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2018年1月6日(土)

『ファイプロワールド』が新日本プロレスと強力タッグを結成! 実名選手が登場するコラボが実現

文:うま

 1月3日に、東京にあるディファ有明において新日本プロレスがイベント“大プロレス祭り2018”を開催。その中で、PC/PS4用『ファイヤープロレスリング ワールド(以下、ファイプロ ワールド)』と新日本プロレスのコラボが発表された。

『ファイヤープロレスリング ワールド』
『ファイヤープロレスリング ワールド』 『ファイヤープロレスリング ワールド』

 本作は『ファイヤープロレスリング』シリーズの12年ぶりの最新作で、2017年12月19日にPC版が発売された。豊富なパーツや技を使ってオリジナルのレスラーを作り、そのレスラーデータをアップロードすることが可能。シリーズでは初めてのオンライン対戦も可能で、今後PS4版の発売も予定されている。

『ファイヤープロレスリング ワールド』

 新年初の興行ということもあり、イベントは真壁刀義選手、KUSHIDA選手、“イッテンヨン東京ドーム・スペシャルアンバサダー”の松井珠理奈さん(SKE48)の3人による鏡開きからスタートした。

 その後、“新日本プロレスのゲームに関する記者会見”が行われることが告げられた。リング上にPCが持ち込まれ、何が行われるのかという空気に包まれた場内が暗転。巨大なビジョンにCMが流れだし、『ファイプロ ワールド』と新日本プロレスのコラボが発表されると、場内のオールドファンからは、大きな歓声があがった!

『ファイヤープロレスリング ワールド』

 ゲストとして先ほども登場した真壁選手、KUSHIDA選手に続いて、『ファイプロ ワールド』総監督の松本朋幸さんとディレクターの田村季章さんがリングに上がり、新日本プロレスとのコラボの内容について発表した。

 選手の2人もかなりの“ファイプラー(ファイプロプレイヤーの通称)”のようで、KUSHIDA選手は「プロレスを知るきっかけは『ファイプロ』でした。かなりやり尽していました。クリティカルとかデスマッチとか取り入れて進化していった『ファイプロ』が、オンライン対応になって復活するとは、すごい時代ですね」と熱く語った。

 負けじと真壁選手も「やったことあるに決まってんだろ! ハリケーン力丸だろ。それからビクトリー武蔵だろ」と、オリジナルレスラーの名前をスラスラ挙げていき、「友だちと競って勝った負けたとやっていた。今復活してまた遊べるのが楽しい」と喜びを爆発された。

『ファイヤープロレスリング ワールド』

 続いて松本さんから、新日本プロレスの選手が実名で登場するというコラボの内容が発表された。外見や技、動きも完全再現していることが告げられると、真壁選手が「真壁として出られるのが純粋にすごい。最高にうれしい!」とコメント。KUSHIDA選手も「リネームに没頭していたので、これは本当にうれしいです」と子どものころの自分を思い出して喜んでいた。

『ファイヤープロレスリング ワールド』

 コラボの内容はこれだけではない。なんと、新人選手として新日本プロレスに入団し、IWGPチャンピオンを目指す“ストーリーモード”が追加されることが明かされた。

 この“ストーリーモード”では、実在する選手が登場するだけではなく、2017年にリング上で起こった出来事なども再現されているという。さまざまなユニットの抗争や、数々の事件を追体験できるとのこと。

『ファイヤープロレスリング ワールド』

 そして、PS4版の発売日が2018年夏ごろであることが発表された。松本さんは「G1の時期あたりには発売したい」とコメントしていたので、『ファイプロ』を使ったG1予想が楽しめそうだ。

 イベントでは、この日のために用意された真壁選手とKUSHIDA選手を本人が操作して、『ファイプロ ワールド』で戦うことに。しかもこの試合はスパイク・チュンソフト公式試合として認定され、初代“ファイプロ ワールド王座”を賭けたバトルに。

