16.04.18 電撃アーケードWebがオープンしました!
総合 > 電撃アーケードWeb > 可動式シートの筐体で話題の『星と翼のパラドクス』のロケテストが本日開始。丹沢Pへのインタビューも

可動式シートの筐体で話題の『星と翼のパラドクス』のロケテストが本日開始。丹沢Pへのインタビューも

2018-02-16 20:15

文:電撃ARCADE編集部

 スクウェア・エニックスが発表したアーケード用新作タイトル『星と翼のパラドクス』。そのロケテストが、本日から開催されている。ここではセガ池袋GiGOでのロケテストの様子をレポートします。

『星と翼のパラドクス』
1週目開催店舗
セガ池袋GiGO(東京都)
ラウンドワンスタジアム千日前店(大阪府)
仙台レジャーランド一番町店(宮城県)
2週目開催店舗
Hey(東京都)
レジャーランドささしま店(愛知県)
Namco博多バスターミナル店(福岡県)

 ロケテストのより詳細な内容はコチラから。

 第1週目開催の今回のロケテストは、2月16日~18日の3日間で、16日と17日は店内のプレイヤーとチームを組んでCPU戦ができ、18日は対人戦が予定されています。

 平日にもかかわらず、セガ池袋GiGOには多くのユーザーが訪れており、整理券をもらって並ぶ人が後を絶えませんでした。筐体前にも多くの観戦者がいて、動く筐体はかなり注目を集めている感触。昼中には既に3回試遊しているユーザーさんもいて、期待値の高さもうかがえました。

『星と翼のパラドクス』
▲こちらが『星と翼のパラドクス』の可動式筐体。
『星と翼のパラドクス』
▲ロケテスト参加者には、女性の姿も見られた。
『星と翼のパラドクス』
▲ロケテストで選べる機体は3種類。
『星と翼のパラドクス』
▲アズワン(パートナー)とのコミュニケーションも楽しい。
『星と翼のパラドクス』
▲ロケテでは選べない、ロックされている部分も気になる!

 ロケテスト初日ということもあり、セガ池袋GiGOにいた本作のプロデューサー、スクウェア・エニックスの丹沢悠一氏にいろいろお話をおうかがいした。

――JAEPO2018の発表から間もないですが、ユーザーの反応はいかがですか?

 予想以上の反応でした! 正直にいってメカデザインのサンライズさんとキャラデザインの貞本義行さんのネームバリューだけに注目されると思っていたのですが、やはり動く筐体というインパクトがかなり追い風になったと感じています。

 また、私たちのコンセプトの1つに"インスタ映え"もありまして、本来禁止する所も多いJAEPOの会場でもブースの写真制限を一切しなかったんですね。その力もあり、SNSでの拡散もゲーム画面よりも動く筐体に興味が惹かれている方が多かったのが印象的でした。

――あえて動く筐体にした狙いを改めてお聞かせください。

 ロボットを操縦する際の一体感を大切にしたかったのがあります。最初は操縦している最中に「風もだそう!」と考えていたのですが、長時間プレイすると乾燥するのでやめました。「じゃあ水も出すか?」なんて話もしましたが(笑)。

――ある意味、映画館の4DXをアーケードに落とし込んだ感じですね。

 とても近いと思います。没入感ですかね。細かなところですが武器の振動をレバーに伝えたり、サブモニター操作による未来感、エースパイロット感の反応も良いですね。JAEPO2018では動く筐体という側面とロボットゲームの両方で海外の方も興味を持たれていて、そういう点では、いずれ日米交流戦ができたら嬉しいですね。

――8対8のチームバトルということで、チームを組んで出撃ができるか気になりますがいかがでしょうか。

 チームバトルですから当然考えていますが、はじめは単独出撃がメインになります。ユーザーの成長度に応じて徐々に解放していくのを想定していますね。

――機体のカスタマイズもあるそうですね。

 そうですね。例えば頭パーツはロック性能に影響したり、脚パーツは制圧力に影響するなど、カスタマイズによる個性、プレイスタイルを実現していければと。それに伴って、新たな武器やアズワン(サブモニターにいるパートナー)も追加していく予定です。自分だけのエンブレムやカラーリングも可能ですから、とことん自分の機体を追求してもらえればと!

――ストーリーモード的な世界観を知る要素はありますか。

 アズワンとの会話で世界観を少しずつ紐解いていく形を考えています。ですのでプレイを通してストーリーを知っていただくことになりますね。新しいキャラの追加に伴って、少しずつ事態が進行していく、そんなイメージを持っていただければ。

――ありがとうございます。

 来週2月23日~25日には東京都のHey、愛知県のレジャーランドささしま店、福岡県のNamco 博多バスターミナル店でもロケテストが行われる予定です。ロボットと一体になれる唯一の大型筐体を体験したい人は、ロケテストに参加してみてください。

データ

▼『星と翼のパラドクス』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■機種:アーケード筐体
■ジャンル:アクション
■稼働日:2018年秋
■価格:未定

関連サイト