を掲載します。

――本作の見どころ、注目してほしいポイントを教えてください。

 作る側としては、『龍が如く』シリーズの中でもっともボリュームのある作品をすべて作り直すという作業は、新作を作ることと同じくらい大変でした。ただ、その苦労に見合ったクオリティとなっていて、リメイクというよりはむしろ、最新の『龍が如く』シリーズという認識で見ていただいて問題はない、そういう作品になっています。

――本作において重視したポイントを教えてください。

 『龍が如く』シリーズが成長するにつれて人気が高まっていった真島に再注目して、さらに愛してもらえるようなキャラクターにするべく、そこにフォーカスした追加シナリオを入れています。プレイヤーとしても、追加シナリオとしてもたっぷり楽しめる真島のシナリオを押したいと思います。

――『龍が如く2』の開発当時、印象的だったことはありますか?

 『龍が如く』シリーズをセガの新しいIPの柱として存在させるための苦労がたくさんありました。忙しさの限界を突破していたためか、あんまり記憶がないのですが、その苦労があったからこそ『龍が如く』シリーズは10年以上も続くシリーズになりました。10年越しに最新技術で作り変えられることは本当にうれしいと思います。

――リメイクする際に苦労したことをお話いただけますか?

 『龍が如く2』は、コンテンツの中身としても、演出面や技術面でも稚拙でした。当時は理由があり、そのような作品になったのですが、リメイクする際にその言いわけはできません。やり直したいことが多い中で、それに優先順位をつけることが大変でした。

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。

 『龍が如く』史上最高のボリュームだった『龍が如く2』に追加コンテンツが入ったことにより、事実上これが最高のボリュームの商品となりました。リメイクというよりは、最新作として仕上がった最高にお買い得の商品を年末年始に楽しんでもらえればと思います。

 囲み取材が終わると名越総合監督によるサイン会が行われました。男性ファンだけでなく、女性ファンも多数来場。中には外国の方の姿も見られました。参加した人は、持参したグッズやシリーズのパッケージ、スマートフォンケースなどにサインをもらっていました。

『龍が如く 極2』
『龍が如く 極2』
『龍が如く 極2』
『龍が如く 極2』
『龍が如く 極2』

 『龍が如く 極2』の店頭体験会は今後も開催され、11月22日に行われるGAMESマーヤでは、名越監督のサイン会が実施されます。気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

『龍が如く 極2』
開催日時 開催店舗 住所
11月3日12:00~18:00 ソフマップなんば店ザウルス1 大阪府大阪市浪速区日本橋3‐6‐18
11月11日11:00~18:00 ヨドバシカメラマルチメディア札幌3Fゲーム売場 北海道札幌市北区北6条西5丁目1‐22
11月11日10:00~18:00 ビックカメラ名古屋駅西店1Fエントランス 愛知県名古屋市中村区椿町6‐9
11月18日11:00~18:00 ヨドバシカメラマルチメディア博多3FTVゲーム売り場 福岡県福岡市博多区博多駅中央街6‐12
11月22日17:00~21:00 GAMESマーヤ 東京都江戸川区中葛西3‐18‐17


※各開催店舗への直接のお問い合わせはご遠慮ください。
※来場者多数の場合は整理券の配布や入場を制限される可能性があります。
※イベントの内容、開催時間、配布物、配布方法は予告なく変更になる場合があります。
※配布物は数に限りがあり、なくなり次第終了となります。
※試遊できるゲームは“東京ゲームショウ 2017”出展バージョンと同様です。

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