2018年2月5日(月)

PS4『シティーズ:スカイライン』が4月12日に発売。居住区画や商業区画などの詳細も判明

文:電撃オンライン

 スパイク・チュンソフトは、PS4用シミュレーションゲーム『シティーズ:スカイライン PlayStation4 Edition』の発売日を4月12日に決定しました。また住民生活の基盤を形作る“区画整備”などの情報を公開しました。

『シティーズ:スカイライン PlayStation4 Edition』

 本作は、海外で高い評価を得ている都市開発シミュレーションゲーム『Cities:Skylines』の日本語版です。プレイヤーは、新たな都市の市長となり、市民生活の向上や産業の振興を行って街を発展させていきます。

区画

 都市に住民が定着するためには、彼らの住宅と仕事、商店が必要です。本作では、道路に面した土地を市民生活の基盤となる“区画”に指定することで都市が発展していきます。

 区画には居住・商業・産業の3種類が存在し、それぞれ役割が異なります。また、相互に密接なかかわりを持っているため、プレイヤーそれぞれの都市が抱える課題に応じて、各区画のバランスを調整する必要があります。

居住区画

 市民のための住宅が建つ区画です。居住区画には低密度と高密度が存在し、低密度区画には主にファミリーが住む戸建て住宅が、高密度区画には単身者が多く居住する高層建築が建てられます。

『シティーズ:スカイライン PlayStation4 Edition』

 産業区画に対しては就労を、商業区画に対しては就労と商品購買を提供します。

産業区画(工業・オフィス)

 工業区画とオフィス区画は、市民に対して多くの雇用を創出します。工業区画は幅広い教育レベルの市民に仕事を提供し、商業区画へと製品を出荷しますが大きな騒音と環境汚染が発生してしまいます。

『シティーズ:スカイライン PlayStation4 Edition』

 オフィス区画は教育レベルの高い市民向けの求人が多く、環境への影響が少ないのが利点ですが、税収は少なくなります。

商業区画

 商業区画には多数の商店が建ち並びます。各商店は工場から商品を仕入れて市民に商品を販売するので、商業を発展させるためには安定的な商品の仕入れと十分な数の顧客が必要となります。

『シティーズ:スカイライン PlayStation4 Edition』

 居住区画と同様、商業区画にも低密度と高密度の2種類が存在します。

区画整備

 道路を敷設すると、その道路に面した土地を区画として指定できるようになります。市民の需要を示すゲージを参考に、必要な区画を整備していきます。

『シティーズ:スカイライン PlayStation4 Edition』
『シティーズ:スカイライン PlayStation4 Edition』

 整備された区画には、タイプに応じて建物が建ち始めます。建物にはレベルがあり、公共サービスの充実度や地価、区画の配置バランスなどが密接に相互関連しながら自動的に変動します。

『シティーズ:スカイライン PlayStation4 Edition』
『シティーズ:スカイライン PlayStation4 Edition』

特区

 商業区画と工業区画では、特定の業種に特化した区画(特区)を整備できます。工業区画には、林業・農業・鉱業・石油産業という4つの特区が用意されています。

 林業や農業は、土壌汚染が少ないクリーンさが魅力ですが、税収はやや減少し、高学歴の市民向けの雇用はあまり期待できません。

『シティーズ:スカイライン PlayStation4 Edition』

 鉱業や石油産業は、通常の工業区画よりも増収が見込めますが、土壌・水質の汚染度合は強くなってしまいます。

『シティーズ:スカイライン PlayStation4 Edition』

 商業区画では娯楽特区と観光特区を指定できます。娯楽特区はレジャー施設や夜間営業を行う飲食店が多く、低下しがちな夜間の税収を補う効果が期待できますが、騒音などによる近隣住民とのトラブルに注意が必要です。

『シティーズ:スカイライン PlayStation4 Edition』

 観光特区は観光客向けのホテルが多く建設される区画です。経済効果は限定的ながら、大都市らしい高層ビル群のビジュアルが魅力的です。

『シティーズ:スカイライン PlayStation4 Edition』

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