2017年11月21日(火)
『初音ミク Project DIVA FT DX』で膨大な収録曲&モジュールを満喫! ポイントやダウンロード版との違いも
セガゲームスから、11月22日に発売されるPS4用ソフト『初音ミク Project DIVA Future Tone DX』のレビューを電撃オンライン・kbjがお届けします。
皆さん、ミクミクな日々をお過ごしですか? 両親が海外で買ってきた土産より、ライターさんから北海道土産としてもらった『雪ミクキャラメル』のほうがうれしかったkbjです。雪ミクのカワイらしさと、キャラメルの甘さが疲れた日々を癒してくれます。
そんなキャラメル同様に、生活にミクさん成分を補充してくれるのが今回紹介する『初音ミク Project DIVA Future Tone DX』です。その中身を紹介していきます。
まずは『Future Tone』を紹介
本作は、2016年6月にPS Storeで配信されたリズムゲーム『初音ミク Project DIVA Future Tone』に、さまざまな要素を追加したパッケージ版となっています。というわけで、まず『Future Tone』について簡単に紹介していきます。
『Future Tone』は、AC『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』をコンシューマにベストアレンジしたタイトル。無料本体アプリ『Prelude』に、2つの基本楽曲パック、ダウンロードコンテンツがあり、それらをあわせると200曲以上を楽しめます。お馴染みの名曲から懐かしいあの曲、最近の話題曲まであり、『Project DIVA』シリーズの集大成となっています。
また、シリーズで最高峰のグラフィックを実現していることも見逃せません。今までのミクさんたちも十分に素敵でしたが、より素敵になっていることを望まない人はいないはずです。
曲ごとに難易度が最大5種類あるので、リズムゲームが得意な人からそうでない人まで楽しめます。自分は1日2~3曲ずつプレイしていたので、全部の曲を遊び終えるまでに3カ月ちょっとの期間を有しました。
つまり、聞いて、見て、遊んで楽しめるタイトルとなっているのです!
ゲーム的な部分をもう少し詳細に記載すると、ダウンロード版では2つの基本楽曲パックを購入すると、モジュールとは別に髪型もカスタマイズ可能になりました。これまでとは違う雰囲気になることで、新鮮な気持ちを味わえますし、「この衣装ならあの髪型が似合うかも!」とコーディネートする楽しみがありました。むしろ、選択肢がありすぎて迷うのが悩みとなるくらいです(笑)。
PVを見たり、撮影したりする“PV観賞”もあります。プレイ中はじっくり見られない映像を満喫できるうえに、撮影ができるため、ベストショットを狙ってついつい何度も見てしまうという、時間泥棒な作り。また、好きな曲のPVを連続で再生させることもでき、ミュージックボックスのような使い方もできるのです!
個人的にシリーズでずっと待ち望んでいたのが“プラクティス”です。ゲームオーバーにならず、好きな曲の好きな難易度を練習可能。さらに好きな位置から始める“頭出し”や、特定のポイントからやり直すのも簡単。「あの部分が苦手だから練習したい!」というピンポイントな悩みもこれで解決するかと。
他にも、アイコンの表示を変えたり、キーコンフィグがあったり、サバイバルコースがあったりするのですが、今回は割愛します。気になる人は公式サイトをご覧ください!
パッケージ版は何が変わったのか!?
作品に“デラックスな魅力”があることはわかったと思うので、ここからはパッケージ版『Future Tone DX』の特徴を掲載していきます。
『Future Tone DX』では配信中の『Prelude』、2つの基本楽曲パックと、3つの追加楽曲パック(DLC)を収録しています。さらに、新曲と新モジュール、新要素を楽しめます。
追加される新曲は、DECO*27さんの人気楽曲である『ゴーストルール』と、初音ミク“マジカルミライ 2017”のテーマソング『砂の惑星 feat.初音ミク』です。
『ゴーストルール』では、新ステージによるオリジナルの映像を堪能できます。また、本曲をイメージしたモジュール“GHOST”(Designed by 八三)も収録。この衣装がキュート&セクシーで実にすばらしいです。紫色の髪型を別のモジュールと組み合わせてもよさそう!
『砂の惑星 feat.初音ミク』は、制作集団“南方研究所”が手がけたミュージックビデオの映像でプレイ可能。いろいろな物語を想像してしまうような内容で思わず引き込まれます。
もう1つの新モジュールは、島崎麻里さんがデザインした“セレブレーション”。歌声合成ソフトウェア『初音ミク』の誕生10周年を記念したコスチュームで、リボンのような羽のようなデザインがとても煌びやかです。ベーシックなデザインを踏襲しつつ、見栄えする色味であるうえに豪華な雰囲気があって、曲を選ばずに組み合わせられそうです。
また、“PV観賞”中のPVフォトの機能がパワーアップしています。PV観賞中に、L2+R2ボタンを同時押しすることで“デコレーションモード”に移行。今映し出されているPV画面にさまざまなスタンプを乗せていくことができるのです。キャラやロゴ、フレームや装飾などさまざまなものがあるうえに、拡大・縮小、角度や透明度も設定できます。
スタンプを乗せてから、さらに撮影するフォトサイズを変えることもできるという、至れり尽くせりな仕様。あまりこういうデコレーションは得意でないにもかかわらず、難しくないので気がついたらあっという間に1時間ほどさわっていました。SNSに投稿したり、携帯の待ち受けにしたりと、幅広く活用できそうです。
これらの新要素を紹介した配信を行ったので、興味がある人はこちらもぜひチェックしてください。
なお、ダウンロード版を購入した人が、パッケージ版からの追加要素を楽しめるダウンロードコンテンツが、12月に有償配信されるとのことです。詳細は公式サイトをご覧ください。
メリットとデメリットになるのですが、ダウンロード版はそのボリュームからソフトをダウンロードするまでに時間がかかりました。
一方、ダウンロード版は遊びたくなったらいつでも起動できるメリットがあります。特に本作は前述の通り、多大なボリュームがあって長く遊べるので、ここについてはプレイスタイルにあわせて選んでいいと思います。
ただ、セーブデータ引き継ぎがあるということなので、ダウンロード版を購入済みですがパッケージ版も買ってしまうんですけどね! それではよきミクさんライフを♪
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(C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
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