2018年2月16日(金)
『シャイニング・レゾナンス リフレイン』限定版に収録されるイラストを公開。同梱物を主観タップリにレポ
セガゲームスから、3月29日に発売予定のPS4用ソフト『シャイニング・レゾナンス リフレイン』。その限定版『Premium Fan Box』の中身について、電撃オンラインのkbjがレポートします。
本作は、2014年12月にPS3用ソフトとして発売された『シャイニング・レゾナンス』をフルHDの美麗な映像で楽しめる、失われた竜の力をめぐる戦いを描いたファンタジーRPG。オリジナル版で配信された150種以上のDLCがすべてゲーム内に収録されています。
通常版と同日に発売される限定版『Premium Fan Box』には、ソフトに加えてファンブック、ドラマCD、新主題歌『永遠色(とわいろ)のアリア』のフルバージョンを収録した音楽CDが同梱されます。
以下で、収録されているそのさまざまなグッズの内容を主観たっぷりにお届けします。また、本作のプロデューサー・鈴木誠さんからコメントをいただいておりますので、あわせて紹介します! 購入を検討している人は店頭などで確認のうえ、お早めに予約してください。
なお、画像は開発中のもので、変更される可能性があります。
限定版『シャイニング・レゾナンス リフレイン -Premium Fan Box-』
Tonyさん描き下ろし特製BOX
ボックスには、キャラクターデザインを担当したTonyさん描き下ろしのキリカがデザインされています。
キリカは歌巫女として登場するヒロイン。エルフ族の尖った耳、美しい金髪、和風で柔らかい雰囲気のある衣装と、見た目は満点に近いです。ええ、個人的にですが!
前半こそ箱入り娘であるところが多く出ていて、コミュニケーションをうまくとれないでいるのですが、物語の中盤で起こる“とある出来事”で心を開いたキリカは、カワイすぎてずるいです。やばいです。
このイラストからは、中盤以降に見られたキリカの温かみを感じられます。はい、気持ち悪くてすみません。それくらいに笑顔が魅力的なイラストで、一発でノックアウトされました。
ちなみに補足しておきますとkbjはソニアも好きです。
ファンブック“シャイニング・マガジン”
“シャイニング・マガジン”はイラストレーターTonyさん率いるAlbionWorks責任編集による80ページ超えの冊子。キャラクター紹介、4コママンガ、さまざまなキャラにスポットを当てた小説、いろいろなイラストを集めたコーナー、そしてTonyさんへのインタビューを見られます。
“キャラクター紹介”では、登場するキャラクターのイラストや武器、演じられた声優のサインを見られます。イラスト集には及ばないのですが、美麗なキャライラストをしっかり見られるのはいいところかと。
“ちびっとしゃいにんぐれぞなんす劇場”では、キャラクターのいろいろな魅力を楽しめる、4コママンガが展開。キャラの特徴がわかるので遊んでいない人でも、読んでいけると思います。マンガを担当しているのは、『シャイニング』シリーズの公式デフォルメ絵師の“とあざ”さん。今回は特別にその中から2話を公開しているので、ぜひご覧ください。
ユーマと竜奏騎士たちが出会う前を描いた物語を記した小説、“竜奏騎士たちの前奏曲 ~Refrain~”。主要キャラクターが総登場する、ゲーム以前の出来事が描かれた全5エピソードが収録されています。
1.エクセラ編
2.ソニア&キリカ編
3.リンナ編(キリカ、フロマージュも登場)
4.ユーマ&マリオン編
5.アグナム&レスティ編
小説を担当しているのは、こちらも『シャイニング』シリーズのノベライズを多数手がけている小説家で脚本家の加納新太さん。本作のキャラクターデザインを担当しているTonyさんとも交流があり、文筆スタッフとしても協力しているとか。
内容は読んでのお楽しみということでふれないでおきますが、読み応えがあるだけでなく、イラストも用意されています。個人的にはクリア前に読んでもいいのですが、キャラを知った後に読むとより理解できると感じましたね。
“グラビア&設定資料”では、これまでに描かれた『シャイニング』シリーズのイラストやラフイラストを見られます。フィギュア用に描き起こされた水着の細かな設定も確認可能です。公開済みイラストの差分も多数収録されていて、例えば今回紹介しているサクヤの女教師衣装のイラストは、フレア社からフィギュア化が決定している『サクヤ -女教師Ver.-(仮)』のイメージイラストとは違い、メガネがなく、両目がバッチリ開いているイラストになっていることがわかります。
“Tony氏SPECIALインタビュー”では、長年『シャイニング』シリーズのキャラクターデザインを担当してきた、Tonyさんへのインタビューを敢行。本作『シャイニング・レゾナンス リフレイン』だけでなく、“初音ミクGTプロジェクト”の“レーシングミク2017 Ver.”のデザインや『StarHorsePocket』、『三国志大戦』など、同氏がかかわられたタイトルについての興味深い話を見られます。
鈴木Pコメント
基本的には社内の倫理担当を説得するのが私の役目でした(笑)。
Tonyさんの描き下ろしイラストは、リンナのセクシーな場面はもちろんエトとマリオンのシリアスな場面、『レゾナンス』以外の『シャイニング』シリーズのイラストなど“シャイニングワールド”の魅力がいっぱい詰まっております。
また、“シャイニング ファン フェスタ”のパンフレットをお持ちの方はおなじみ“とあざ”さんの4コマでは普段は見られないキャラクターたちのゆる~く愛くるしい関係性は必見。
『シャイニング』シリーズの小説をずっと書いていただいていた加納さんの小説ではあのキャラクターの前日譚についても書き下ろしていただいていますので、キャラクターを深く掘り下げるうえでもマストアイテムです!
