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2018年4月24日(火)

スマホRPG『ポポロクロイス物語』キャラ紹介第2弾。物語の名脇役、白騎士やガミガミ魔王を紹介

文:信濃川あずき

 セガゲームスが5月8日に配信を予定しているiOS/Android用RPG『ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛』。本作に登場するキャラクターを、過去作のエピソードを交えながら全3回にわたって紹介していきます。

『ポポロクロイス物語』

 本作は、1996年に発売されたPS用ソフト『ポポロクロイス物語』からシリーズ8作目の最新作。大人に成長する“王子ピエトロ”と“森の魔女ナルシア”が大きな使命に立ち向かう姿を描いた、愛と友情と思いやりの感動物語が描かれます。

 物語の舞台は、始まりから8年後の世界。主人公のピエトロは物語開始時に10歳だったので、本作では18歳になっています。ポポロクロイスの王子であるピエトロと、冒険をともにして仲よくなった森の魔女ナルシア。この2人は最終的に結ばれて、シリーズ作品では子ども世代の活躍も描かれているのですが、本作ではその途中――彼らの大人になる過程が描かれます。

 ある日2人は、森の妖精王メディアから使命を託されて、再び旅立つことになります。この、ピエトロとナルシアが中心となるメインストーリーの他、本作から登場する新キャラも活躍するサイドストーリー、キャラクターごとに描かれるブレイブストーリーが用意されています。

『ポポロクロイス物語』

 本作に登場するキャラクターたちを3回にわたって紹介。第1弾では、ピエトロ王子とナルシアを紹介しました。2回目は、白騎士、ガミガミ魔王、ジルバ姫、キララをピックアップ!

『ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛』キャラ紹介

白騎士(声優:江原正士)

『ポポロクロイス物語』

 伝説のキングナイトの剣を探し、世界中を旅する放浪の騎士。全身を包む白い鎧と、胸に刻まれた青い星がトレードマーク。正義と騎士道を重んじ、悪と曲がったことが大嫌い。卓越した強さを誇るが、鎧がサビると動けなくなったり、高所恐怖症といった意外な弱点をもっている。

白騎士’s ブレイブストーリー

 キングナイトの剣を求めて放浪の旅を続ける白騎士。その中で生まれた人々との出会いや、想いを寄せるレオナとの再会が白騎士の旅に更なる目的を与えていきます。そうして白騎士の心の中に刻まれる新たな想いは、鎧の胸にある正義の青い星の誓いへとつながっていくのです。

『ポポロクロイス物語』
『ポポロクロイス物語』

過去シリーズの白騎士

 初登場は1作目。ガミガミ魔王に奪われた知恵の王冠を取り戻す旅をしていたピエトロとナルシアに、偶然出会います。自身もガミガミ魔王に剣を奪われていたことから、一緒に戦うことに。

 もともと彼がひとりで旅をしていた理由は、伝説の剣を探し求めるというもの。しかし人情に厚く、人との縁を大切にする白騎士は、ガミガミ魔王の一件以降もピエトロたちとよく行動をともにします。

 基本、困っている人を助けようと行動するので、ピエトロと行き先がかぶりやすいようです。全身が鎧に包まれており、素顔は謎。

『ポポロクロイス物語』
▲白騎士とピエトロたちとの出会い。ここから長い縁になります。
『ポポロクロイス物語』
▲出会った直後からかなりの強さです。助けられたプレイヤーも多いでしょう。
『ポポロクロイス物語』
『ポポロクロイス物語』
▲『ポポロクロイス物語II』での再会は、こんな姿。白騎士はよく埋まります。

ガミガミ魔王(声優:大塚明夫)

『ポポロクロイス物語』

 漢のロマンを追い求め世界征服を企む、自称「悪の大魔王」。巨大ロボをはじめ、さまざまなメカを作り出す知識や技術力は本物。自分を悪党と宣言しながらも人がよく、どこか憎めない存在。廃墟となって久しいガミガミ魔王城の跡地でロボットたちと再建の日々に明け暮れている。

ガミガミ魔王’s ブレイブストーリー

 悪の大天才を自負するガミガミ魔王は、世界征服の拠点となる魔王城の再建をそっちのけで、様々な妄想を頭の中に描いていました。彼が部下のロボットたちと繰り広げるてんやわんやの物語の結末は? そして、愛しいナルシアちゃんとの未来には何が待っているのか……? こうご期待!

