2018年3月14日(水)
『モンハンワールド』無料大型タイトルアップデートは3月22日配信。武器種の調整内容や狩王決定戦の概要も
カプコンは、PS4『モンスターハンター:ワールド』を使ったメディア大会を開催。その中で、無料大型タイトルアップデートを3月22日に配信することが公開された。
無料大型タイトルアップデートでは、追加モンスターのイビルジョーが登場。また、ハンターの容姿を変えることができる“狩人の身だしなみチケット”をはじめとするさまざまなダウンロードコンテンツや、全国のハンターたちが己の腕を競い合う“モンスターハンター:ワールド 狩王決定戦2018”の開催地区と日程が明らかになった。
会場には、辻本良三プロデューサーと徳田優也ディレクターが登場。今後の新展開について発表した。
▲左が辻本プロデューサーで、右が徳田ディレクター。 |
このアップデートでモンスター・イビルジョーが追加となる。イビルジョーとの遭遇や痕跡採取を通して調査を進めていくことになる。
任務クエストの“不思議の国の女王”をクリアすると、イビルジョーが上位探索や★6、★7のクエストに乱入するように。条件を満たすと特別任務が発生するとのことだ。
ゲームバランスの調整内容
大剣:溜め斬り威力をアップ
・溜め斬り2段階目の威力アップ
・溜め斬り3段階目の威力アップ
・強溜め斬り2段階目の威力アップ
・強溜め斬り3段階目の威力アップ
太刀:見切り斬りの入力受付と判定範囲を緩和
・見切り 成功判定タイミング延長
・見切り 成功判定アタリの拡大
・見切り斬りのヒット判定拡大
・見切り斬りの攻撃時のレバー判定角度拡大
・気刃兜割の着地までのけぞり無効が適用されていなかった不具合を修正
片手剣:剣の一部の威力をアップ。また抜刀時のスリンガーの有用性が向上
・回転斬りの威力アップ
・抜刀中のスリンガーでも楔虫を使用可能に
ハンマー:気絶効果を調整
・溜め2段階目の溜めアッパーの気絶値アップ
・溜め2段階目の溜め強アッパーの気絶値アップ
・溜め3段階目の溜め叩きつけの気絶値アップ
狩猟笛:攻撃力の底上
・自分強化の重ね掛け時の効果に、自分の攻撃力アップを追加(自分強化の重ね掛けが“はじかれ無効&攻撃力UP”に変更)
ガンランス:砲撃の斬れ味消費を緩和し、一部威力をアップ
・斬れ味が黄色以下の時の、砲撃威力補正値をアップ
・各種竜杭砲と竜撃砲の斬れ味の消耗を緩和
・竜杭砲の威力をアップ
・竜撃砲の威力をアップ
スラッシュアックス:零距離解放突きをより使い易く調整
・零距離解放突き中に、耳栓スキルLv4を付与
・剣:ジャンプ属性解放突き開始から、零距離解放突きにつながるように変更
・零距離解放突きの威力をアップ
・乗り属性解放フィニッシュを斬れ味消費無しに変更
・零距離解放フィニッシュ後の着地までのけぞり無効が適用されていなかった不具合を修正
チャージアックス:榴弾ビンと強属性ビンとのバランスを調整
・チャージアックスの榴弾ビンの爆発にのる“砲術”以外の各種攻撃力アップ効果を減少
・超高出力属性解放斬りの榴弾ビンの気絶値をダウン
・超高出力属性解放斬り以外のビンの気絶値をアップ
・強属性ビンの属性補正値をアップ
・超高出力属性解放斬りの強属性ビンの爆発をより当たりやすいように密集
操虫棍:攻撃力アップ効果の上昇と、エキスの保持し易さを緩和
・エキス取得時、赤白と赤白橙のときの攻撃力アップ効果を上昇
・エキス効果時間を全体的に延長
・乗り中、エキス効果時間が減らないように変更
ランス:より使いやすく調整
・カウンター突き成功時に一定時間のけぞり無効を付与
双剣:より鬼人ゲージを溜めやすく調整
・鬼人化時の回転斬りと鬼人突進連斬で、鬼人ゲージが上昇するように変更
・鬼人回避からの走り中に鬼人化解除ができなかった不具合を解除できるように修正
弓:一部不具合の修正
・“散弾・剛射強化”のスキルが、弓の駆け上がり射撃の際に効果が二重に乗っていた不具合を修正
・竜の一矢が特定の操作で制限角度以上に発射できてしまう不具合があり、制限角度以上にカメラを向けて撃った場合、カメラの向きに関係なくプレイヤーの正面に撃つように修正
ライトボウガン/ヘビィボウガン:調整項目はありません
主な追加機能
・ロード処理の最適化を行い、ロード待ち時間を軽減。
・メンバーリストに“集会エリアから除外する”機能を追加。
・スタートメニューに“字幕サイズ”の変更項目を追加。
