『ファンタシースター』シリーズ30周年を記念して開催される“ライブシンパシー2018”。開催日である2018年3月24日（土）まで、あとひと月あまりとなった。

　これまで『ファンタシースターオンライン2』（以下、『PSO2』）のコンサート“ライブシンパシー”といえば、オーケストラコンサートとして実施されていたが、今回はボーカル曲を中心とした生バンドによるライブ。

　出演者も『PSO2』クーナ役の喜多村英梨さん、『PSO2 ジ アニメーション』で主役・橘イツキ役を演じた蒼井翔太さんを筆頭に、まさにオールスターな顔ぶれだ。

　ここでは、会場で販売されるパンフレットに掲載されるクーナ役・喜多村英梨さんのインタビューを一部抜粋して先行公開！　どんな想いでクーナを演じ、唄ったのかなど、はじめて明かされるエピソードは必見だ。

「『PSO2』のオフラインイベントに、やっと参戦することが叶いました」

──喜多村さんのなかで、クーナというキャラクターはどういった存在になりますか？

喜多村：キャラクターボイスという形で参加させていただいている関わり深い存在ですけれど、実はまったく自分とは似てないんですよね。クーナはアイドルとアサシンの2つの顔を持っていて、1人だけど多彩な表現を要するキャラクターです。

　収録ごとに「こういう面があるんだ」とか「こういう言い方をするんだ」とか、まだまだ発見があるというか、たくさんの魅力を持ちすぎているキャラクターで、自分とはかけ離れているなと。喜多村英梨という人物が、いつも俯瞰してクーナを追いかけているというか。芝居を通して存在しているけれど、どこか不確かで不思議な存在だと思っています。

──アイドルとアサシンの２つの顔を演じるうえで、気を付けていることはありますか？

喜多村：セリフやコスチュームも含めてですが、アサシンモードはどこまでもクリエティブで、どこか人間味のないようなセリフ回し。一方のアイドルモードのときは、10代の高校生みたいに天真爛漫で表情豊かと、全然違う感じでスパッと分かれているので、スイッチングはしやすいなと思っています。

　アイドルとアサシン、それぞれの背景や設定をブレずに書き分けてくださっているので、自分はシナリオを書いた方が描きたい表情をそのまま拡声器として出せばいい。そのプロフェッショナルな面をお任せいただいていることの責任感は、常に持って挑んでいます。

──収録はアイドルとアサシンで別なのですか？

喜多村：アイドルでもアサシンでも、クーナは1人しかいません。同じ時系列のなかで、どちらかのモードで喋っているだけなので、私としてはできる限り同じ流れでやりたいですね。もちろん機材や演出の都合などもありますけど、役者的な気持ちとしては、1人の人生を同じ時系列で演じたいと思っています。

──『PSO2』をプレイしているアークスの皆さん、そしてライブの来場者の皆さんへメッセージをお願いします。

喜多村：過去に何度も開催されている『PSO2』のオフラインイベントに、やっと参戦することが叶いました。「なんで来ないんですか？」って言われるくらいご縁がうまく繋がらなかったんですけど、今回は“ライブシンパシー”ということで普段のイベントよりもライブ色の濃いステージになるとお聞きしました。そこでクーナの中の人として、しっかりとステージの上に立ち、がんばって歌いたいと思いますので、皆さん本番ではよろしくお願いします。

（ライブパンフレットより一部抜粋）

　なお、このパンフレットでは、喜多村英梨さんのインタビューのほかにも、小林秀聡さん、福山光晴さん、堀田英邦さんのサウンドチーム3人＆酒井智史シリーズプロデューサーへのインタビュー、キャラクターソングを手がける岩野道拓さん、山下慎一狼さん、木村裕也シリーズディレクターへのインタビューなども掲載。

　そのほかの出演陣からのコメントも多数掲載しているので、ライブの際はぜひパンフレットも手にとってみてほしい。もちろんチケットの購入がまだの人は、急いで公式サイトで確認を！

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(C)SEGA

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関連サイト

• PC/PS4版『ファンタシースターオンライン2』公式サイト
• PS Vita版『ファンタシースターオンライン2』公式サイト