2018年2月20日(火)
BXDが手がけるHTML5プラットフォーム“enza(エンザ)”で今春配信予定の『アイドルマスター シャイニーカラーズ(シャニマス)』。そのメディア向け体験会でプレイした感想をお届けします。
【2018年4月24日追記】サービスが開始しました。
本作は、アイドルの育成や全国のプロデューサーとのライブ対戦を楽しめる『アイドルマスター』の新シリーズ。プレイヤーは新事務所“283(ツバサ)プロダクション”のプロデューサーとなり、所属するアイドルたちをプロデュースします。また、アイドルとの“コミュニケーション”要素も盛りだくさんとなっています。
それではさっそく、メディア向け体験会でプレイできた部分をレビューしていきたいと思います。
今回は、およそ1シーズンにわたってアイドルたちをプロデュースすることができました。1シーズンは8週で構成されていて、次シーズンに進むには、アイドルランクなどの条件を満たす必要があるようでした。
続いて、事務所の画面を見ていきましょう。この画面からは、“プロデュース”、“休む”、“振り返り”、“流行確認”、“ユニット確認”、などができます。
画面右上に表示されているのは、このシーズンの残り週と、アイドルの体力、テンションです。思い出アピールは、後述するオーディションでかかわってくる部分です。今度確認したら追記したいと思います。
さて、この画面でプロデュースを選択すると、さらに“レッスン”、“お仕事”、“オーディション”の中からどの行動をアイドルにさせるか選択することになります。
“レッスン”を選択するとアイドルのパラメータがアップ。“お仕事”を選択するとファンの数やメンタルがアップ、“オーディション”を選択するとファンの数が大幅にアップする、といった具合でした。
“レッスン”はボーカル、ダンス、ビジュアルなど3種類あり、選んだレッスンによってアップするパラメータが変わります。またメンタルはオーディションに影響する割と重要な数値で、数値に注意しながらプレイを進めたほうがいいとのことです。
▲こちらはボーカルレッスンを選んだところ。選んだ行動にあわせて、このようなカットインが入ります。 |
▲こちらはビジュアルレッスンとラジオ収録の画面です。 |
他にはSPというポイントも入手できます。これはスキルポイントのことで、各種スキルの習得に必要になるもののようです。
▲“振り返り”の画面からスキルなどを確認できます。ライブスキル以外にも、ステータスボーナスの項目がありました。 |
それではここで、行動選択部分のプレイを動画でご覧いただきたいと思います。
続いては“オーディション”を見ていきましょう。“レッスン”と“お仕事”は選択するだけで即結果が出る形となっていましたが、“オーディション”についてはミニゲームをすることになります。
プロデューサーはまず、画面下部分にある3つのアイコンからひとつをタップし、審査員にどうアピールするか選びます。画面ではいずれも櫻木真乃が表示されていますが、表情の横に“Vo.”・“Vo.”・“Vi.”と書かれていますね。アピールには“Vo.”・“Vi.”・“Da.”の属性があり、画面では、左にあるVo.属性のアピールを選んだ状態です。
この後、画面左側にいる審査員のどれかを選びます。基本的には、アピールする属性と同じ属性の審査員を選ぶといいでしょう。アピールと審査員を選んだら、審査が始まります。
審査が始まると、画面中央に“APPEAL”の文字とともにいくつかの色が付いたゲージが表示されます。そして、ゲージ上を左から右にカーソルが流れていき、タップしたところで止まります。この時、どの色で止まったかによってアピールのいい・悪いが決まる仕組みです。
この審査では、とにかく画面がにぎやかに動くのが印象的でした。先ほどの行動部分もそうですが、ブラウザゲームとは思えないくらいよく動いていました。
どんな様子で動いているのか、こちらも動画でご覧いただきましょう。上で説明したAPPEALゲージなどについても、この動画を見ていただければわかるんじゃないかと。
いわゆるネイティブアプリと遜色ないくらいの表現ができていることがわかると思います。
そしてオーディションの際には、アイドルたちのカットインが挿入されたりもしました。これは、アイドルたちが持っているライブスキルが発動すると表示されるようです。
また、オーディションでは“思い出アピール”という特別なアピールができます。
