『FGO』AC版ロケテに行ってきた。 電撃のマスターが体験した英霊召喚チームバトルの見どころは?
12月8日(金)から12月10日(日)に、東京・秋葉原のセガ秋葉原 1号館とセガ秋葉原 3号館で実施された『Fate/Grand Order Arcade』のロケテスト。スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』をプレイする電撃のマスターが、わずかな時間ではあるが『Fate/Grand Order Arcade』ロケテスト版に触れてみたので、感想などをお届けしていく。
キチンとアクションゲームしていて驚かされました
電撃のマスターの1人として、ライター袋子がロケテスト版のレポートをさせてもらいます。
前日に『Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト』でエキサイトして、ヘッドフォンを踏んで破壊するほど、『Fate/Grand Order(以下、FGO)』テンションを上げて臨んだ『Fate/Grand Order Arcade(以下、FGOAC)』お披露目会。これまで発表されていた映像から、“バトル演出が3Dになった『FGO』かな?”と予想していたのですが、フタを開けてみれば3人称視点のちゃんとしたチーム制アクションバトル。
『FGO』らしさを感じられる点はたくさんあるのですが、何より斬新と思ったのが、攻撃と防御が同じボタンなこと。攻撃が早ければ“攻撃”に、攻撃が遅れれば自動的に“受け流し”。サーヴァントが敵の攻撃を“カキーン!”とよくやるアレです。受け流すアレです! が発生するので、乱戦になったら“とりあえずボタン連打”でOK。これが意外と気持ちイイ!! アクションゲームが苦手な人でも、サーヴァントとの一体感が味わえるはずです。
『Fate』モノとしては文句なし! アクションゲームとしてはやや要望も?
グラフィック面に関しては、2Dイラストと違和感がなさ過ぎるモデリングで、逆にスルーしてしまうほどの完成度の高さ。メニュー画面やターミナルでのお触り会話、召喚画面では全国のマスターたちがよく知る演出など、UI面でもバッチリ『FGO』していました。
純粋なアクションゲームとして見た場合、ジャンプが欲しいとか、壁際で敵に囲まれたときの回避・脱出手段が欲しいなと思ったり、短いプレイ時間で感じるところではありましたが、まだロケテストということで、これからの調整に期待です。
また、今回のロケテストではセイバー、ランサー、アーチャーの3騎士のみでしたが、当日初公開されたメインビジュアルでは、マシュ・キリエライトをはじめ、そのほかのクラスのサーヴァント姿も見られたので、本稼動時にはさらに熱いバトルが展開することでしょう。3Dということで『FGO』本編以上にキャラクターの追加は大変かと思いますが、やはり推しサーヴァントが登場するかしないかは、プレイのモチベーションに大きくかかわるところだと思うので、全国のマスターの願いがかなうように、1騎でも多いサーヴァントの参戦を願いたいところ。メルトリリスとかね(我欲)!!
プレイ後のお楽しみタイム! リアルセイントグラフ召喚
バトルだけでなく、こちらもある意味『FGOAC』の目玉の1つ。初プレイ時は確定でサーヴァント、プレイ後には1回または5回召喚が可能になっていました。そして、このリアルセイントグラフのデキがすごくいい! ちなみに私が今回の初プレイで召喚できたのは、『FGO』本編とあわせると通産9枚目のエミヤ……愛されてるなぁ(笑)。5回召喚のうち、5枚中4枚が概念礼装という、こちらも『FGO』本編の再現率の高さを見せ付けてくれました(注:完全に運です)。
電撃のマスター陣は『FGOAC』ロケテストをこう見た!
電撃の編集部で日夜原稿を書く合間に『FGO』をプレイする、そのほかのマスター陣にも、『FGOAC』ロケテストへの率直な感想を聞いてみた。残念ながらプレイできなかった『FGO』の1プレイヤーの声として、掲載しておこう。
●モデルは、開発の人がこだわったというだけあってよくできている。前髪から透けるまゆ毛や瞳は、じつに社長絵っぽい。
●『FGO』のイラストがそのまま3Dになっていてスゴイ。アタランテやレオニダスの色味は驚いた。
●操作に関しては、見てる限りだととてもカンタンそう。アーケードが不慣れな人でも、すぐ手になじみそうに見えた。
●宝具のスキがすごく大きく見えるのが気になる。実践で使えるのかな? レオニダスの宝具でタゲを固定して、そのスキにほかのメンバーが宝具を撃つみたいな連携が大事?
●召喚のシステムは気になるところ。レアリティによる差もあるのだろうか? ピックアップもあったり?
●今後の話になりますが、イスカンダルのような何かに乗っている系サーヴァントは、どう表現されていくのか楽しみ。
●キャラグラフィックや宝具モーションのクオリティは最高。見知ったキャラが新鮮に映る。
●推しキャラを実際に動かせるのはさぞ嬉しかろう(手に入るとはいっていない)。
●簡単ではあれど、1回のプレイでは奥深さを感じきれないので、スキルや概念礼装、編成のテクニックなどで変わる“やり込む人向け”の魅力をもうちょっと垣間見たかった。
●もう少々サーヴァントらしい圧倒的スピード感がある部分も欲しいかも?
次回は2018年2月開催予定のJAEPOにて!
今回初披露となった『FGOAC』だが、早くも次回のお披露目の日程も判明! 2018年2月9日(金)から2月11日(日)まで千葉・幕張メッセにて開催されるジャパン アミューズメント エキスポ2018(JAEPO)のセガブースにて、『FGOAC』の出展が決定!! 今回プレイできなかった『FGO』のマスターたちは、2月のJAEPOをチェックしてみてほしい。
(C)TYPE-MOON / FGO ARCADE PROJECT
データ
- ▼『Fate/Grand Order Arcade(フェイト/グランドオーダー アーケード)』
- ■メーカー:ディライトワークス/セガ・インタラクティブ
- ■ジャンル:英霊召喚チームバトル
- ■稼働日:2018年
- ■プレイ人数:1~6人