櫻井孝宏さん、中村悠一さんら6つ子キャストが全員集合!! 『おそ松さん』第2期放送記念イベント
10月6日、新宿文化センター大ホールにてTVアニメ『おそ松さん』第2期放送記念スペシャルイベント“6つ子が帰ってきたよ! 全員集合!! トト子も最高♪”が開催。 櫻井孝宏さん(おそ松役)、中村悠一さん(カラ松役)、神谷浩史さん(チョロ松役)、福山潤さん(一松役)、小野大輔さん(十四松役)、入野自由さん(トド松役)、遠藤綾さん(トト子役)が登壇し、第1期の振り返りや、第2期の先行上映などが行われました。日本全国のライブビューイング会場でも上映され、多くのファンが駆けつけた本公演。今回は、そんな大人気イベントの様子をたっぷりお届けしちゃいますよ♪
さっそく司会の鷲崎健さんが登場しキャスト全員を呼び込むと、会場から割れんばかりの歓声が!! 登壇後は、それぞれのキャストから会場だけでなく、全国のライブビューイング会場にてイベントに参加しているみなさんにメッセージが送られました。なんと高知県のライブビューイング会場には小野さんのお母さんも応援に駆けつけていたそうで、小野さんがお母さんにメッセージを送るという一幕も♪ 和気あいあいとしたオープニングトークのあとは、いよいよイベントが開幕です!!
6つ子が語る“トト子も最高♪”なシーンとは!? 第1期をプレイバック♪
まずはそれぞれが好きなトト子の名シーンを見ながら第1期を振り返っていくというコーナー“トト子も最高♪ 名(迷)シーン ベストヒットプレイバック”がスタート。
トップバッターは櫻井さんと小野さん。2人は20話“スクール松”の「鮭コラ鯖コラァーイ!!」とスケバン姿で登場し、十四松に殴りかかるシーンをチョイスし、遠藤さんの演技力にも触れながら「アクセルベタ踏みのトト子が好き」「破壊力がハンパない」と好きな理由を語りました。また、福山さんからは「記号しか書かれていなかった」と、この話の台本に関する裏話も飛び出しましたよ。
24話“トト子大あわて”から、石油王にときめくあまり関西弁でまくし立てながら「ざまあみろ~!」と叫ぶシーンを選んだのは中村さん。このシーンで、トト子の思考とおそ松の思考に近いものを感じたからなのだそう。この話でとくに印象的な遠藤さんの関西弁について福山さんは、迷いなく思い切って演じている遠藤さんの姿がとてもかっこよかったと語っていました。
さらに、監督の藤田氏、シリーズ構成の松原氏も同じ24話からトト子の名シーンを選択。「ビーマイベイビー?」「庶民ってなんであんなにブスなんだろう」とトト子がつぶやくシーンの感想から、このシーンを選んだ藤田氏や松原氏の印象についてまで話は広がり、大いに盛り上がっていましたよ!
次に、神谷さんが選んだ11話“クリスマスおそ松さん”にてトト子が高笑いしながらラブホテルを破壊するというシーンが流れると、会場のみなさんからは笑いとともに大きな拍手が。トト子が最高にかわいいシーンとして選んだと神谷さんが理由を話すと「どこが?」とすかさず質問する遠藤さん。「何もかも!」とお茶を濁す神谷さんに「1番かわいいところは!?」と食い下がる遠藤さんに会場は大爆笑♪
また、福山さんは20話“イヤミの学校”でお笑い芸人の道をあきらめて、声優を志そうとする6つ子たちに「てめーら、腹から声だせェ!!」とパンチで鉄槌を下すトト子を選び、「レーザービームのような演技」と遠藤さんの演技を絶賛。
入野さんは18話“逆襲のイヤミ”で、レース前にもかかわらず6つ子のカートを次々と破壊しようとするところを選択。選んだ理由として、かわいいところからスゴいところまで、トト子のすべてが凝縮されたシーンだからと話していました。さらにトド松に“ファイナルダヨーン”が炸裂するシーンでの入野さんの絶叫についてキャスト陣がコメントするなど、18話収録中の思い出話も聞くことができましたよ!
最後にトト子を演じる遠藤さんは、入野さんと同じ18話“逆襲のイヤミ”から「ある意味、集大成だった」という説明とともに、「人気が欲しいんじゃー!」と“デビルシャーク号”もびっくりな顔で叫ぶシーンをチョイス。自分が選んだシーンとほかのキャストが選んだシーンを比べて「わりとみなさんがソフトなシーンを選んでくれていた」と笑う遠藤さんに、ほかのキャスト陣も爆笑。また、声優として初めて放送禁止用語が入ったセリフを叫んだと意外なエピソードを語った遠藤さんに、会場のみなさんも驚いている様子でした。
全員の“トト子も最高♪”なシーンを確認し終えると、櫻井さんをはじめ6つ子キャストたちが現場での遠藤さんの様子について触れてきたここまでと趣向を変えて、今度はトト子演じる遠藤さんに『おそ松さん』の現場でのキャスト陣の印象を聞いてみようという流れに!