 「先輩の怖さを教えてやる」と真壁選手がすごめば、KUSHIDA選手は「やりつくしているから、負けるわけがない」とやり返す。その言葉どおりに、試合はKUSHIDA選手が絶妙に軸をずらして真壁選手の攻撃を巧みに回避し、ジュニアの選手らしいテクニックで押していく。しかし真壁選手もヘビーのパワーで対抗。ボディスラムからの馬乗りパンチを決めると「いいねー、俺! 俺いいよ!」と大興奮。

『ファイヤープロレスリング ワールド』

 最終的にはKUSHIDA選手が自身の必殺技であるバック・トゥ・ザ・フューチャーで3カウントを決めると、両手を突き上げ大喜び。見事初代王者の座へと輝いた!

『ファイヤープロレスリング ワールド』

 試合が終わっても、そこで終わりとならないのがプロレスの醍醐味。ここでなぜか、タグチジャパン監督の田口隆祐選手がユリオカ超特Qさんと小池美由さんを帯同してリングに乱入。

 『ファイプロ ワールド』のCMのナレーションをやっているのは自分だと明かし、CMにも出ていないKUSHIDA選手がチャンピオンであることに因縁をつけ、あわや乱闘が勃発するか!? ……となったところで、ユリオカ超特Qさんが藤波辰爾選手のモノマネ“ドラゴンストップ”で事態を納めて、後日サムライTVの“新日本プロレス大作戦”でベルトを賭けて戦うことが決定した。

 会見の最後に、松本総監督が「3つだけ言わせてください」と、オカダ・カズチカ選手を彷彿とさせるマイクアピールを開始。「1つ、貴重なお時間をいただき、皆さまありがとうございました。2つ、新日本プロレス様、コラボしていただきありがとうございました。3つ、特にありません」と会場を盛り上げた。

 さらに「と、言いたいところですが、『ファイプロ』を作って20年。『ファイプロ』一筋頑張ってきた田村ディレクターに一言いただいていいですか」と、マイクを渡し、コメントを求めました。田村ディレクターは「まさか新日本プロレスさんと大きなコラボができるとは夢にも思っていませんでした。この気持ちを開発にぶつけていくので、応援よろしくお願いいたします」とのコメントで記者会見は幕を下ろした。

コラボ発表後の選手・開発スタッフに直撃!

 イベント終了後には、真壁選手と初代ファイプロ王者となったKUSHIDA選手による囲み取材が行われたので、そのコメントを掲載する。その後、松本さんと田村さんからもコメントをいただいた。なお、コメント中は敬称略。

『ファイヤープロレスリング ワールド』

真壁:俺とKUSHIDAがリング上で夢中になるぐらい、メチャクチャおもしろい! 俺たちプロのレスラーが夢中になるぐらいおもしろい。グループで遊んだら、大技が決まった時の喜びや勝った時の爽快感という、プロレスの醍醐味やいろんなものが味わえるから。今回俺とKUSHIDAの名前が実名で出ているんだよね。最高じゃない。最高に栄誉なことだしうれしいよ。こぞって遊んでもらって競ってもらいたいです。

KUSHIDA:『ファイプロ ワールド』の初代王者として、団体の垣根を超えて戦いたいです。おそらく現役のプロレスラーにも『ファイプロ』のプレイヤーはたくさん隠れていると思いますし、『ファイプロ』をきっかけにプロレスラーになった人もたくさんいると思いますので、僕より強いぞいう方には名乗りをあげてもらいたいですね。僕もそうだったようにゲームはプロレスを知る1つの窓口になるので、これからの広がりに期待してください。

真壁:質問があります。今日俺は負けましたけど、これリベンジマッチはありますよね?

松本:やりましょうよ、ぜひ! やりましょう!

――ストーリーモードがあると発表されましたが、どのようなストーリーを体験してみたいですか?

真壁:チャンピオンロードしかないよね。明らかにチャンピオンになる男だよね、俺は。あともう1つ、ハリケーン力丸を倒したいです!