『ポポロクロイス物語』
『ポポロクロイス物語』

過去シリーズのガミガミ魔王

 ピエトロが初めて旅立つきっかけを作ったのが、このガミガミ魔王です。悪の魔王を自称するガミガミ魔王は、最初こそポポロクロイス城から知恵の王冠を盗むなど悪らしく行動していますが、徐々に悪になりきれない素顔がバレていきます。そして、ピエトロが母を救うために旅をしていると知った後は、協力してくれるようになるのです。

 発明家としても優秀で、自我を持つロボットやエレベーターつきの城を自作しちゃいます。ただし、どれだけ広い城を作っても、自室は四畳半の畳部屋。好みが渋いのか、狭いところが落ち着くのか……。優しくしてくれたナルシアに片思いしていますが、ナルシアがまったく相手にしていないので、ピエトロの恋のライバルという立場には至っていません。

『ポポロクロイス物語』
▲悪の魔王にしては、澄んだ瞳をしていると思いませんか?
『ポポロクロイス物語』
▲ポポロクロイス城を襲撃。この時点では言葉通り天下の大悪人っぽいです。
『ポポロクロイス物語』
▲恩はきっちり返す漢。助けてもらったお礼に、知恵の王冠を自らピエトロに返します。やはり悪になりきれないようです。
『ポポロクロイス物語』
▲魔王の部屋。魔王に勝利→城自爆スイッチオン→魔王の部屋から脱出……という流れは定番になっています。

ジルバ姫(声優:かないみか)

『ポポロクロイス物語』

 ロマーナ王国の第一王女。気さくで優しい人柄は王国の臣民から慕われている。前向きで明るく、ピエトロ王子のことが大好き。周囲の人たちと過ごす時間をとても大切にしている。“舞うように戦う”王家伝統の武術を受け継いでいる舞闘の達人で何が起こっても物怖じしない。

ジルバ姫’s ブレイブストーリー

 ロマーナ王国の人々に慕われる王女ジルバ姫。歌と踊りの勉強を抜け出して、城下町に抜け出すこともしばしば。そんなジルバ姫の本当の気持ちは、みんなを守れる存在になること。いずれ王位を継ぐ者としての運命を受け入れながらも、自分らしく生きることを願っているのです。

『ポポロクロイス物語』
『ポポロクロイス物語』
『ポポロクロイス物語』

過去シリーズのジルバ姫

 ロマーナ王国の王女。順調かと思われたピエトロとナルシアの間に、突如割って入った恋のライバルです。初登場は『ポポロクロイス物語II』。ロマーナ国王の依頼で、誘拐されたジルバ姫を助けに来たピエトロ。この時、颯爽と現れて戦うピエトロに、ジルバ姫は一目惚れしてしまうのです。

 好きになったら、かなりグイグイと積極的にアプローチするタイプ。誘拐事件は解決しましたが、結局国を飛び出してピエトロについてきます。おてんばでパワフルなジルバ姫ですが、時には大人や男性には甘える一面も。

『ポポロクロイス物語』
▲ピエトロに惚れた瞬間。ちなみにこの時、誘拐犯(自称・悪の魔王)の好みでナルシアのコスプレをさせられています。
『ポポロクロイス物語』
『ポポロクロイス物語』
▲ピエトロに、自分以外の女の子を絶対近づけたくないジルバ姫。重い想い。
『ポポロクロイス物語』
▲わがままで幼い女の子かと思いきや、父親の扱い方をよく知っている大人な面もあります。

キララ(声優:大谷育江)

『ポポロクロイス物語』

 ポポロクロイス王国のモーム大臣の一人娘。城の魔法工房で、魔法アイテムの制作と研究をしている。明るくふわっとした性格の持ち主で、誰とでも仲よくなってしまう。外の世界への憧れがあるものの、父のいいつけを守ってポポロクロイス城下町から外へは行かないようにしている。

キララ’s ブレイブストーリー

 ポポロクロイス城で働く魔法使いのキララは、新しい魔法アイテムの実験を繰り返していました。それはキララにとって大切な人へ贈るためのもの。お城の人たちに助けてもらいながら頑張る彼女の努力は報われるのでしょうか? そして……それを渡したい相手は誰なのでしょう?

『ポポロクロイス物語』
『ポポロクロイス物語』

過去シリーズのキララ

 ピエトロの教育係でもある占い師シターの弟子。自分の才能に自信があるみたいなのですが、最初は未熟で魔法は失敗ばかり。なんと、王子であるピエトロを魔法の実験台にするという怖いもの知らずな面もあります。

 仲間にはならないものの、実は1作目から登場していますので、複数のシリーズ作品を遊んだ方は彼女との会話や成長を見守るのもお楽しみのひとつだったのではないでしょうか。シリーズを通して、見習いから立派な魔法使い、そして大人のオンナへと成長を遂げていきます。

『ポポロクロイス物語』
『ポポロクロイス物語』
▲ピエトロに魔法をかけて大失敗! 罪に問われない寛大な王国です。
『ポポロクロイス物語』
▲めげずに王子を実験台宣言。この子は強い。
『ポポロクロイス物語』

 なお現在公式サイトでは、事前登録を受付中です。事前登録者の人数に応じて、SR“ナルシア”やガチャなどに必要な“聖竜石”がもらえますので、まだの人はぜひ登録しておきましょう!

『ポポロクロイス物語』
▲SR“ナルシア”

※『ポポロクロイス』はソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標です。
(C)Yohsuke Tamori (C)SEGA

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