▲画面左下に、グレーアウトしている櫻木真乃のアイコンがあるのがわかるでしょうか? これが“思い出アピール”のアイコンです。 |
思い出アピールは、ハートマークをぐるりと囲むように設置されている“思い出ゲージ”を溜めることで使用できます。しかし、実際に発動させるにはルーレットで成功する必要があるので注意したいところです。
▲この画面をよく見ると、思い出アピールにレベルがあることがわかります。レベルを上げる条件などについては、残念ながら今回の試遊ではわかりませんでした。 |
本作では、さまざまな部分でアイドルたちとの会話やコミュが挿入されます。体験したところだと、“プロデュース”や“休む”などを選択した際に、ランダムにコミュが発生していました。コミュでは選択肢が登場し、プロデューサーの選択によって、コミュニケーションの成否が変わっていきます。
そして、この会話部分もまたよく動くし、アイドルたちがかわいいんですよ! 会話部分についても、動画がありますので紹介しましょう。
ねっ、かわいいでしょう? 体験会の待ち時間に見ることができるモニターでは、三峰結華の会話画面らしきものも見ることができました。メチャクチャかわいかったです。取材時間の関係で、他のアイドルが出ていたかどうかなどを確認できなかったのが悔やまれるところです……。
シーズンが終わったところで体験プレイは終了。冒頭でも書いたように、目標ランクを満たしていれば次のシーズンに進むことができます。すべてのシーズンを終えるか、目標ランクに満たなかった場合は、プロデュースが終了となる模様です。
プレイしてみた印象としては、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』や『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』などと比べて、育成要素が非常に強いゲームになっていると感じました。
スキル部分については、この体験会ではほとんど触っていませんでしたが、ちょろっと見ただけでも非常にやりこみがいがありそうです。
プレイの際は、アテンドしてくれたスタッフが細かく教えてくれましたが、いろいろなところから『アイドルマスター』の初期作品を非常にリスペクトして作っていることが伺えました。
今回はいろいろと質問しながらプレイしていたので、1シーズンでおよそ10分程度かかりましたが、実際に慣れればもっと短い時間で1シーズン終わるのではないかと思います。
これでプレイは終わったのですが、ちょっと気になる部分をスタッフの方に質問してみました。本作には、プロデュースアイドル(以下、Pアイドル)とサポートアイドル(以下、Sアイドル)が登場するのですが、それらがどう違うのか? についてです。
先ほど見せた行動選択の画面を見てください。スタジオに2人アイドルがいることがわかると思います。また“レッスン”の文字の下に2人、“お仕事”の文字の下に3人が丸いアイコンで表示されています。
こちらの5人がSアイドルです。それぞれレッスンや仕事の時にバフ効果を与えてくれるアイドルたちです。そして、事務所の画面で表示されるのが、実際に育成するPアイドルです。
ゲーム内では、このPアイドルとSアイドルを入手できるようですが、“SアイドルをPアイドルにする”といったことはできませんでした。
本作には、キャラクターとして16人のアイドルが登場しますが、16人それぞれにPアイドルとSアイドルが存在する(例えば、櫻木真乃のPアイドルもSアイドルも存在する)とのことです。このあたりは課金要素と絡んでくると思われますが、本日はそれ以上確認することはできませんでした。
レアリティだったり、Pアイドルと同じユニットのメンバーをSアイドルに入れた場合に特別な効果があるのかだったりなど、気になることだらけですが、これからの情報に注目したいと思います。
▲サポートアイドルのイベントも用意されているようです。 |
今後も電撃オンラインでは、『シャニマス』の情報を入手次第お届けしていく予定です。サービス開始を待っているプロデューサーの皆さんは、引き続き記事を楽しみに待っていてください。
※情報は、発表日現在のものです。発表後予告なしに内容が変更されることがあります。
※画面は開発中のものです。
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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