2018年1月31日(水)
yetiは、PS4用ソフト『まいてつ -pure station-』を7月26日に発売します。価格は通常版が6,800円(税別)、『特別豪華版withフィギュア付き』が26,000円(税別)、『with抱き枕カバー付き』が18,800円(税別)、『withトリプルスエードタペストリー付き』が12,800円(税別)。
本作は、どこか懐かしくなる情景をふんだんに描き話題になったアドベンチャーゲームのPS4移植版。遊んだユーザーから評判であった鉄道浪漫を感じられる物語に加えて、PS4版ではメインヒロインであるハチロクと会話できるVRビューアーを搭載しています。
ソフト単体の通常版に加えて、豪華な3種類の初回限定版を用意。限定版の共通特典として、オリジナルサウンドトラックセット5枚組に、ポケット色紙2枚セット、PC移植版DLカード『まいてつ -PureStation-』、web抽選やイベント時にくじ引き券として使える葉書・Lose抽選ハガキがセットに。さらに『特別豪華版withフィギュア』では、ヒロインハチロクのフィギュアを、『with抱き枕カバー』では描きおろしのハチロク抱き枕カバー、『withトリプルスエードタペストリー』では、リッチな素材のタペストリーをそれぞれに同梱しています。
なお、フィギュア、抱き枕カバー、トリプルスエードタペストリーはそれぞれ単体販売もされるとのこと。
鉄道車輌を制御する人型モジュール・レイルロオド。旧帝鉄8620系蒸気機関車のトップナンバー機、8620の専用レイルロオドであるハチロクも、他の数多のレイルロオドたちと同様、大廃線に伴って廃用され、長い眠りについていた。
大廃線による鉄道事故で家族を失くし、隈本県は御一夜市の焼酎酒造、右田家の養子となった少年、右田双鉄。長じて帝大へと進学した彼は、第二の故郷を、工場誘致による水汚染から救うべく、御一夜へ帰還。そこで偶然にハチロクを目覚めさせ、そのオーナーとなる。
双鉄とハチロクとは、それぞれの目的を達成するため、行方不明になっている蒸気機関車8620の捜索を決意。双鉄の義妹で絵描きの日々姫、御一夜市長兼御一夜鉄道社長ポーレットらと力をあわせ、8620復活を目指し、奮闘努力を重ねていく。
旧帝鉄8620形蒸気機関車トップナンバー機8620専用レイルロオド。帝鉄解体直前、8620とともに買い取られて御一夜へ運ばれてきたものの、そのままずっと眠らされ続けてきた。
トップナンバーレイルロオドにふさわしい能力、知性、教養、気品を併せ持つ、まさに日ノ本撫子。が、目覚めて以降は著しい能力低下に苦しめられ、人知れず涙をこぼしている。しかし、双鉄以外の何者もその姿を目にすることはなく、人の目に映るハチロクは、凛とした自信に満ち、つねに結果を示しつづける、最優秀のレイルロオドに他ならない。
お絵描きが好きで、その気持ちを御一夜市内の看板描きやイラストマップ作成といった仕事につなげてもいる、右田双鉄の義理の妹。マジメで前向き。人や物事の美点を誰よりよく見出すことができる目を持っている。
有能すぎる姉への引け目で押し隠していた絵への愛情を、「絵を大好きでかまわないんだ」と見開かせててくれた双鉄のことを敬愛し、同時に、敬愛以上の何かを感じてしまっていることを自覚し始めてもいる。それが気恥ずかしくもどかしく、双鉄に対しては素直に接することができない日々を、心ならずも送っている。
亡き父の遺志を継ぎ、御一夜へのエアクラ工場誘致反対の旗を掲げる、若き御一夜市長、兼、御一夜鉄道株式会社の社長。キハ07Sの運転士でもあり、同専用レイルロオドのれいなとは、実の姉妹のように仲よし。鉄道が大好きで、鉄道のことを尋ねられると話が止まらなくなるほど。責任感がとても強く、ときとして押しつぶされてしまいそうにもなるが、れいなのふんわりとした性格にしばしば助けられている。
双鉄に強い頼りがいを感じており、それだけに、頼り過ぎないようにと懸命な自制をしてしまう、ある意味損な性格でもある。
御一夜鉄道キハ07S専用レイルロオド。レイルロオドの中でもひときわ小さな容姿であるうえに、舌っ足らずな印象があり特徴的だが、かつては鉱山鉄道で大活やくをし、その全盛期から廃鉱までを余さずその目に焼き付けてきた。
この世に嫌いなものなど何一つないのではないかというほど、全方向に対して好意的で、天然の甘え上手。動物や赤ん坊にも好かれ、時として、会話さえ交わしているようにも見えるほど、良好なコミュニケーションを行うことができる。
御一夜を代表する焼酎蔵、右田一酒造元の杜氏にして、右田双鉄の義理の姉。酒造りのセンスはもちろん、経営センスに優れ、その若さにもかかわらず、商店会中から頼りにされる存在である。両親が不在がちな右田家を支える実質的な主婦でもあり、包容力豊か。
真闇と日々姫とが織り成してくれた暖かで平凡な日常が、双鉄の心の傷をどれほどに癒してくれたは計り知れない。初対面の時から双鉄に惹かれ、けれども妹である日々姫も同様に双鉄に惹かれていることに気づいてしまったがため、その想いを、ひた隠しに隠し続けている。
隈元銀行頭取、宝生元忠の一人娘にして、隈元銀行御一夜支店長を任されてもいる、現役の学園生。学園生活を通じて偶然に知り合った日々姫の絵の才能に気づき、それを生かせる環境をセッティングした日々姫の頼れる先輩でもある。
御一夜市が経済的苦境を脱する道はエアクラ工場誘致しかないと判断し、それを実現するため活発に活動している。意思が強く、合理性を重視し、現実的。ある面では双鉄と似通った性格を持っているため、立場が正反対でありながらも、非常に話が合う。
剣術修行とふかみちゃんとが大好きな、蓑笠鍛冶店の自覚無き看板娘。とにかく明るく声が大きい元気のかたまりで、何をやっても目立つうえ、裏表というものがまるでないので、学園でもご町内でも人気者。
体を動かすことが好きで得意であることから、ふかみが川下り舟を操る姿に興味を持ち、川下りの手伝いをするようになり、そこから急速に仲よくなった。
竹を割ったような性格と、竹を割った中身のような考え方を持つがゆえ、非常に単純で判断が早い。恋愛に興味をもったことはなく、自身が女性であることすら深くは意識していない。
病弱な母に代わって、御一夜の誇る観光資源、クマ川下りの運営を必死に務める、苦労人の少女。読書が大好きで物静かで引っ込み思案な性格なのだが、生活上の必要に鍛えられ、営業トークなどはきっちりこなせる。反面、プライベートでは自分の意見をまったく出せず、凪が代弁してくれない時には流されるがままになってしまう。それゆえ凪を非常に頼りにしており、その明快さに憧れてもいる。
読書癖の影響で、妄想力は密かに豊か。“凪ちゃんがもし男の子だったら”という妄想をしてしまった時などは、1人で布団にくるまり転げまわっている。
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