2018年3月9日(金)
フジテレビは、新たなテレビアニメ枠“+Ultra(プラスウルトラ)”を発表しました。
また、本枠で放送予定作品のTVアニメ『イングレス』、『revisions リヴィジョンズ』、『キャロル&チューズデイ』の情報も公開しました。
“+Ultra”では、“海外にアニメカルチャーを広げたい”というコンセプトのもと、高品質で世界基準のアニメ作品が、日本だけでなく全世界に向けて発進されます。
コンセプトを体現するため、“+Ultra”ロゴ、およびムービングロゴが公開されました。制作は、日本のみならず全世界で活躍する漫画家の大友克洋さんが手掛けています。
10月よりフジテレビ“+Ultra”で、TVアニメ『イングレス』の放送が決定しました。フジテレビは、Nianticが提供するiOS/Android用アプリ『Ingress』を中心とした、拡張現実エンターテイメントをNianticと共同で企画しており、核プロジェクトとして、本作を製作しています。
監督を務めるのは、『ソウタイセカイ』(脚本・監督)、『新世紀いんぱくつ。』(脚本・監督)、『花とアリス殺人事件』(CGディレクター)などで注目を集める気鋭のクリエイター・櫻木優平さん。
制作は、デジタルテクノロジーを駆使したハイクオリティな作品を発表し続けるアニメーションスタジオ・クラフターが担当します。
最新情報や映像などは、公式サイトで順次公開されます。
あらすじ
2013年、スイスの原子核研究機構“CERN”──。
ヒッグス粒子発見の影で、ある秘密プロジェクトが発足した。そのプロジェクトの名前は“ナイアンティック計画”。その目的は人間の精神に干渉する未知の物質を研究することにあった。
『エキゾチック・マター(XM)』と呼ばれることになるその物質は、古来より人々の精神・能力に感応し、人類の歴史にさえ大きな影響を与えてきたのだった。
世界各国の機関が、秘密裏にその研究に取り組んだ。XMは、人類の希望または脅威とされ、大国や巨大企業による争奪戦が巻き起こってゆく。
XMの力を受け入れ、人類の進化に利用しようとする“エンライテンド”。XMを脅威と見なし、コントロールしようとする“レジスタンス”。
世界はふたつの陣営に別れ、今も争い続けている。この世界で起きている争いの背後には、XMの存在があったのだ。
そして、2018年──。東京、そして世界を舞台に、XMをめぐる新たな戦いが幕をあける。
アニメーション、オンライン位置情報ゲーム、そして現実がリンクする、かつて体験したことのない新たな“拡張現実エンターテインメント”が始まる。
■TVアニメ『イングレス』概要
【スタッフ(敬称略)】
原作:Niantic, Inc.
監督:櫻木優平
制作:クラフター
“+Ultra”の第2弾作品として、個性際立つクリエイター陣が贈る、青春“災害”群像劇『revisions リヴィジョンズ』が2019年1月より放送されることが発表されました。あわせて、ティザービジュアルとティザーPVが公開されています。
本作の監督を務めるのは、第36回星雲賞(アニメ部門)受賞作『プラネテス』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』などで世界のアニメファンを魅了し続ける谷口悟朗さん。
シリーズ構成・脚本は、キャラクターの日常と闇を魅力的に浮かび上がらせる『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの深見真さん、キャラクターデザイン原案は、柔らかい質感で精緻に人物を描き出す『Wake Up, Girls!』の近岡直さんが担当。
アニメーション制作は、『永遠の0』や『ALWAYS 三丁目の夕日』など心揺さぶる数々の映像作品を生み出した白組が担当します。
公開されたティザービジュアルには、広大無辺な荒野に突如現る渋谷の街を見つめる謎の人物が描かれています。
ティザーPVは、当たり前の日常が、ある日突然終わりを告げ、300年以上先の“未来”に転送されてしまうという衝撃的な内容になっています。
あらすじ
幼いころ誘拐された過去をもつ高校2年生・堂島大介は、幼なじみのガイ、ルウ、マリマリ、慶作とともに、不可思議な現象──“渋谷漂流”に巻き込まれる。
渋谷の中心部が跳ばされたのは300年以上先の“未来”。そこで待っていたのは、広大無辺な荒野と森、点在する廃墟……そして、未来人“リヴィジョンズ”と彼らが操る巨大な機械の化け物だった。
理由もわからぬまま化け物に蹂躙されていく渋谷を助けようと現れたのは、誘拐事件の大介の恩人と同名で瓜二つの少女・ミロ。彼女は、大介たちだけが操縦できる人形兵器“ストリング・パペット”を提供し、渋谷を守れと促す。
誘拐事件の恩人──ミロによる予言“仲間を守る運命”を信じて生きてきた大介は、ついに訪れた危機と手に入れた力に歓喜する。しかし、幼なじみ5人の絆は誘拐事件の影響でバラバラとなっていた。
孤立した街。未知の敵。未確定な過去と運命の予言。少年少女たちは、“現在(いま)”を取り戻すために“未来”と戦う。必ず、元の時代へ戻る──。
TVアニメ『revisions リヴィジョンズ』概要
【スタッフ(敬称略)】
原作:S・F・S
監督:谷口悟朗
CG監督:平川孝充
シリーズ構成:深見真、橋本太知
キャラクターデザイン原案:近岡直
メカデザイン:新井陽平
CGキャラクターデザイン:白井順
BGコンセプトアーティスト:白田真人
MattePaintディレクター:大西穣
美術・設定:坂本竜
色彩設計:長尾朱美
撮影監督:高橋和彦
編集:齋藤朱里
音響監督:明田川仁
音楽:菊地梓
企画:スロウカーブ
アニメーション制作:白組
製作:リヴィジョンズ製作委員会
2019年4月よりフジテレビ“+Ultra”で、TVアニメ『キャロル&チューズデイ』が放送されることが決定しました。
本作は、TVアニメ『カウボーイビバップ』、『サムライチャンプルー』他、数々の名作を生み出した渡辺信一郎さんと『交響詩篇エウレカセブン』、『僕のヒーローアカデミア』など多くのヒット作を世に送り続けるアニメーション制作会社ボンズが再びタッグを組む、オリジナルアニメ作品です。
キャラクター原案は、日清食品カップヌードルTV-CM“HUNGRY DAYS 魔女の宅急便篇”、“HUNGRY DAYS アルプスの少女ハイジ篇”などのキャラクターデザインでも知られる窪之内英策さん、脚本は、NHK連続テレビ小説『カーネーション』や映画『ジョゼと虎と魚たち』などを手掛けた渡辺あやさんが担当。
物語の主軸となる音楽は、『マクロス』シリーズなど数々の大ヒットアニメの音楽を手がけたフライングドッグが担当するなど、豪華なスタッフ陣が制作に挑みます。
あらすじ
その時、ふたりは出会った。
その歌が起こす奇跡を、世界はまだ知らなかった。
TVアニメ『キャロル&チューズデイ』概要
【スタッフ(敬称略)】
総監督:渡辺信一郎
脚本:渡辺あや
キャラクター原案:窪之内英策
アニメーション制作:ボンズ
音楽制作:フライングドッグ
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(C)『イングレス』製作委員会
(C)リヴィジョンズ製作委員会
(C)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会