ほかのキャストの演技について尋ねたつもりだった鷲崎さんに対して、現場で優しくしてもらったことや、それぞれがもつ雰囲気などについて話し始めた遠藤さんの言葉に、照れたり突っ込んだり大忙しの6つ子キャストたちの反応に、会場からは笑いが(笑)。とくに収録現場でなぜか櫻井さん、神谷さん、入野さんのマイク以外の1本にほかのキャスト全員が集中してしまうという話には会場は興味津々でしたよ。
コーナーの最後には、遠藤さんが代表して、シリーズ構成の松原氏が選んだ24話“トト子大あわて”のシーンを最も“トト子も最高♪”なシーンとして決定! どのシーンもインパクト抜群なトト子に終始会場は大爆笑で、トト子の凄さをあらためて実感したコーナーとなりました♪
TVアニメ第2期2話先行上映 デカパンやハタ坊からビデオメッセージも
キャスト陣がステージを退場後、デカパン役の上田耀司さんとダヨーン役の飛田展男さん、ハタ坊役の斎藤桃子さんによるビデオメッセージが上映。そのあとは、いよいよみなさんお待ちかね、第2期1話、2話の先行上映がスタートです!
上映後は、キャスト陣がふたたびステージ上に登場し、第2期の収録秘話や感想についてのトークに。「2期のアフレコに合わせて何か準備をしましたか?」という鷲崎さんの質問に対しては「役を思い出すために何か特別なことはしなかった」と櫻井さん、入野さんが回答。『おそ松さん』は独特だ、と福山さんが現場の空気を表現すると、中村さんをはじめほかのキャストも深くうなずいていました。
1話、2話については、1話での3D十四松、実写トド松が、アフレコ時には普通のイラストだったことが明かされたり、2話の収録現場で「お母さん今DVD見てるの」というセリフにキャスト全員で爆笑したエピソードについてなど、次から次へとキャスト陣から感想が飛び出し話は尽きません。
また「おそ松兄さん(櫻井さん)がコンダクター。彼に演技を合わせていく」と6つ子の息の合った演技の秘訣を話したのは神谷さん。一方で、最近はセリフに笑ってしまったり、アドリブを入れようとして合わなくなったりすることもあるそうで、中村さんや小野さんがその様子を語る場面も。
キャスト陣が収録現場での様子や演技についてお互いのことを語り合う様子は、まさに仲のよい6つ子たちみたいでした♪
視聴者が見てみたいのはどんな話? “今夜決定! 全松が望む見たいエピソード大集合2017Autumn!”
イベントの後半では、事前のアンケートで募集した“視聴者が見てみたいエピソード”のなかからスタッフが厳選したアイデアを“見てみたいか、見て見たくないか”を壇上にいるキャスト陣がジャッジするという主旨のコーナーが行われました。
最初に、例題としてイヤミがスクリーンに登場し、1度は見てみたい話についてアピール。「おフランスでミーがカワイ子ちゃんと幸せになるシーン」を熱望するも、全員から「見たくない」と却下されてしまいました。
続いて視聴者からの多数意見がスクリーンに表示されると、キャスト陣からは「えー?」と意外そうな反応が。櫻井さん、入野さんが選んだエピソードは、“トド松さん回”。小野さん、神谷さん、中村さん、遠藤さんが“じょし松さんJK時代回”を選び、小野さんが十四子を披露する場面も。福山さんは“1度でいいからカラ松が報われますように回”を選び、カラ松が報われたらどうなるのかを予想していましたよ。
次に、少数意見をピックアップ。少数意見に“おそ松オンリー回”があることに不満を隠せない様子で櫻井さんが選んだのは、なぜか“聖澤庄之助オンリー回”で……!? 会場が爆笑するなか「私も見てみたい!」「聖澤庄之助は特別な存在」と、同じ選択肢を選んだのは遠藤さんと小野さん。中村さんは“トト子男回”をチョイス。神谷さん、中村さんは先ほど話題に上がった“おそ松オンリー回”を見てみたいという意見でした。
ラストに「なぜこれを見たいと思ったのか」という意見について表示されると、“聖澤庄之助 THE MOVIE”を小野さん、“CM松回”を入野さん、“石油王THE MOVIE放送回”を遠藤さんが選択。そのほかのキャストはみんな“生放送回”と答え、キャスト陣が生アフレコで生放送が実現するとどうなってしまうのかについてのトークで盛り上がっていましたよ!
イベントも終盤、ついにエンディングに突入すると、かわいい着ぐるみの6つ子たちがキャスト陣の呼び込みとともにステージに登場♪ 2期ということもあり指を「2」にして全員で一緒に記念撮影をしたあとは、本会場やライブビューイング会場のみなさんに、6つ子を代表して櫻井さんからメッセージが送られました。
最後に「6つ子が帰ってきたよ!」「全員集合!」「トト子も!」「最高!」というコール&レスポンスが行われ、大歓声のなかイベントは終了しました。
『おそ松さん』第2期は現在好評放送中! 今後の放送もぜひお見逃しなく!!
(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会