2018年1月25日(木)
カプコンから、1月26日に発売されるPS4用ソフト『モンスターハンター:ワールド』をプレイ。今回は本作のフィールドを中心にインプレッションをお届します。
まず取り上げるのは、ゲームを始めて最初に行うキャラクタークリエーション。髪型や輪郭、目、鼻、口、肌の色、髪の色、ペイント、声など、さまざまなパーツを自分好みに設定できるので、お気に入りのキャラクターを生み出せます。
本作のキャラクターの顔立ちは、ファンタジーとアニメの中間といったところ。どちらか一方がタイプの人でも、キャラクタークリエーションを楽しめると思います。
▲イベントシーンでは、自分のキャラクターがよく登場するので、普段こだわらない自分でも気合いを入れて作成しました。 |
操作するキャラクターを自分好みにできると、ゲームをプレイするうえでモチベーションがそれだけ上がるので、さまざまな部分を細かく調節できるのはうれしい限り。もちろん、プリセットも用意されているので、とにかく早く狩りに出たい人はそれを利用するのもアリです。
▲髪や眉などであれば、ゲームを始めてからでもマイハウスで変更することが可能です。 |
ハンターだけではなく、オトモアイルーも耳や毛色、声、尻尾などを設定できます。ソロや2人でプレイする時は狩りや探索の手助けをしてくれるので、愛情を込めて作成してください!
キャンプに到着した瞬間、フィールドは作り込みのすごさに感動できると思います。とにかくキレイ! そしてリアル!! ゲームで景色を楽しむことをあまりしない自分でも、フィールドの作りが気になって、歩きまわってしまいました。
▲絶景ポイントを探しながら狩猟を楽しむという遊び方も。 |
また、今までの『モンスターハンター』シリーズは、フィールドのデザインこそ異なるけれども立ち回る場所はある程度平坦という印象が個人的にありました。しかし、本作では足場がデコボコしていたり、泥地に足を取られたりとフィールドの特徴が色濃く出ている場所もあり、モンスターと対峙する際にも意識することが多いです。
さらに、フィールドには自然に生えているツタや地形を利用した罠があったり、環境生物と呼ばれる生き物で体力を回復したりと、地の利を生かしての狩猟が新鮮。
他にも、オトモアイルーがフィールドにいる小型モンスターと交渉したり、獣人族“テトルー”と交流を深めたりすることで、一緒に狩りの手助けしてもらえる場面もありますよ。
▲テトルーと仲よくなると、オトモアイルーのアイテム“オトモ道具”をくれたりします。 |
フィールドでは独自の生態系が形成されていて、モンスター同士がお互いの縄張りを守るために争うことも! 最初にモンスター同士の争いを見た時には感動してプレイする手が止まりました。本当にさまざまなモンスターがぶつかり合うので、さまざまな縄張り争いを観察するだけでも楽しめますね。
緻密に作り込まれているフィールドですが、作り込まれているがゆえに迷う人もいると思われます。しかし、そんな時に役立つのがハンターが使役する“導蟲(しるべむし)”。モンスターやその痕跡、アイテムの場所まで導いてくれます。
ちなみに痕跡を集めていくと、そのモンスターの居場所がわかる他、モンスター図鑑の生態情報が更新されていくので、発見したら調べておくといいです。
▲生態マップを開けばガイド先を設定することも可能です。 |
これまでの『モンスターハンター』シリーズをプレイしたことがある人は、エリア移動を繰り返してモンスターを追い掛けていたと思います。しかし、本作ではフィールド内のエリアがシームレスに繋がって、大きな1つの狩り場となっています。
そのため、ロードを挟むことがないので、移動やアクションがシームレスに行え、より自由度が増した狩猟体験ができ、狩猟しているリアルな感覚を保てるのがいいですね。
『モンスターハンター』と言えば、装備作りも外せません。本作でもモンスターを狩って素材を集め、新しい武器や防具を作成して手強いモンスターに挑むといった遊び方は健在。しかし、これまでとは異なる点がいくつかあります。
まずはスキル。過去のシリーズでは防具や装飾品を組み合わせ、スキルポイントを一定値に到達させて発動という形式でした。本作では、武器や防具、護石にそれぞれスキルが付いているので、単体の装備でスキルを発動することが可能。同じスキルがあるとさらに性能が上がるという、わかりやすい仕組みに変わっています。
▲スキルの中には、同じシリーズの防具を複数装備することで発動するシリーズスキルも。 |
武器の作成は拠点の加工屋で行うのですが、強化先の性能を見れるといううれしい変更点があります。さらに一部の強化した武器を強化前に戻すことも可能。しかもその際に強化に使用した素材も戻ってきます! 強化した武器とは異なる派生を試したくなった時でも気軽に変えられるのはありがたいですね。
もちろん、上記以外に武器に新アクションが追加されていたり、新モンスターが登場したりと、注目要素は盛りだくさん。遊びやすく、そして“狩猟”という言葉がガチっとはまる作品になっているので、リアルな狩りを楽しみたい人は、ぜひプレイしてみてください。
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