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2018年3月12日(月)

『アサクリ オリジンズ』ディスカバリーツアーは“ミイラの作り方もわかる”歴史教育ツール

文:伊藤誠之介

『アサシン クリード オリジンズ』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。

 ユービーアイソフトは3月7日に、ネフェルティティ東京 西麻布店にて“『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」PRイベント”を開催しました。豪華なゲストも登場した、このイベントの模様をお届けします。

『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」

古代エジプトを自分で歩き回って、歴史や文化を体験できる

 このイベントで紹介された“アサシン クリード 古代エジプト ディスカバリーツアー”は、PS4/Xbox One/PC用ソフト『アサシン クリード オリジンズ』へ新たに追加された特別なモードです。

『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」

 ディスカバリーツアーモードでは、ゲーム本編の舞台となった古代エジプトの世界を、ガイド付きで自由に見て回ることができます。

 ゲーム本編とは異なり敵との戦闘がないため、古代エジプトの美しい風景や人々の暮らしぶりをじっくりと楽しむことができるほか、当時の歴史について深く学べる75ものコンテンツが収録されています。

 “ディスカバリーツアー“は、『アサシン クリード オリジンズ』の無料アップデートという形ですでに配信が開始されており、すぐにでも楽しむことができます。またPCでは、この「ディスカバリーツアー」だけを楽しめるスタンドアローン形式でも入手できます。

『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
▲オープンワールドの古代エジプトを自分でキャラクターを操作して歩き回り、当時の日常生活やピラミッドの謎といった多彩なコンテンツを、ツアー形式で楽しめます。

 イベントの会場となったネフェルティティ東京 西麻布店は、エジプト料理のレストランで、店内には古代エジプトの雰囲気を満喫できる装飾にあふれています。さらに、本格的なエジプト料理も振る舞われて、気分を大いに盛り上げてくれました。

『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
▲薄いパンのような生地に肉や野菜をはさんで食べるエジプト料理。美味しかったです。

 イベントの冒頭では、ユービーアイソフトの代表取締役であるスティーヴ・ミラーさんが登壇。『アサシン クリード オリジンズ』のディスカバリーツアーを、「ゲームのレベルを超えて、歴史教育ツールとして活用できる」とアピールしました。

『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
▲ユービーアイソフトの代表取締役社長 アジア地域代表取締役のスティーヴ・ミラーさん。

 また、東京・池袋の古代オリエント博物館では、2月27日~3月31日の期間にディスカバリーツアーを無料体験できるコーナーが設置されています。ミラーさんによると、こちらは非常に好評で、ほかの博物館や教育機関からも同様の企画の問い合わせを受けているのだとか。

 そこでユービーアイソフトでは、専用の窓口を用意して対応することにしたそうです。興味のある博物館や教育機関は、下記のメールアドレスにぜひ連絡してほしいとのことです。

ユービーアイソフト(株) アサシン クリード ディスカバリーツアー 教育プロジェクト係

info.jp@ubisoft.com

酒井美紀さんが訪れたアレキサンドリアの街を女王クレオパトラの姿で探索!

 続いては、イベントのゲストとして女優の酒井美紀さんと、東京・渋谷にある古代エジプト美術館の創設者である菊川匡さんのお2人が登場。

『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
▲酒井美紀さん(写真右)と菊川匡さん(写真左)。

 酒井さんはTV番組の取材で昨年11月にエジプトを訪れ、古代遺跡の発掘にも立ち会ったとのこと。菊川さんは、質・量ともに日本を代表する古代エジプト遺物のコレクションを所有しており、美術館では常時100点ほどを展示しているそうです。

 イベントでは、ユービーアイソフトのPRマネージャーである福井蘭子さんが操作する「ディスカバリーツアー」の実際のプレイを見ながら、酒井さんと菊川さんのお2人が古代エジプトに関する話題を語りあうスタイルで進行していきました。

『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
▲イベント会場の様子。福井さんが操作するプレイの様子を、酒井さんと菊川さんが見守る形に。

 ディスカバリーツアーで、プレイヤーの分身となって古代エジプトを訪れるキャラクターは、ゲーム本編の主人公バエクだけでなく、多彩な人物から選択できます。今回は、酒井さんが女王クレオパトラ7世の墓につながる調査を取材したことから、クレオパトラを選ぶことになりました。

『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
▲最初に紹介したように、ディスカバリーツアーでは敵との戦闘はありませんが、アサシン同様に建物の壁や岩山を登ることが可能です。女王クレオパトラも、華麗に建物の屋根の上に到達していました(笑)。

 まずは酒井さんも現地を訪れたという、アレキサンドリアの街を訪ねてみることに。ここには歴史上で名高い、古代の知を集積した大図書館が存在しています。

 「この時代にこれだけ大量の書物が集められているなんて」と、大図書館の内部の様子を見て驚く酒井さん。ところがここで酒井さんから、「中を歩いているのは男性ばかりのように見えましたが、大図書館には男性しか入れないのですか?」との質問が。

 それに対して菊川さんが「いえ、この大図書館には有名な女性の学者もいましたよ」と答えると、ゲームを操作していた福井さんが図書館内部に置かれた彫像を調べて、その女性数学者・天文学者であるヒュパティアの解説を表示させました。こうした情報量の豊富さが、このコンテンツの魅力でしょう。

ピラミッド内部のリアルな再現度に、出土品を所有する菊川匡さんもビックリ!

