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2017年11月25日(土)

【FFRK情報】レコードダンジョンのバトルは原作がギュッと詰まった胸熱バトル!

文:スズタク

 スクウェア・エニックスとDeNAがサービス中のiOS/Android用RPG『ファイナルファンタジー レコードキーパー(FFRK)』。その新要素“レコードダンジョン”のシステムを紹介していきます。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 レコードダンジョン調査レポートの担当ライター・スズタクです。今回は、いよいよレコードダンジョンのシステムを見ていきます。おそらく皆さんが一番気になっている部分だと思いますので、情報盛りだくさんでお届けしていきます!

レコードダンジョンの位置づけをおさらい

 まずは、レコードダンジョンが『FFRK』の中で、どのような位置づけのコンテンツなのか、簡単におさらいしておきましょう。

既存のコンテンツとは別の軸で展開する

 現在のノーマルダンジョンやイベントダンジョンなどとは切り離された軸で展開するのが、レコードダンジョンの大きな特徴です。

 これから新しく始める人含め、全ユーザーが平等なスタートをきれる設計にもなっており、このあたりのシステムは後述します。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲現在のホーム画面。このどこかにレコードダンジョンが加わる!?

魔石のストーリーを知っているとより楽しめる

 レコードダンジョンのメインキャラクターはデシとウララであり、ウララとの出会いを描いた“魔石の記憶”のストーリーを事前に知っていると、レコードダンジョンのストーリーでもニヤリとしてしまうような場面も。

 こう書くと、魔石のストーリーを知らないと楽しめないのでは? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはないので、ご安心を!

 新たに始める人も、すぐにレコードダンジョンを遊べますし、魔石ダンジョンのストーリーはウララとの出会いが描かれたものなので、いわば“レコードダンジョン・エピソードゼロ”。これを知らなくても十分楽しめる内容になっています。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲魔石ダンジョンは超高難易度のコンテンツですが、クリアしていくとウララ絡みのストーリーが見られます。

レコードダンジョンの構造や独自ルールをチェック!

 次に、レコードダンジョンの構造や、ダンジョン挑戦時のルールなどを紹介していきます。

1つの章の中に複数作品のダンジョンが存在

 レコードダンジョンは章仕立てになっており、飛空艇でさまざまな島に降り立って冒険します。

 1つの章(島)の中には複数の『FF』作品のダンジョンが入っていて、それぞれ原作の印象的なエピソードを追体験できます。既存コンテンツ同様、レコードダンジョンの章も定期的に追加されていくようです。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

“崩壊画”のダンジョンはパーティ編成が固定

 章を選ぶとダンジョン選択画面になり、“崩壊画”と“記憶絵画”という2種類のダンジョンに挑戦可能。

 メインとなるのは崩壊画で、このダンジョンでは物語の中に入り、そこに登場する英雄たちとバトルに臨むことになるため、あらかじめ用意された編成で挑むことになります。崩壊画と記憶絵画の詳しい特徴は以下のとおりです。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲ダンジョン選択画面。デシがいるマスが記憶の絵画で、直線上のマスはすべて崩壊画です。

【崩壊画】

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

・レコードダンジョンの物語に絡むメインダンジョン
・固定されたパーティ編成で挑む
・スタミナ消費なしで挑戦できる

【記憶絵画】

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

・メインルートとは関係ない隠し要素的なダンジョン
・今まで育てたキャラや装備でパーティ編成できる
・設定されたスタミナを消費する

 レコードダンジョンの“誰もが平等なスタートをきれる”設計の秘密は、この崩壊画にあり、崩壊画ではキャラも装備もアビリティもあらかじめ決まっています。

 キャラのレベルも基本的には固定ですが、デシとウララだけは戦闘でレベルが上がるようになっているみたいです。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲挑戦する崩壊画ごとにパーティ編成は固定。必殺技も専用のものが設定されています。

 初めてレコードダンジョンの情報を聞いた際、「新しい装備やアビリティをまたそろえる必要があるのか?」という不安がよぎりましたが、このシステムを知って安心しました(笑)。

 また、「今までそろえた装備やアビリティがムダになるのか?」という疑問も、記憶絵画の存在で解消しましたね。こちらが感じる心配をきっちり潰してくるあたり、さすがです!

プレイスキルがカギを握る、原作再現バトル!!

