2018年4月16日(月)
『ゴッド・オブ・ウォー』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
4月20日に発売されるPS4用ソフト『ゴッド・オブ・ウォー』について、コミュニティマネージャーであるAaron Kaufman(アーロン・カウフマン)氏へのインタビューをお届けします。
▲アーロン・カウフマン氏。 |
『ゴッド・オブ・ウォー』は、伝説のスパルタ兵クレイトスを主人公に、ギリシャ神話を舞台とした壮大な物語や強大な神々とのバトルが好評を博した『GOD OF WAR』シリーズ最新作となるアクションアドベンチャーゲームです。
ゲームの詳細が気になる方は、体験レポート記事を参照してください。
――冒頭部分をプレイさせていただきましたが、ムービーとアクションがシームレスで非常に爽快でした。
本作はカメラワークにとても力を入れています。カメラをあまり引いたりせず、つねにクレイトス視点でプレイしてゲームに入り込めるように心がけました。ゲーム全編を通してカメラが途切れることなく進むので、そこにも注目してみてください。
――次の目的地をカメラワークで指し示す演出がありましたが、ほかにも目的地がわかりやすくなるような工夫はしていますか?
マップ画面に主目的やサイドクエストなどが表示されています。それを見れば、どっちへ進むべきかなどがひと目でわかるでしょう。もちろん、主目的を放って、ほかの部分を探索できるようにもしています。
――マップを見た印象では、探索できる範囲が広そうでしたが、オープンワールドというわけではないのでしょうか?
我々としては、オープンワールドという言い方はしていません。どこへ行ったらいいか迷うようなものではなく、つねに一定の目的をもって進んでいきながら、寄り道はできるくらいの広さですね。
――物語を先に進めると、プレイできなくなるサイドクエストなどはありますか?
それはありません。ストーリーを進めていく中で、一定期間戻れない時間がありはしますが、最終的には戻れるようになっています。
北欧神話のアースガルズという場所がメインになっているのですが、そこはいくつかの世界に分かれていて、さまざまな場所を行ったり来たりする要素があります。本編の冒頭でクレイトスたちが小船に乗っているシーンがあるのですが、この小船はのちのち探索するために重要な要素になってきます。
――舞台に北欧神話を選んだのはなぜでしょうか?
アジアやエジプトなどに伝わる他の神話も考えてはみたのですが、今回のゲームプレイに合っていたのが北欧神話だったんです。北欧神話にはいろいろな神様や怪物が出てきますし、多彩な存在を登場させたかったので、うまく合致しました。
例えば、ブロックとシンドリというドワーフの鍛冶屋の兄弟がそうですね。北欧神話の舞台となっているスカンジナビア地方とかの地形が、ストーリーを作るにあたって都合がよかったというのもあります。
――今作のクレイトスは斧と盾で武装していますが、これらをどうやって手に入れたのかはゲーム中でわかったりするのでしょうか?
斧は過去にブロックとシンドリが作ったものです。元はクレイトスの妻に捧げられたものなのですが、彼女が亡くなる前にクレイトスに渡しました。
ゲーム中の描写としては用意されていませんが、こういったバックストーリーは海外の公式サイトにある“ロストページ”というコンテンツにまとめられています。
――過去作では、クレイトスはさまざまな武器を使い分けて戦っていましたが、同じように武器の使い分けはできるのでしょうか?
現時点ではちょっとお答えできませんが、まずは斧やアトレウスとの連係、それらのアップグレードなどに注目してほしいと思います。クレイトスたちが育っていくなかで使い勝手も大きく変化していくので、ある意味では違う武器を使っているような感覚を味わえるでしょう。斧を使った戦闘が本当におもしろいので、これだけでも相当楽しめると思います!
――これまでクレイトスは単身で戦ってきましたが、今回はアトレウスという味方がいます。彼とはどのような連係ができるのでしょうか?
例えばレヴェナントという魔女のような敵は、クレイトスが攻撃しようとすると姿を消してしまいます。そこで、□ボタンでアトレウスに弓を撃つように指示を出し、弓でひるんだところをクレイトスが攻撃する、というような連係ができます。
基本的には、クレイトスが攻撃してアトレウスがサポート、という関係になります。アトレウスは、指示を出さなくてもある程度自由に動き回って敵を羽交い絞めするなどでサポートしてくれます。レヴェナントもそうですが、ゲームが進むとクレイトス1人では倒せない敵も出てくるので、非常に頼りになると思います。
――最後に、本作を楽しみにしているファンの方々にメッセージをお願いします
過去作に比べると大きく変わっている部分がたくさんあります。シリーズファンの方にとってはネガティブにとらえている方もいるようですが、まずは実際に触ってみて欲しいです。過去最高のものになっている自負があるので、プレイしてもらえれば絶対に気にいってくれると思っています!
(C)Sony Interactive Entertainment LLC.
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