 次に向かったのは、史上初のピラミッドとも言われる“ジョセル王の階段ピラミッド”です。酒井さんはこちらも現地を訪れたそうですが、「中には入れなかったので、外側だけを見てきました」とのこと。しかしディスカバリーツアーでは、その内部にも入ることができます。

 この階段ピラミッドは菊川さんによると、有名なクフ王のピラミッドよりも約1000年前の、今から5000年前に建造されたものだそうです。現地を訪れた酒井さんは「私たちのよく知っているピラミッドが造られるようになるまでに、長い歴史があることを実感できました」と語っていました。

『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」

 階段ピラミッド内部の“青い部屋”と呼ばれる王の部屋は、美しく輝く緑色のタイルで装飾されています。じつは菊川さんはこのタイルの実物を所有しており、会場に持参していました。これには「5000年前のタイルが目の前にあるなんて」と、酒井さんも感激していた様子でした。

 実物を所有している菊川さんの目から見ても「この中に出てくるタイルは、本物の質感が非常に良く再現されていています。よくこれだけ再現できたなと思います」と語っていました。

『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
▲自身が所有している階段ピラミッドのタイルの写真を紹介する菊川さん。上の画面写真と見比べるとディスカバリーツアーの再現度の高さがよく分かります。
『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
▲菊川さんは、古代エジプト美術館の所蔵品である、古代エジプトの装飾品などを会場で披露してくれました。ケースの右下に置かれている緑色の板が、階段ピラミッドのタイルの実物です。

“ミイラの作り方”をツアー形式で体験!

 ディスカバリーツアーでは、フィールド上の光っている場所を訪れて調べることで、さまざまな歴史解説をツアー形式で見ることができます。今回は“ミイラの製作工程”を見てみることに。

 ちなみに酒井さんはエジプトを訪れた際、博物館に展示されているミイラや、発掘されて修復中のミイラを見学したそうです。一方、菊川さんからは「ミイラなら持っています」という驚きの発言が! 

 エジプトのミイラを個人で所有しているのは、日本ではおそらく菊川さんお1人なのだとか。また人間のミイラ以外に、ハヤブサと猫のミイラも所有しているとのこと。ハヤブサや猫は、古代エジプトでは神として信仰されていたため、人間同様にミイラにされていたのだそうです。

 本作のツアーでは、ミイラにする前の死体を洗浄したり、内臓や脳を取り出して消毒したりする細かな製作工程を知ることができます。

『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
▲ツアーをスタートすると、ミイラの製造工程を見ていくことができます。

 ちなみに菊川さんは、所有しているミイラの頭をCTスキャンで撮影したそうですが、その結果、鼻の奥の骨が削られていることが分かったとのこと。ツアーの解説では、「ヘラを使って死体の脳をかき出す」と紹介されていましたが、それが実物のミイラでも確認できたそうです。

『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
▲完成したミイラは装飾の施された木棺に収められます。「ミイラ作りにも庶民から王族までいろんなコースがあって、こんなに立派な木棺が作られるのは、スーパーデラックスなコースです」と、菊川さんが解説してくれました。

 以上で、「ディスカバリーツアー」の紹介は終了。最後にお2人が感想を語ってくれました。

「当時の様子が細部に渡って忠実に再現されていて、決していいかげんに作られていないことがわかります」と菊川さん。「遺跡の発掘のように、次は何があるだろうというワクワク感があるので、今後これを使って古代エジプトを学ぶ人が増えると嬉しいです」と語っていました。

 続いて酒井さんは、「私が訪れたのは現代のエジプトなので、古代のエジプトとはぜんぜん違うのですが」と前置きした上で、「古代の人たちの知恵や工夫がすごくたくさんあるというのを、現地でも感じられましたし、このツアーを通じてとてもよく実感できました」と語っていました。

 そして酒井さんは「私は小学生の息子がいるのですが、このツアーのようなもので興味を持って、そこから学びの世界に入ってもらえるのではないかと思います。子どもたちも喜ぶだろうし、私自身もワクワクしました」とのコメントで、イベントを締めくくりました。

 『アサシン クリード オリジンズ』のゲーム本編でも、古代エジプトの雄大な大自然や、そこに築かれた壮大な建築物の迫力を味わうことができました。ディスカバリーツアーではさらに、豊富な解説やツアー機能によって、古代エジプトの文化や歴史について、より深く知ることができます。

 アクションゲームが苦手な人でも、ゆっくりと自分のペースで楽しむことのできるコンテンツですので、興味のわいた人はぜひ体験してみてください。

『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
▲写真左より菊川匡さん、酒井美紀さん、スティーヴ・ミラー社長、ユービーアイソフト PRマネージャーの福井蘭子さん。
『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプト「ディスカバリーツアー」
▲古代エジプト美術館の所蔵品である、美しいスカラベのネックレスを身につけた酒井さん。

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