岡本信彦さん、Trignalの江口拓也さん、木村良平さん、代永翼さん、ライブラストは感動のダブルアンコール
岡本信彦さんとTrignal(江口拓也さん・木村良平さん・代永翼さん)のジョイントライブ“岡本信彦×Trignal JOINT LIVE 2017 ノブグナル”が、9月30日、10月1日と2日にわたり幕張メッセイベントホールで開催されました。ガルスタオンラインでは10月1日の模様をお届けします。
メンバーの紹介のオープニングムービーが終わると、タキシード風の衣装に身を包んだ4人が登場! はじけるような歓声が出迎えるなか、岡本信彦さんとTrignalのコラボ楽曲「Tic Tac Anniversary」でライブはスタートします! 時計の針をイメージした息ピッタリな振り付けもお披露目。曲のラストには岡本さんと代永さんが2人でハートをつくり乙女の心をくすぐりました。
つづく「瞬間BEAT」「Sunny Shiny Days」はノブグナルバージョンで披露。アリーナのまわりに設置された花道でのダンスは、ファンとの距離が近く会場からは割れんばかりの歓声が巻き起こっていました! 4人がステージにそろい「4人そろってノブグナルです!」の挨拶からそれぞれパートへ。
まずは、岡本さんが「ハロー・グッデイ」「REC」とポップな楽曲にぴったりなダンスをダンサーとともに元気いっぱいに披露。「みんなのことバンバン打っちゃうから覚悟してね~!」の掛け声からはじまった「Sniper」では曲中に木村さんが登場! 会場がいっせいに白と赤のサイリウムに変わります。ラストの背中あわせで銃をかまえる2人にポーズには客席から大きな歓声が起きていました!
ここからは、Trignalパートがスタート。衣裳をシックなジャケット姿に変えて、「恋つぼみ」「PARTY☆ビート」「Cupid Cupid Cupid!!」と3曲つづけて披露。「PARTY☆ビート」では木村さんが歌詞を間違え、崩れ落ちるアクシデントがありましたが、江口さん、代永さんがすぐに駆け寄りフォローする一幕も!
また、ほかのメンバーが歌っている背後から江口さんが絡むなど、仲のよさがうかがえ会場からは微笑ましい視線を送られていました。ほかにも、木村さんを中心とした組体操の“扇”を曲中に披露するなど、とても楽しそうに歌う3人の姿が印象的でした♪
前半のパートが終わると、全員がステージに集合しトークコーナーに突入。代永さんが、腕でハートをつくる「Tic Tac Anniversary」の振り付けが何度やっても、両肘がつけらけれずできなかったことが話題に。また、今回のライブロゴを“スチームパンク”と“5周年”をテーマに代永さんがディレクションを担当した話が披露されました。
その流れで、「スチームパンクって知ってる?」という問いかけに江口さんが「鉄と煙」と答えると微妙に正解に近い回答に笑いを誘う一幕も。また、木村さんからお互いがKiramuneに参加して5周年目のコラボシングルということもあり、「Tic Tac Anniversary」の歌詞を“あっという間に5回目の~”に変更したという貴重なお話も語られました。
後半は、岡本さんが作詞を手掛けたコラボ楽曲「光を」をテーマにした朗読劇からスタート。スクリーンに映し出された神殿をバックに登場したのは、風神・岡本さんと炎神・木村さん。神々は、人間の願いや妬みなどの“陽の気”と“陰の気”を吸収して力に変え、陰の気は神の力で消滅させるというストーリー。
突如“神の気”と“巨大な妖気”が混じった気配を感じとる2人の前に、陰の気を吸いすぎて苦しむ雷神役・江口さんが登場。それを見て焦る水神役・代永さんは、浄化の水を差し出しますが、「だまれ!」と一喝されてしまいます。そして、雷神は陰の気に乗っとられ闇落ちしてしまうのでした……。
ここから「光を」の歌唱パートがスタート。雷神がステージ上段へせりあがり、バックのスクリーンに陰の気に満ちた雷の映像が映し出されるなど、迫力ある演技と演出は息をのむほど! 歌詞に沿いながらストーリーは進んでいき、最後は風・炎・水の力で雷神を開放することに成功。歌とセリフによって、「光を」の世界を鮮やかに浮かびあがらせました。
