2018年2月14日(水)
『FF14』“THE PRIMALS”ライブ情報も飛び出した札幌F.A.T.E.&雪まつり会場レポート!
去る2月10日、札幌“西11丁目”駅にほど近いホテル・さっぽろ芸文館にて、スクウェア・エニックスのPS4&PC用ソフト『ファイナルファンタジーXIV』2018年最初のリアルイベント“Full Active Time Event in SAPPORO”が開催されました。
今回のイベントは札幌の雪まつり期間中に開催されており、ご存じの方も多いと思いますが雪まつり会場には陸上自衛隊第11旅団(第11特科隊、第11偵察隊、第11高射特科中隊)製作の『FFXIV』雪像“白銀の決戦”が設置されていました。
というわけで今回のレポートでは、雪まつりと、200名の光の戦士たちが招待された札幌F.A.T.E.会場の様子を写真多めで振り返っていきます。
PLLで発表された内容についてはコチラでまとめているので、ご参照ください。
こちらが雪まつり会場の大雪像“白銀の決戦”。像自体も鎧や牙など細かな部分まで作り込まれた見事なものでしたが、毎日18時からはプロジェクションマッピングによってエスティニアンとニーズヘッグの戦闘演出が投影され、まさに“命が吹き込まれた”感覚。
鑑賞し終えた人からは感嘆の声がもれていたようです。おもしろいのは、若い世代も、ゲームを普段やらないであろうご年配の方々も、どちらも一緒に来た人たちと「これ、スゴい」と盛り上がっていた点。すでに各所で映像がアップされてはいますが、まだ見ていない方はぜひ下記からご覧ください。
■「ファイナルファンタジーXIV“白銀の決戦”」プロジェクションマッピング
↑雪まつり会場には関東では見られない品々が供された屋台がズラリ。滞在中は毎食ここでいいのでは、というくらい豪華さ。蒸しうにもホタテも串焼きもおいしかった……! |
↑近場にはファイナルファンタジーシリーズのグッズショップが。壁に掛けられたシヴァのスノーボードがとくに印象的でした。 |
所変わってこちらはF.A.T.E.会場。平常どおり、招待されたみなさんはPLLが始まるまでは各種アクティビティを楽しんだり開発スタッフ(今回は主に吉田P/Dやサウンドディレクターの祖堅さんと話すために行列ができていました)と交流したりと思い思いの時間を過ごしていた様子。
コミュニティプランナーの望月さん(もっちー)によると、浜松F.A.T.E.にもあったカーバンクル折り紙は若干作り方がマイルドになったそうですが、それでも製作に2時間くらいかかる"絶"コンテンツだそうです。次回以降のF.A.T.E.でもし興味があればぜひチャレンジしてみてください。
“THE PRIMALS”CDデビュー&全国Zeppツアー決定! 祖堅正慶氏に現状の意気込みなどを聞いてみた
そして今回の目玉! PLLでは祖堅さん率いる公式バンド“THE PRIMALS”の単独アルバム発売が発表され、各地にあるZeppをめぐるツアーの予定も公開されました。詳しくはコチラから!
これで、祖堅さんが光の戦士と会うたびに言われていたという「オケコンはまだですか? THE PRIMALSのツアーはまだですか?」の2つの希望が両方とも叶えられた形となります。
5月25日の東京公演は、公式サイトで販売が開始されてからわずか13分でSOLDOUTしたとのこと。さらに、昨年多くの光の戦士に感動を与えてくれた『ファイナルファンタジーXIV』のフルオーケストラコンサートがアメリカ・ロサンゼルスとドイツ・ドルトムントでも開催決定。詳細はコチラ。
海の向こうではありますが、どちらの会場も世界的に有名かつオーケストラファンであれば一度はそこで聴いてみたいという場所とのこと。もしご予定など都合がつくのであれば“少しでも迷ったなら行くべき”という東京公演時の教訓をもとにぜひ検討してみてください。そして札幌F.A.T.E.も無事終わりを迎えたあとに、今回の発表について祖堅さんに少しだけお話を聞ける時間をもらえたので、ミニインタビューという形で掲載いたします。
――まずはTHE PRIMALSについてお聞かせください。アルバムとZeppツアーが発表されましたが、発表に際してのコメントなどをぜひお願いします。
祖堅正慶氏(以下、敬称略):そうですね。全国でF.A.T.E.をやっているときに多かった声が、「オーケストラコンサートはまだですか」と、「THE PRIMALSのライブはまだですか」の2つだったんですね。
オーケストラコンサートは先日おかげさまで東京公演を無事成し遂げられたので、次は海外のオーケストラと、それからTHE PRIMALSのライブだ、と。ということで、みなさまのご要望にお応えすべく、じつは動いてました。
――相当前から動いてらしたんですね。
祖堅:ええ、年単位で前からですね。
――海外でのオーケストラコンサートはすでに会場が決定済みとのことですが、演奏される楽団も決まっているのでしょうか?
