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2017年12月24日(日)

『WoT』の完成形となる新作『World of Tanks 1.0』が発表。サービス開始は2018年予定

文:オーサー

 Wargamingは、『World of Tanks』シリーズ最新作となるPC用オンラインゲーム『World of Tanks 1.0』を発表しました。

『World of Tanks 1.0』

 『World of Tanks 1.0』は、オンライン戦車バトルゲーム『World of Tanks』(以下、WoT)の基本的なシステムはそのままに、自社開発のグラフィックエンジンでさらなる進化を遂げたシリーズ最新作。

 デジタル技術の進歩により、“Wargamingが本来作ろうとしていた『WoT』”がついに実現したということで、あえて“1.0”の名を冠し、2018年にサービス開始予定です。

グラフィックの進化で生まれ変わった『WoT 1.0』

 『WoT 1.0』最大の特徴として挙げられるのが、自社開発エンジンによって実現された美しいグラフィック。地形や背景のきめ細かさが格段に向上した他、破壊したオブジェクトのリアルな挙動などあらゆる面で進化を遂げています。

『World of Tanks 1.0』
『World of Tanks 1.0』
『World of Tanks 1.0』
『World of Tanks 1.0』
『World of Tanks 1.0』
『World of Tanks 1.0』

 また、現行の『WoT』はSD(低画質)/HD(高画質)という2種類のクライアントを用意することで、低スペックPCでのプレイをサポートしています。

 これに対し、『WoT 1.0』はハイスペックPCでなくともHD画質で快適にプレイできるため、クライアントを1つに統合。

 細かい画質調整はゲーム内のオプション機能で行うことができ、要求スペックも現状のものから上がることはありません。

画面比較(マップ:Lakeville)

『World of Tanks 1.0』
『World of Tanks 1.0』
『World of Tanks 1.0』
▲現在の『WoT』の画面。

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『World of Tanks 1.0』
『World of Tanks 1.0』
『World of Tanks 1.0』
▲『World of Tanks1.0』の画面。

戦況にあわせてBGMが変化。新曲は40曲以上

 音楽面でも、世界中の有名アーティストによる新曲を40曲以上制作しているとのこと。また、アダプティブミュージック(適応的な音楽)を採用し、プレイヤーが置かれている状況によって音楽が多様に変化するそうです。

 発表会で披露された『WoT 1.0』のトレーラームービーが公開されていますので、映像とあわせて音楽もチェックしてみてください。

『WoT 1.0』動作確認向けのベンチマークソフトも登場

 さらに、新エンジンのパフォーマンスをチェックできるベンチマークソフト“enCore”が発表されました。日本向けローカライズについては未定ですが、海外版は12月24日に公開される予定です。

『World of Tanks 1.0』

アジア国別対抗戦“Battle in APAC”で日本が優勝

 発表会では、先日開催された対抗戦“Battle in APAC”の結果も紹介されました。日本、韓国、東南アジア、台湾、オーストラリア&ニュージーランドの5地域対抗で行われた対抗戦は、なんと日本が1位に!

『World of Tanks 1.0』

 戦闘数、勝率、1試合平均ダメージ、命中率の個人成績でも日本人プレイヤーが多数上位にランクインしており、発表会のプレゼンターから称賛のコメントが贈られました。

 これまで、各国のプレイ環境やプレイヤー人口などの違いから地域対抗のイベントは控えられていましたが、今後はこういったイベントも開催していきたいとのことです。

『World of Tanks 1.0』

(C) Wargaming.net

データ

▼『World of Tanks 1.0』
■運営:Wargamin.net
■対応機種:PC
■ジャンル:アクション(オンライン専用)
■サービス開始日:2018年予定
■料金:基本無料/アイテム課金

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