3月24日、25日、東京ビックサイトで開催された日本最大級のアニメイベント“AnimeJapan 2018”。25日のGREEN STAGEでは、今年でアニメ化10周年を迎える『夏目友人帳』のスペシャルステージが開催されました。
キャラクター紹介映像に合わせて登壇したのは、神谷浩史さん（夏目貴志役）、井上和彦さん（ニャンコ先生・斑役）、木村良平さん（西村悟役）、菅沼久義さん（北本篤史役）。また今回のステージで司会を務める堀江一眞さん（田沼要役）、佐藤利奈さん（多軌透役）も登場し、メインキャスト6名が舞台上に勢ぞろいしました！
解禁されたばかりの『劇場版 夏目友人帳 ～うつせみに結ぶ～』の情報のおさらいをしたあとは、キャスト陣が劇場版への意気込みや劇場版が決まったことへの喜びなど、さまざまなトークに花を咲かせます。
まだ台本が届いていないため、劇場版のストーリー内容は一切わからないキャスト陣。スクリーンに映し出された劇場版のキービジュアルから、「夏目が友人帳を手に切ない表情をしているのが気になる」と木村さんが気になる点を挙げると、井上さんはサブタイトルにもある“うつせみ”というワードに注目し、ストーリーの内容を予想する場面も。
劇場版にゲストキャラクターは登場するのか、またどんなキャストが担当するのかなど、ふくらんでいく期待に「うすぼんやりと知っていることもある」と言及したのは神谷さん。それに対して「絶世の美女が登場してほしい！」と井上さんが個人的な希望を語ると、会場は笑いに包まれました。
キャスト陣が劇場版の内容を予想!? 〝起承転結“コーナー
続いて行われたのは“起承転結”コーナー。“うつせみ”というキーワードとキービジュアルから、神谷さん、井上さん、木村さん、菅沼さん4人がイベント前にそれぞれ予想した、劇場版のストーリーの“起承転結”が発表されました！
“起”を担当したのは神谷さんで、その内容は“八ツ原で爆誕した妖怪”うつせみが地球征服を目論んで首都東京を目指すというもの。なんとも劇場版らしい、壮大なストーリーを予感させる始まりですね！
……が、続く井上さんが担当した“承”では一転して“夏目が行方不明になる”という衝撃の展開に!? この“承”には「主人公がいなくなるなんてヤバいよ！」「妖怪うつせみが倒せなくなるよ、まずいよ！」とキャスト陣から次々とツッコミが入ります（笑）。
そんなヤバい展開を受けて、木村さんが考えた“転”は“ちょっと一休み”。どこかほっこりしてしまう回答に思わず井上さんが「“転”なのに……！」と言うと、木村さんは「夏目が行方不明だから、がんばりすぎたニャンコ先生が疲れちゃったんですよ」と笑い交じりに話していました。
最後に「ここまでがどんな展開を迎えていてもこの答えなら大丈夫！」と自信満々で菅沼さんが出した“結”は、“なんやかんやで事件は解決”という非常に便利な（笑）文言から始まっていて、「どうやっていろいろ解決したんだよ！」とキャスト陣から総ツッコミが（笑）。
しかし、その文言の先に続く“西村と北本に「おはよう、夏目」といわれて一緒に登校する風景で終わる”という菅沼さんが考えた物語のラストについては「これは本当にあり得そう」と神谷さんがつぶやくシーンもありました。
劇場版のストーリーがどういうものになるのか、見ているこちら側も刺激を受け、いろいろと想像力をかきたてられるコーナーとなっていましたよ♪
3回目のサプライズ！ 今年も井上和彦さんのバースデーをお祝い！
劇場版の特報が流れたあと、イベントの終盤では「今日は特別にもう1本特報があります！」と司会の2人からお知らせが。するとスクリーン上に伊藤栄次さん（藤原滋役）と伊藤美紀さん（藤原塔子役）の姿が映し出され、井上さんはびっくり!! なんと、もう1本の特報とは、井上さんのバースデーをお祝いするビデオメッセージだったのです！
3月26日に誕生日を迎える井上さんへ、お2人からお祝いのメッセージが送られると、会場のみなさんも、サプライズで用意していたうちわの、ニャンコ先生の面をいっせいにステージに向けながら、バースデーソングをプレゼント。
「まさか今年も祝ってもらえるなんて思っていなかった、ありがとうございます！」と井上さんは笑顔でお礼を言い、会場からもあたたかい拍手が井上さんに送られました。
さらに喜怒哀楽、いろんな表情をしたニャンコ先生の顔が描かれたシューが積み上がったケーキもステージ裏から出てきて、キャスト陣はそのかわいさに釘付けに！ 木村さんは思わずスマホを取り出して、井上さんと素敵なケーキを一緒に写真に収めていました♪
シリーズ初の長編映画となる『劇場版 夏目友人帳 ～うつせみに結ぶ～』は9月29日より公開予定。続報もお楽しみに!!
(C)緑川ゆき・白泉社／夏目友人帳プロジェクト
