『シヴィライゼーション VI 文明の興亡』でズールーの指導者シャカが登場。詳細や紹介動画が公開

文：電撃オンライン

　2KおよびFiraxis Gamesは、PC用ソフト『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI（以下、シヴィライゼーション VI）』の拡張パック『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI 文明の興亡』について、新たな文明ズールーとその指導者シャカに関する詳細と紹介動画を公開しました。

　『シヴィライゼーション VI』は、複数の文明から好きなものを選び、石器時代から近未来までの変遷を経ながら文明を拡張し、他文明と競っていくターン制ストラテジーゲームです。

　拡張パック『文明の興亡』では、ズールーのシャカを含む9人の新指導者が登場します。価格は3,500円（税込）で2月8日より配信されます。なお、Steam版の国内向け配信は日本時間2月9日からとなる予定です。

ズールーの指導者シャカについて

　軍事史に残る名将であったシャカの改革によって、ズールー軍は効率、組織力、危険性を高め、インピは世界でも屈指の恐るべき部隊でした。その一方で、シャカの怒りと悲しみにより、アフリカ大陸で数千の命が犠牲になったことも知られています。

　シャカは、ズールーの族長センザンガコナとランゲニ族の族長の娘ナンディの間に生まれました。やがてズールーの族長はナンディとシャカを追放、この時期にシャカはムテトワ帝国に昔から伝わる指揮官養成訓練、イブートに参加します。

　西暦1816年に実の父親が没すると、すでに自力で名高い指揮官になっていたシャカは、ディンギスワヨの軍を離れ、ズールー族に戻って指導者となります。シャカはインピの組織と戦術を標準化して多くの将校を導入し、出身部族は問わず、実績と能力に応じて昇進させるようにもしました。

　当時のズールー族は、周辺地域のバントゥー民族中で最小の部族でしたが、南アフリカは、すぐにズールー族の恐ろしさを知ることになります。シャカの下で急速に台頭したズールー族は、ヨーロッパによる植民地化が進んだ時代だったことも相まって、南アフリカの歴史と文化に深く、複雑な影響を与えました。その意味については今も議論がつづいています。

　なお、シャカや固有ユニットなどの情報は、公式ブログで詳しく解説されています。

固有ユニット: インピ

　長槍兵に取ってかわるこの兵士たちは側面攻撃ボーナスが高まり、同じ時代の他の戦闘ユニットよりも扱いやすいユニットです。コストと維持費は安く、経験値を速く獲得できます。

固有区域: イカンダ

　兵営に取ってかわるズールー固有のこの区域は、住宅を加えます。社会制度か技術の解除条件を満たすと、ただちに軍団と大軍団を編成できるようになります。これにより、軍団と大軍団の編成が通常より早く完了します。

指導者の固有能力: アマブト

　シャカは軍団（社会制度“傭兵”で解除）と大軍団（“ナショナリズム”で解除）を早い段階で編成できるようになります。また、アマブトは軍団と大軍団の基本戦闘力をさらに増加させます。

文明の固有能力: イシボンゴ

　シャカによる都市の征服後、守備隊を置くと忠誠心にボーナスが得られます。必要な社会制度が解除されている場合、あるユニットで都市を征服すると、そのユニットは軍団または大軍団にアップグレードされます。

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