KUSHIDA:道場のストーリーがあるとおもしろいと思います。コーチの厳しい言葉とか、人生における悟りがあったり、学べることは道場につまっていると思うので、そういう部分を充実させるとより深みが増すと思います。

――ファンのみなさんに、自分をどのように使ってほしいかリクエストはありますか?

真壁:真壁刀義を使って勝ち上がってもらいたいですね、世界レベルまで。そして「やっぱ真壁強えぇな!」って喜んでいるところで「お前が強いんだよ」ってかっこつけたいね。

KUSHIDA:僕はリング上ではありえない対戦カード、階級を超えた試合とかをやっていただきたいですね。あとは、KUSHIDAにはこんな技も似合うんじゃないかというものを設定してもらえれば自由が効くと思います。あと、僕は『ファイプロ ワールド』と連動した新技を開発したいと思っています。

松本:ぜひ! 

KUSHIDA:春あたりぐらいまでに考えますので、ゲーム上で反映していただければ。

松本:これはもう、絶対にやります!

KUSHIDA:よろしくお願いします。

――今回のこの新日本プロレスさんとのコラボの経緯についてお聞かせください。

『ファイヤープロレスリング ワールド』

松本:昨年夏にアーリーアクセスをスタートして、海外では好評をいただいて数も伸びたのですが、国内では思うように伸びませんでした。その理由を考えたところ、国内のプロレスファンに向けてのアピールが足りないのではないかと。やはり『ファイプロ』は日本が生んだものですから、国内の多くの方に遊んでいただきたい思いがありました。

 そこで今までグレーゾーンでしたけど、“振り向きショートレンジラリアット”ではなく“レインメーカー”と言ってしまおう。新日本プロレスさんの力を借りて国内のプロレスファンにアピールしようと。もともと新日本プロレスさんの関係者に知り合いがいたのでお話をしたところ、「逆に僕らもやりたかったんですよ」と言ってくださって、今回の段取りができました。今日の会場の反応を見て、コラボしてよかったと思いました。

――リング上で発表された時の手ごたえはいかがでしたか?

松本:今は新しいプロレスファンの方がたくさんいらっしゃるので「『ファイプロ』って何?」となるかなと思っていたんです。しかし思いの他、大きな拍手もいただけましたし、これだけ温かく迎えていただけるんだなと感動しました。

田村:CMの映像が流れたとき舞台袖にいたんですけど、拍手の音だったり声だったりが聞こえて、思ったよりも反応をいただいたなと。

松本:あれが力になりました。裏でドキドキしていたんですけど、本当にいい反応をいただけて、これいけるかもってテンションも上がりました。あと、花道に入ってすぐのお客様が「監督がんばって!」って声をかけてくださって。誰も知らないだろうと思ってたので、あれもすごく勇気になりました。

――実名レスラーを登場させられたことについて、どう思われましたか?

松本:今までやれなかったことがやれるうれしさはあります。ただ、『ファイプロ』独特の名前が好きという方もいっぱいいると思います。しかし、12年ぶりに復活してこれからさらに飛躍していくためには、『ファイプロ』も殻を破っていかなければと思います。実名選手や団体を登場させるのは、大きなきっかけです。この一歩が道となります。『(ファイプロ)ワールド』ですから、もっと広げていきますよ!

――今後、実名選手がまだ増える可能性があるのですか!?

松本:まずは新日本プロレスさんとのコラボと、PS4版を成功させるのが大前提ですが、うまくいくようであれば、その先どんどんいくつもりではあります。タイトルの“ワールド”にかなったものにしたいです。

――コラボにストーリーモードが実装されるとのことですが、手ごたえはどうですか?

