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2018-03-25 08:45

前野智昭さん梅原裕一郎さんらが熱く語った『重神機パンドーラ』イベントレポ【AJ2018】

文:ガルスタオンライン

 3月24日、25日に開催されている“AnimeJapan 2018”にて、TVアニメ『重神機パンドーラ』の放送直前スペシャルステージが行われました。

 登場したのは総監督の河森正治さん、レオン・ラウ役の前野智昭さん、ダグ・ホーバット役の津田健次郎さん、クロエ・ラウ役の東山奈央さん、グレン・ディン役の内田雄馬さん、ジェイ・ユン役の梅原裕一郎さん、 セシル・スー役の茅野愛衣さん。この豪華メンバーでイベントは進んでいきます。

『重神機パンドーラ』AJレポ

 本作には2つのキーワードがあり、1つ目が“独自の世界観で描かれる近未来SF”、2つ目が“特殊部隊・パンドーラ”。それを河森総監督が「崩壊した世界で、特異進化生物B.R.A.I(ブライ)に特殊部隊・パンドーラが立ち向かうお話”」わかりやすく解説。キャスト陣も「何も問題はない」と納得の様子でした。キャラクターに関しても、最初はプロフェッショナルの集まりなので打ち解けないが、だんだんと友情が芽生えていくところも描きたいとのこと。

『重神機パンドーラ』AJレポ
▲総監督の河森正治さん。

 続いてキャラクター紹介に。前野さん演じる主人公レオン・ラウは天才科学者なのに、コミュニケーション能力が高くないので、妹のクロエがいないと生きていけない“もっさり男”だそう。前野さんは「乙女ゲームの収録をしたあとにレオンを演じると、俺の振り幅すごいなってなります。そのくらい別の作品であまりやらないような表現方法でやらせてもらってるので、すごく新鮮で楽しいです」と語ってくださいました。

『重神機パンドーラ』AJレポ
▲レオン・ラウ役の前野智昭さん。

 それに対し河森監督は「もっさりしてるんだけれども、専門用語を早口で言うところなど頭がいいんだなとわからせつつも、戦闘シーンで戦うところは強くてカッコイイという3大変形ですよね!」 と太鼓判。それに対し前野さんは「ありがとうございます!」と嬉しそうに笑顔を見せていました。

『重神機パンドーラ』AJレポ

 津田さんの担当するダグ・ホーバットは、“女と猫を愛するスナイパー”ということでみなさん口々に「カッコイイ~」を連発。前野さん曰く「津田さんを具現化したキャラクター」とのこと。河森総監督も「(オーディションに津田さんが来たとき)ダグが来た!」と思ったそう。実際に活躍を見るのが楽しみですね♪

『重神機パンドーラ』AJレポ
▲ダグ・ホーバット役の津田健次郎さん。

 東山さん演じるクロエ・ラウは、主人公レオンと家族契約をして一緒に暮らしている女の子。「血のつながりがないので、レオンといい感じになるのかな~」と乙女心(?)全開で語る東山さん。現状そのようなことはなく、「戦闘シーンで家族契約の内容が出てきたりするところが独特です」ということでした。要注目ですね。

『重神機パンドーラ』AJレポ
▲クロエ・ラウ役の東山奈央さん。

 「アフレコ現場はほんわかしていて楽しい」とキャスト陣が口々に語り、現場の雰囲気のよさが伝わってきたところで、引き続きキャラクターの話に。グレン・ディンを担当する内田さん曰く「彼はひとことでいうと猪突猛進です!」と語ればジェイ・ユン役の梅原さんは「頭のいいキャラクターですが、話が進むにつれて印象が変わるかもしれません」となんとも気になるコメントが。

『重神機パンドーラ』AJレポ
▲グレン・ディン役の内田雄馬さん。
『重神機パンドーラ』AJレポ
▲ジェイ・ユン役の梅原裕一郎さん。

 「パンドーラを率いる偉い人役!」とご自身のキャラ、セシル・スーを語る茅野さん。「姫と呼ばれないと怒る」という部分もあるそうで、オリジナリティがあって素敵ですね。

『重神機パンドーラ』AJレポ
▲セシル・スー役の茅野愛衣さん。

 このイベントをもって解禁となるキャラクターを一気に紹介したあと、そのうちの1人であるジークを演じる中村悠一さんが登壇。登場時のBGMが壮大な音楽で、ジークのキャラクター性を感じることができました。まだあまり言えることがないのでと前置きしつつも、「敵キャラクターはクセが強い」ということは教えてくださいました。

『重神機パンドーラ』AJレポ
『重神機パンドーラ』AJレポ
『重神機パンドーラ』AJレポ
▲ジーク役の中村悠一さん。

 その後、BUMP OF CHICKENが本作のオープ二ング「シリウス」とエンディング主題歌「Spica」を担当することが発表されました。梅原さんは学生時代にコピーをするほどのファンだそうで、「本当に嬉しくて。一緒にお仕事できると思ってなかったので……」と語ると、すかさず内田さんが「今までの梅原さんのなかで一番テンションが上がってるかもしれない」と発言。文字通り嬉しそうに笑う梅原さんが印象的でした。

 さらにメディアミックスとしてコミカライズ、ラジオやグッズ、コラボ情報など、ますます放送が楽しみになる最新情報が一気に発表されました。

 最後にレオン役の前野さんより「アフレコはもう佳境まで進んでいますが、僕らも気合いを入れてアフレコにのぞんでいます。B.R.A.I(ブライ)との食うか食われるかの激しい死闘のなかで、それぞれのキャラクターの関係性、クロエとの家族契約、“進化”するとはどういうことなのか……。作品の本質が徐々に明らかになっていきます。男女問わず、どなたでも楽しめると自信をもっておすすめできる作品になっていますので、ぜひオンエアをご覧いただければと思います」と力強い挨拶がありました。

 河森総監督からは「『重神機パンドーラ』これから始まりますが、世界が激動していてA.Iだったりバイオテクノロジーが進化していくなかで、人類が進化に追われ生物の頂点じゃなくなってしまうかもしれない時代。そんななかで“人間とはなにか”というのを問いかけながら作っている作品です。スタッフ一同『パンドーラ』チームとして作っていきますので、応援よろしくお願いします!」とこちらも前向きなコメントが。

『重神機パンドーラ』AJレポ

 作り手の熱、受け取る側の期待感が大きな拍手となり、会場を包みこみイベントは終了しました。

『重神機パンドーラ』AJレポ

 ステージにて発表された内容の詳細は下記の記事をご覧ください。

■アニメ『重神機パンドーラ』主題歌をBUMP OF CHICKENが担当。OP楽曲が『シリウス』、ED楽曲が『Spica』に決定はこちら

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