・クエストからの帰還先選択に“集会エリアに戻る(マルチプレイ時は、離脱して集会エリアに戻る)”を追加。
・剥ぎ取りモーション中、仲間のハンターからの攻撃が当たらないように変更。
・モンスターの研究レベルに応じて上昇するガイドレベルについて、1クエスト経過ごとのゲージ減少量を緩和。
その他の詳しい情報は、3月15日更新予定の公式サイトにて確認してほしいとのこと。
また、ユーザーから要望の多かったプレイヤーキャラクターを再編集できるコンテンツ“狩人の身だしなみチケット”が配信されるという。3月16日に無料お試し版が、今春に有料版が配信される予定だ。
全国のハンターが腕を競い合う“モンスターハンター:ワールド 狩王決定戦2018”のスケジュールが判明。4月22日の東京大会を皮切りに、全国7地区で予選大会が開催される。決勝大会は7月15日に幕張メッセで行われる。東京大会、名古屋大会、広島大会は3月22日から参加応募が開始される。
地区大会の予選クエストは、プケプケの登場する“闘技大会01”。東京、名古屋、広島の決勝クエストはネルギガンテを討伐するチャレンジクエストだ。ただ、こちらは会場ごとに使える武器種が異なるようだ。
また、大会を記念したグッズが発売となる。3月15日11時よりイーカプコンで予約が開始され、4月4日までに注文した場合、13日に届けられる予定だ。
■“モンスターハンター:ワールド 狩王決定戦2018”概要
【開催日程/会場】
●東京大会 2018年4月22日 東京都千代田区(3月22日応募受付開始)
(東京大会は一部一般開放エリア有)
●名古屋大会 2018年4月29日 名古屋市中村区(3月22日応募受付開始)
●広島大会 2018年5月06日 広島市南区(3月22日応募受付開始)
●仙台大会 2018年5月13日 仙台市若林区
●福岡大会 2018年5月20日 福岡市博多区
●大阪大会 2018年5月27日 大阪市福島区
●札幌大会 2018年6月03日 札幌市中央区
●決勝大会 2018年7月15日 幕張メッセ
※地区大会は事前応募制となります。
※仙台大会、福岡大会、大阪大会、札幌大会の応募受付開始日は後日公開予定。
本日3月14日20:00から“『モンスターハンター:ワールド』スペシャル生放送 2018 Spring”が配信される。配信日が公開されたイビルジョーの初実機プレイなど、最新情報が公開されるようなので確認してみては?
■“『モンスターハンター:ワールド』スペシャル生放送 2018 Spring”概要
【生放送日時】
・3月14日20:00~22:00(予定)
【出演者】(敬称略)
辻本良三(プロデューサー)
藤岡要(エグゼクティブ・ディレクター/アートディレクター)
徳田優也(ディレクター)
【視聴チャンネル】
・YouTube Live
・twitch
冒頭でお伝えしたように新情報は“メディア大会”で発表となった。この大会は、2人1人で闘技大会のクエストに挑戦。全11チームで予選を行い、上位4チームが決勝に進むというものだ。
予選のクエストはクルルヤックを討伐する“闘技大会02”。電撃オンラインからはゴローと筆者kbjが参加した。クルルヤックには、ハンマーとライトボウガンでチャレンジ。状態異常を使いつつ、気絶させ、そのまま討伐するというややストレートな作戦だ。
しかし、闘技場に降り立ったゴローはこれまでにない違和感を覚えていたという。
ゴロー「ク、クルルヤックが尻尾を向けている!」
そう、これまで練習した時には一度もなかったが、クルルヤックはこちらに臀部を向けて立っていた。少し待てばよかったのだが、そのまま攻撃を始めてしまったため、その後もクルルヤックの行動と微妙にかみあわない。終わってみれば、気絶をとれないという散々な内容であった。
全チームを終えて電撃オンラインチームは5位。しかも決勝に進出できる4位との差はわずが0.45秒であった。
決勝は“闘技大会03”を使って行われた。コマを進めた4チームの中で優勝の栄光を手にしたのは、モンスターの動きをうまく封じ込めた『電撃PlayStation』の“電撃調査団”であった。同じ電撃チームが優勝したということで、ゴロー&kbjはホッと胸をなでおろし、編集部に戻るのであった。
▲メディアゲーム大会で優勝をはたした、ライターの麦茶ん(左)とあんまさ。 |
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