ドラマCD“シャイニング・レゾナンス リフレイン 竜奏騎士の日々”
『シャイニング・レゾナンス』に登場するキャラによるアナザーストーリーが展開するドラマCD。
ヒロインの戦いの合間を描いた“想い思いのデュエット”、不思議な機械に出会ったユーマのエピソード“夢を追うものたち”、晩餐会でドレスを身にまとった皇女エクセラの出会いを綴った“夜宴の皇女”、そして、ユーマの舌を満足させる料理対決が繰り広げられる“クッキングバトルロイヤル in うみねこ亭”の4本です。
“クッキングバトルロイヤル in うみねこ亭”はボリュームもあり、物語に力が入っています。ただ、オリジナル版でもっと見たかったエクセラを楽しめる“夜宴の皇女”も個人的には気に入っています。
ややコミカルなシナリオが多いうえにキャラの特徴が出ているものばかりなので、プレイ後にチェックするのがオススメです。
鈴木Pコメント
いつも予約特典などさまざまな形で『シャイニング』シリーズにはドラマCDがありました。『レゾナンス』に関してはその機会を逃していましたが、ついに皆様の手に届けることができました。
各ヒロインとのラブラブなやりとりを楽しめお耳がちょっと幸せになれる“想い思いのデュエット”。シリーズではさまざまな役を担当していただいている水樹奈々さん演じるエクセラの凜とした執務、ありったけの小遣いをアレに費やしてしまうユーマを演じる島﨑信長さんの魂の叫び!
男衆が入り乱れるシリーズおなじみ料理シナリオ“クッキングバトルロイヤル in うみねこ亭”もお聞き逃しなく!
主題歌CD『永遠色のアリア』
個人的な話になるのですが、オリジナル版の主題歌『虹の旋律』はすごく印象的な曲でした。古き民族の曲を思わせるさまざまな楽器による演奏や間奏の歌詞、そしてキリカとソニアのボイスが入り混じるボーカル。ゆったりとしたようなメロディでありつつ、サビでの盛り上がり、そして再度流れる木管楽器がたまらなく好きでした。
今回の新曲『永遠色のアリア』は、イントロを含めてメロディラインに勢い・力強さがあります。そのうえで、『虹の旋律』同様に木管楽器がアクセントを与えつつ、キリカとソニアが本作の世界観を歌っています。
ここは好みの問題になるのですが、個人的には『虹の旋律』のほうが好きです。ただ、そのうえでこの『永遠色のアリア』のスピード感もすばらしいと思います。個人的な好みに合っていました。早くCDでフルバージョンを聞ききたいですね。
発売まではオープニングムービーを見て、心を静めておきましょう。
『シャイニング・レゾナンス リフレイン』オープニングムービー
鈴木Pコメント
おなじみエレメンツガーデンさんに、「『虹の旋律』の持っていた壮大なイメージは引き継ぎつつ、テンポの速い曲を」とお願いしたところ、イメージにぴったりの素晴らしい楽曲を作っていただきました。ジャケットに書かれている制作スタッフをご確認していただくと、前作を知っている方は発見があるかも知れません!
歌も『虹の旋律』に引き続き、キリカ役の早見沙織さん、ソニア役の瀬戸麻沙美さん。お2人ともとても魅力的な歌声。そんな2人とデュエットできる様にと、それぞれのパートのみのバージョンも収録しております。
オリジナル版を楽しんでいた人も遊んでいなかった人も楽しめる
前述の通り、オリジナル版にいろいろな要素が加わっています。追加要素“リフレインモード”では水樹奈々さんの演じるエクセラ、神谷浩史さんの演じるジーナスと序盤から冒険をともにすることができます。以前にオリジナル版をプレイした人も楽しめるとのこと。
またDLCをすべて収録。エクストライベント、追加ダンジョン、キャラクターコスチュームなど150点以上が入っているため、当時遊び損ねていた人にも最適です。
さらに、オリジナル版であったフィードバックを受けて、遊びやすさが追求した調整、バトル時のアクションの細かい挙動などもチューニングされているようです。オリジナル版はPS3市場が円熟した2014年12月に発売されました。遊ぶ機会を逃していた人、当時楽しんでいて、今遊ぶタイトルを探している人は購入を検討してみてはいかがでしょうか?
(C)SEGA
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