小野友樹さん、前野智昭さんはジャンケンでの相性もバッチリ!? 『剣が君』イベント【夜の部】
2017年11月12日に、人気乙女ゲーム作品『剣が君』初の単独イベント“剣が君 百花繚乱の宴 ”が三郷市文化会館にて行われました。
イベントには、九十九丸役・小野友樹さん、螢役・KENNさん、黒羽実彰役・前野智昭さん、縁役・置鮎龍太郎さん、鷺原左京役・保志総一朗さん、鈴懸役・逢坂良太さん、徳川家光役・村田太志さん、服部半蔵役・青木瑠璃子さんという豪華キャスト陣が集結! ここでは、夜公演の“愛しさと共に百夜綴り編“の模様をお届けします。
公演前には観客に対する諸注意を促すアナウンスが流れますが、前説は服部半蔵が担当でした。「録音や撮影は禁止です……」と淡々と説明するなか、劇場内でも食べまくる九十九丸に注意を促す場面も。ちなみに終演後の後説は家光様が「忘れ物がないように」と送り出してくださいました♪
キャスト陣の「ぱっぴー!」から始まった夜の部
昼の部同様にオープニング映像が流れてから(※夜の部は『剣が君 for V』のオープニング映像!)待望のオープニングライブの生歌唱がはじまります。PS Vita版主題歌の「鼓動」のイントロが流れた瞬間に、昼の部と曲が違うことに気付いた観客席からは驚きと興奮の声が上がりました。
昼の部のしっとりとした曲調とは対照的に、ちょっと跳ねながら登場して難しい下パートを歌唱する小野さんと、拳を上に突き上げリズムを取りながら熱唱するKENNさん。美しすぎるハモりに鳥肌が止まりませんでした。
昼公演では白のジャケット姿だった前野さんですが、夜の部では実彰をイメージした着物に装いが変わっていました。そして保志さんといえば恒例の「ぱっぴー!」の挨拶。KENNさんが「ずっとやりたかったんだ!」と真似したことから始まり、なんと全員の「ぱっぴー!」のからスタート♪
涙なしには観ることのできなかった夜の部の朗読劇
夜の部の朗読劇は、昼の部と打って変わってとてもシリアスな内容に。人斬りが横行しているという情報を放っておけない家光、半蔵と縁をはじめとする面々。その後、二手に分かれた彼らは人斬りの原因となっている妖刀を持つものを探し出すが、その相手はなんと矢ノ彦というストーリー。
物語出だしから、マイクの不調により小野さんの声が聞こえないというハプニングが発生! キャスト陣のアドリブにより会場からは笑いが起こります。九十九丸の伝書鳩ハヤトも小野さんが担当し、「くるっぽー」と何度も鳴き真似を披露! さらに、小野さん演じるハヤトにつられたのか、保志さんも語尾に「くるっくー」とつけるなど、度々入るキャスト陣のアドリブに、会場中が思わず吹き出してしまいます。
そんな笑いが絶えない朗読劇でしたが、物語はだんだんと不穏に……。妖刀に取り憑かれてしまった矢ノ彦へ各々の“剣”に対しての想いが語られ、『剣が君』の世界観をより深く掘り下げる物語に、いつまでも拍手が鳴り止みませんでした。
じゃんけん大会、優勝するのは?
夜の部のバラエティコーナーは「ジャン剣取り御前試合」と題されたじゃんけんトーナメント大会が催されました。「じゃんじゃかじゃかじゃかじゃんけんな」の掛け声に合わせて選んだ傘を開き、そこに描かれたグー、チョキ、パーの絵柄のいずれかを出すというもの。とくに白熱したのは小野さんと前野さんの試合で、あいこが続いて3回目でようやく決着つきました。
KENNさんは「螢は二刀流だから」という理由で2本の傘で保志さんとの勝負に挑みます! 勝負前に2本の傘を持って、ゲームビジュアルの螢と同じポーズを決めるKENNさんに会場から悲鳴が。KENNさんVS保志さんの結果は保志さんがチョキ、KENNさんはどちらも勝てないチョキとパーを出したため、保志さんが勝利……! 保志さんはそのまま決勝で逢坂さんにも勝利し、優勝商品である江戸切子のグラスが進呈されていましたよ。
イベントラストはlasahさんによるライブ
夜の部では縁、左京、鈴懸からの愛の言葉を聞くことができました。ゲーム中のスチルに合わせ、思い出を振り返るかのような語りにまたしても会場からは、感嘆の息が。
lasahさんは夜の部では『剣が君 百夜綴り』エンディング「暁」を熱唱。染み渡る素敵な歌声に、会場は青のペンライトの光で揺れていました。最後の挨拶では、「『剣が君』が本当に好きで!」と本作に対する想いや、歌にこめた気持ちなどを語ってくれました。
発売から5年目を迎える『剣が君』ですが、メインキャストが6人そろったのは今回のイベントが初めて。キャスト陣もずっと念願だったようで、収録やイベントで集まるたびに「みんなでイベントをやりたいね」という話をしていたそうです。
「企画が始まったころはド新人だったので、たくさんの初めてを経験させてもらっています。」と逢坂さん、「『剣が君』には特別な思いがあります。一体感を一緒に味わえてうれしかった。」と保志さん、「ぜひ映像化してほしい!」と置鮎さん、「イベントでハバキ憑きとの会話もしたい。」と前野さん、「キャストもスタッフも愛の強い作品。ジャン剣のリベンジをしたい!」とKENNさん、「朗読のときに、これを読みきったら終わっちゃうんだなって、複雑な思いでした。」と小野さん。
それぞれが改めて『剣が君』への愛やこれからの展開への期待を語り、小野さんの「剣が君」というコールに全員で「百花繚乱ー!」と応えてイベントは幕を閉じました。
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