 前述のようにレコードダンジョンのメインは崩壊画の攻略となり、バトルは基本的に編成固定のものとなります。

 与えられた手駒でどう戦うか模索する様はまるで“詰将棋”のようで、従来のバトルとは別ベクトルの魅力を味わえます! 敵に勝つために装備やアビリティをそろえる必要がなく、純粋にバトルの面白さを追求したコンテンツといえますね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』

 試しに崩壊画のバトルを体験させてもらいましたが、バトルシステムは同じなのにここまでプレイ感覚が変わるのかと驚きました。まず、パーティキャラが飛び抜けて育っているわけではないので、ザコの攻撃がけっこう痛い……。

 またダンジョンによっては戦闘が数回あり、その間の残りHPやアビリティ数は引き継がれるので、よく考えて戦わないとボス戦前にピンチになってしまうことも(汗)。

 挑戦したのは序盤の崩壊画だったので難易度は易しめでしたが、ゆくゆくは難しいバトルも出てくると思うとドキドキします。

 ただ、パーティ編成が固定ということは、裏を返せばその編成で必ず勝てるように作られているので、パズルを解くような気持ちで遊びたいですね。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲ダンジョンに挑む時は、ボスの特徴だけでなく攻略のカギも確認できます。これを参考に戦術を練りましょう。

 バトルだけでなく、そこにいたるまでの過程でシアターパートやダンジョン探索パートが発生するのもレコードダンジョンの魅力です。どちらも原作ファンにとっては、たまらない内容になっています!

シアターパート

 ドットで再現されたイベントシーンを見られるパート。ポーズ画面を開くと、会話ログの確認やセリフの自動送り設定などができます。登場するのはもちろんみんなドットキャラですが、ドットとは思えないほど躍動感に満ちたシーンもあるので注目です(とくに『FFXIII』!)。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲デシやサッズの驚きなど、細かい部分までドット絵で表現されています。ドットで描かれることで、受ける印象も大きく変わりますよね!
『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲『FFVII』のシアターパート。シチュエーションを見るだけで、原作の思い出がよみがえります。
『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲シアターパートのポーズ画面。セリフの自動送り機能が便利!

ダンジョン探索パート

 デシを動かし、ドットでリメイクされたダンジョンを探索するパート。ダンジョン内にはさまざまなアイコンがあり、それをタップすればデシが自動で移動していきます。調べるとバトルが発生するアイコンだけでなく、宝箱や『FF』おなじみの隠し通路なども……。

 自由に動かせると自由度が増えるぶん、複雑になりがちですが、これならスマホでも簡単・手軽に遊べる操作性になっていますね!

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲アイコンをタップすると、その地点までデシが駆けつけます。デシを自由に動かせるわけではないので注意。
『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲複雑な操作はいらず、画面をスライドさせてアイコンを見つけていけば先に進めます。

新たな成長要素“結晶水”

 レコードダンジョンのさまざまなシステムを見てきましたが、その関連システムとして最後に紹介するのが、新しい成長要素の“結晶水”です。

 ここまで読んで、レコードダンジョンプレイしても強くならないのか……と思った方、ご安心ください。この結晶水のみ、既存の記憶世界に反映されるとのことです!

 レコードダイブに近い成長システムで、結晶水と呼ばれるアイテムを使うことでキャラクターのステータスを上げられるものです。HPや攻撃力など、それぞれの項目に応じた種類が存在し、レコードダンジョンをプレイすることで手に入ります。

 成長幅は下の画面にもあるように、そこまで大きくないようですが、物語が進むにつれて進化していくとか、いかないとか……。いずれにしても、さらなるパーティ強化に重要なアイテムになりそうです。

『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲力の結晶水を使えば攻撃力が上がるといったように、対応する結晶水でパラメータを強化できます。
『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
▲どのパラメータをどれだけ上げるかはプレイヤー次第。お気に入りキャラをとことん育てましょう!

次回はちょっと変わった企画をお届け!

 次回はゲームリニューアル後のタイミングで、ちょっとした企画記事をお届けする予定です。『FFRK』を新しくプレイしようと思う人、久しぶりに復帰しようと考えている人は特に注目!

 今回お届けした内容は『FFRK』公式wikiでも公開されていますので、そちらもご確認ください!

※今回使用している画像は全て開発中のものとなります点、ご了承ください。
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