祖堅:楽団はまだ最終審議中な段階ですね。候補は決まっているのですが、オーケストラを1つまるっとお願いするのか、サポートで入っていただくとかいろいろあるので、そのへんを今詰めているところです。コンダクターのほうは、まだ確定ではないものの「この方にお願いできるんじゃないかな」というアタリはついていますね。
――そういえば今日の放送中、聞きなれないボーカル付きの曲が流れていたのが気になったのですが……。
祖堅:あれじつは“Before Metor”のサントラに入っているんですが、新生以降ではまだ使われていませんね。どこで使われるのかと言いますと……そのうち聞けますね。もうほどなく。でもまあ内緒です(笑)。
――THE PRIMALSのみなさんは、今回のこの動きについて何かおっしゃっていましたか?
祖堅:「マジか」と(笑)。ギターのGUNNさんは、「Zeppツアーやることになりました」って言ったら、一度流してから「……ん?」って二度聞きしてましたね。
まあバンドのみなさんはZeppツアーとか何回も経験のある方たちなので、あらためて“THE PRIMALSとして”という部分にとまどったのかもしれません。でも「俺たちもワールドツアーやってるし、やれるよね」みたいな感じで意気込んでくれました。
で、セットリストももうだいたい決まったんですが、ヤバいです(笑)。今の生活を続けていたら走り抜けられないセットリストなので……多いし、内容もヤバいですね。なので僕、筋トレをですね、さらにメニューを増やしました。去年の秋口くらいから、体を仕上げられるようにがんばってます。
――先日のツイートも話題になってましたね。祖堅さんの筋肉が前より締まってるのでは、と。
祖堅:鍛えて、ます。はい。本当に(笑)。がんばらなきゃなと。
――純粋に楽しみです!
祖堅:ありがとうございます。もし可能だったら海外のオケコンもぜひ。E3やGamescomの取材にかこつけて観に来てもらえればと(笑)。お待ちしております。
――ありがとうございました!
さて、『FFXIV』で“札幌”と言えば忘れてはならないのが、札幌駅のHMV札幌ステラプレイス店。毎度気合の入った『FFXIV』関連商品の棚づくりでプレイヤー間の話題にのぼり、今では多くの光の戦士が“聖地”という認識を持つ場所ですね。
筆者も2月9日(“吉田の日々赤裸々。(2)”サイン会)で一度足を運び、2月11日にも「お参りしてから帰ろう」と立ち寄ってみたら……。
まったくの偶然で、祖堅さん、望月さん、そしてHMV店員にしてボーカリストの伊田恵美さんと遭遇。ちょうどQ&Aシートを祖堅さん&望月さんに書いてもらっていたところだということなので、少しお邪魔して見せてもらいました。
↑祖堅さん&望月さん出演のテスト放送を見たのが縁で『FFXIV』を始めたという伊田さん。以前祖堅さんにインタビューしたときのお話によると、HMV札幌ステラプレイス店で伊田さんが祖堅さん伴奏のもと“Oblivion 忘却の彼方~蛮神シヴァ討滅戦~”バラードバージョンを歌い、後日それがきっかけで本格的なバラードバージョンが作られたということです。 |
↑こちらが祖堅さん&望月さんによるQ&1Aシートと、知る人ぞ知るFFXIV・SS加工部の方からのプレゼントポスター(祖堅さんサイン入り)。HMV札幌ステラプレイス店内に飾られるとのことなので、お近くの方はぜひ見に寄ってみてください。 |
ちなみに、THE PRIMALSツアー&アルバムについて女性ボーカル曲がどうなるか祖堅さんに何気なく聞いてみたところ、「まだ発表はできませんが、もちろん考えていますのでお楽しみに!」とのことでした。
5月以降の展開、その期待度は"絶"以上! ということで今回のレポートを締めくくりたいと思います。
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