松本:非常に難しいです(笑)。選手の皆さんが個性の強い方がたくさんいらっしゃるので、それをどう生かすか。また、セリフ1つとっても、どうやったらファンのみなさんが喜んでくれるのか、考えつつ苦労しています。

 細かい事件やおもしろいエピソードをひっぱるために、今までプロレスを見てきたなかで、群を抜いてプロレスを見ていますね。だから“新日本プロレスワールド(※)”が最高ですよ。一部の選手の入場曲は権利関係で差し替えられてますが。ただ、『ファイプロ』では音楽CDを買っていただいて取り込めば、入場時に流すことができますのでご安心を。やはり選手の入場曲が流れると、雰囲気が全然違います!

新日本プロレスワールド:新日本プロレスの試合を生中継&見逃し配信している、有料配信サービス。

――選手の入場シーンも大事ですよね。

松本:そうなんですよ! しかも今の『ファイプロ』は入場時も自由に動かせますから、ぜひ楽しんでください。ただ、今回の新日本プロレスさんとのコラボのDLCには曲までは入れることができないので、先ほども言いましたが、音楽CDを買っていただいてカスタマイズしていただければと思います。

 PS4版もなるべくSteam版とは差が出ないようにしたいので、BGMをカスタマイズできるようにする予定です。

『ファイヤープロレスリング ワールド』

――いよいよ今年の夏にPS4版の発売となりますが、Steam版とPS4版でデータ共有はできるのですか?

松本:PS4版はSteam版とは別に、独自のサーバーをたてて運営していきます。もちろんPS4版のワークショップのようなものは作ります。Steam版もすぐに数千~数万のエディットレスラーがアップロードされていたので、PS4版でもバンバンアップロードされていくと思います。

 また、アーリーアクセス版のようなものはありません。Steam版でユーザーのみなさんの声が集まったおかげで完成にこぎつけたので、PS4版は全部パッケージひとまとめで提供いたします。もちろん、新日本プロレスさんとのコラボも入ります。ただ、今のところ高山善廣選手のチャリティーDLC(※)は入っていないのですが、可能であればPS4版でもこのチャリティーをやりたいと思っています。

高山善廣選手のチャリティーDLC:2017年、試合中の事故で現在も闘病中の高山善廣選手を応援するプロジェクト。公式エディットレスラーとして、高山選手のレスラーデータ、技装備、パラメーター、ロジックすべてをパッケージとして販売中。この売上げは高山選手の支援団体“TAKAYAMANIA”に全額寄付される。

――アーリーアクセス版でのユーザーとのやりとりの早さには、驚かされました。

田村:今まではリアクションをいただいてもメモをとっておいて、あるかわからない次回作を待たなければいけませんでした。しかし今回はリアルタイムで要望を反映していけるということで、手間がかからないものやすぐに実現できるものに関しては、すぐにリアクションをとっていけたので、非常に楽しかったです。

松本:僕のTwitterにダイレクトで要望が来ました。『ファイプロ』が好きだからこその意見ですから、なるべく対応したかったです。やはり『ファイプロ』仲間として、同じ“ファイプラー”として、一緒に『ファイプロ』を作っていく意識でした。

――最後にその“ファイプラー”のみなさんに一言お願いします。

田村:今までは考えられなかった、新日本プロレスさんとのコラボが実現して、『ファイプロ』は新しい領域に入ってきていると思います。これまで以上に気持ちを入れ込んで作品を作っていきますので、応援いただければと思います。

松本:まさに今言われてしまいましたが、『ファイプロ』は新しい時代に突入しておりますので、ぜひこの新しい『ファイプロ』を体験していただきたいと思います。これからも進化しますし、まだまだ止まりませんのでよろしくお願いします。

※“PlayStation”は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標です。
※その他、記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
※記載されている内容は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
(C) Spike Chunsoft Co., Ltd. All Rights Reserved.

データ

▼『FIRE PRO WRESTLING WORLD』
■メーカー:スパイク・チュンソフト
■対応機種:PS4
■ジャンル:アクション
■配信日:未定
■価格:未定
▼『FIRE PRO WRESTLING WORLD』
■メーカー:スパイク・チュンソフト
■対応機種:PC(STEAM)
■ジャンル:アクション
■配信日:2017年12月19日
■価格:3,240円+税

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