これまでの会場の雰囲気を変えたのは、岡本さんによる「Knight's Courage」「Master BadMoon」。黒い衣裳に変え2曲続けてクールでセクシーなダンスを披露。ダンサーとの息ピッタリのダンスに会場は魅了されます。「踊れアラビアンナイト」ではランプの魔人役としてランプを片手に江口さんが登場! イントロ部分の掛け声と、2人の軽快なパフォーマンスが一緒になり会場は最高潮のままTrignalのパートへ。
Trignalは元気になれる楽曲「ORIGINAL COLOR」「1% -ワンパーセント-」を披露。「MISSION」では岡本さんと4人でキレのあるダンス、そして江口さんによる“えぐラップ”で会場を煽ると、観客も掛け声で応えます! ステージに炎があがる演出など、熱いパワフルステージとなりました。
岡本さんにバトンタッチすると、「つかめ輝きを」をダンサーとともに元気よくはじけたパフォーマンスを見せてくれました。この曲中では代永さんが登場し、2人でハートをつくったり、ウィンクをしたりとキュートな仕草に会場からは悲鳴が飛び交います♪
江口さん、木村さんが合流すると「ALL FOR ONE!!!」をノブグナルで披露。4人で手をあわせたあと空高くあげる振り付けからは、メンバーの絆を感じられるひとときとなりました。
4人がステージにそろったまま、「大先輩(CONNECT)の大切な曲をみんなで歌いたい」と語り、はじまった「Say Hello~ノブグナルver」。「Hello Hello!」と会場も大合唱し、ノブグナルファンにとっても大切な一曲になっていることがわかる感動のシーンでした。
アンコールに突入すると、水色のライブTシャツに着替えたTrignalが大歓声で迎えられ「Honey Ready Go!!!」で会場をさらに盛り上げます。つづく、岡本さんの「未来スケッチ」はTrignalとともに会場の2階席をトロッコで移動しながら披露! 広い会場のなかでも、彼らが近くにいるような演出で、ファンとの絆が伝わってくる空間となっていました。
最後のMCパートではそれぞれが、今日のライブ感想やこれまでに至る5年間のエピソードを語ります。終わりの時を惜しみながらも、ラストを飾ったのは「僕らの描く未来~ノブグナルver」。4人で円陣を組みアイコンタクトをとりながら歌唱する姿は、このジョイントライブの意義そのものを表しているかのようでした。
ファンひとりひとりに感謝の気持ちを伝えながら、花道を一周したのち一度終演を迎えたはずのライブ。しかし、名残惜しさは大きな波のような拍手となりいつまでも「アンコール」の声が会場中に響き渡りました。そんな熱気のなか、想定外のダブルアンコールでノブグナルが登場すると今日一番の歓声が出迎えます!
まばゆい光がステージを照らすなか、スクリーンに映し出されるメンバーの表情にはうっすらと涙が……。これまでの感謝の気持ちや、ファンが用意したダブルアンコールというステージに立てた喜びをひとことずつ語ると会場から温かな喝采が響き渡りました。
「改めて本日は、本当にありがとうございました!」の叫びとともに手を取り合って一礼するメンバーに、惜しみない拍手喝采がおき、涙と感動の詰まったライブは終幕を迎えました。観客の感情に訴える歌の力を身につけた岡本さん、Trignalの熱い気持ちが存分に詰まった今回のジョイントライブ。パフォーマンスが、パワーアップしていく岡本さんとTrignalの今後のステージから目が離せませんね!
セットリスト
OPENINIG VTR
M1 Tic Tac Anniversary
M2 瞬間BEAT
M3 Sunny Shiny Days
挨拶
M4 ハロー・グッデイ
M5 REC
M6 Sniper
M7 恋つぼみ
M8 PARTY☆ビート
M9 Cupid Cupid Cupid!!
MC
Dance INTER
朗読
M10 光を
M11 Knight's Courage
M12 Master BadMoon
M13 踊れアラビアンナイト
M14 ORIGINAL COLOR
M15 1% -ワンパーセント-
M16 MISSION
M17 つかめ輝きを
M18 ALL FOR ONE!!!
挨拶
M19 Say Hello~ノブグナルver
アンコール
EN1 Honey Ready Go!!!
EN2 未来スケッチ
MC/告知/ダンサー紹介
EN3 僕らの描く未来~ノブグナルver
エンディング
(C)Kiramune Project