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2018年5月11日(金)

俺が人類最強だ! 『進撃の巨人2』新規オンラインモードはタイマンバトル。身につけたすべてで戦え

文:電撃PlayStation

 コーエーテクモゲームスが贈る、タクティカルハンティングアクション『進撃の巨人2』に、またまた新たなオンライン対戦モードが追加されました。5月10日に実装された新規モード“決戦モード”です。このモードを体験してきたので、解説とインプレッションをお届けします。

『進撃の巨人2』

 さてさて、5月9日に別冊少年マガジンの最新号が出ましたね。なんか“進撃の巨人”最新話の展開がとんでもないことになっているとか噂に聞いて、単行本の発売まで待てる自信がありません。進撃の巨人歴7年、電撃PS編集KYSです。

 うーん、明日辺り辛抱たまらなくなって、書店に飛び込んでいそうな自分の未来予想図。

決戦モードのルールを学ぼう

 今回追加された決戦モードは、総合的なスキルの腕試しができる、1対1のオンラインタイマンバトルです。

 相手陣営の巨人を倒すと、相手のゲージを減らすことができ、ゲージを0にしたら勝ち。自陣営の巨人を倒されて、ゲージを0まで減らされたら負け。うんわかりやすい。

『進撃の巨人2』
▲相手陣営の巨人を駆逐することで、相手のゲージにダメージが入ります。自陣営の巨人を自分で駆逐すると、自分のゲージにダメージが入るオウンゴールになるので注意です。
『進撃の巨人2』
▲リザルト画面。タイマンなので、勝ち負けによる一喜一憂が今までのモードで一番大きいかも?

 決戦モードの対戦ルール
●対戦時間は5分
●相手のゲージを0にしたら勝利
●制限時間以内に削りきれなかったらゲージ残量が多いほうが勝利
●2人のプレイヤーは緑と紫の陣営に分けられる
●巨人には、緑陣営と紫陣営と中立の3タイプが存在
●ただし、どの陣営の巨人もプレイヤーに襲いかかってくる
●敵陣営、中立の巨人を駆逐すると、相手のゲージを減らせる
●自陣営、中立の巨人を捕獲すると、自分のゲージが回復する
●救援を出しているキャラを助けるとバディにできる
●選べる能力タイプは10種類(キャラの見た目は自由)
●獣の巨人などの特別な巨人を倒すと、相手に大ダメージを与えられる

 また、巨人を駆逐してバーストゲージを溜めることで、バースト状態へと移行し、能力値が大幅に上昇した状態になります。一発逆転を狙える要素となっているので、うまく活用したい。

『進撃の巨人2』
▲上の長いゲージが勝負を決する“ゲージ”。その下にある短めのゲージが“バーストゲージ”。バースト状態中はプレイヤーが黄色いオーラに包まれます。

 気になるのは、10種類ある能力タイプですね。これまた、駆逐モードと同様にそれぞれが個性的なので、タイプで戦い方が変わってきますね。

 【一般兵】
ステータス的には万能タイプ。唯一、相手を邪魔するためのアイテムを所持しているので、うまく利用したい。

 【前衛兵】
筋力特化したタイプ。ただし、連撃を持っていないので、単発で仕留めなければならない。追い打ちがあるので、部位を破壊してトドメをさすなどの工夫が必要。

 【補給兵】
器用さに特化したタイプ。アイテムによるダメージなどが高いので、火炎瓶でダメージを稼ぐ。スキル効果で、決戦の狼煙の効果時間も長いので、アイテムを駆使して戦う。

 【捕獲兵】
唯一、巨人ハンターのスキルを持つタイプ。両足切断せずに捕獲できるアドバンテージは強く、自身を回復させるのが得意。

 【衛生兵】
体力特化タイプ。空中応急、起死回生など、プレイヤー自身が死なないようなスキルを多数所持する。決戦の狼煙を使用したときの効果上昇スキルを所持しているので、自身を強化して戦う。

 【兵士長】
統率力特化タイプ。リンク兵士をたくさん仲間にすることで、自身を強化して戦う。おねだり上手でクールタイムも短いので、何度もバディを使用できる。

 【隠密兵】
器用さや集中が高い奇襲攻撃タイプ。電光石火など、奇襲攻撃に特化している。

 【投擲兵】
空中刃換装や研究の心得など、物を投げることに特化したタイプ。筋力、器用さが高く、火炎瓶のダメージ、投げブレードのダメージが高い。遠距離攻撃で相手の獲物を横取りできる。

 【機動兵】
筋力敏捷特化タイプ。高い機動力と、連撃、連続ダッシュで敵を倒すタイプ。所持アイテムはいまいちだが、戦闘力が高い。

 【司令官】
器用さと統率力が高いタイプ。連続ダッシュや空中刃換装などの戦闘スキルを持ちながら、準備万端や包囲陣形、おねだり上手などリンク兵士で強化されるタイプ。支援要請の煙弾を複数持っているので、強いバディを連続で使用できるのが強み。

『進撃の巨人2』
▲前衛兵は、いわゆる脳筋仕様。99999ダメージが出ることもあるほど攻撃力が高いので、巨人を普通の攻撃で駆逐してダメージを稼ぎたいならオススメ。

 ちなみに巨人を駆逐する際に、部位破壊をしていくと、部位を破壊するたびに相手のゲージを少しずつ削れます。いきなりうなじでなく、余裕があれば部位破壊も狙いたいところ。

『進撃の巨人2』
▲部位破壊をすると、アイテムをランダムにゲットできます。ミカサのバディアクションで一気に破壊するのも手。

 バディアクションも、決戦モードで勝利をつかむのに重要なポイント。どのシーンで発動するかが腕の見せどころになります。救援要請が出ている巨人を素早く倒したいなど、効果的なタイミングで発動していきたいです。

『進撃の巨人2』
▲エレンがバディにいれば、巨人化して攻撃することも可能。ただしクールタイムは長めなので使いどころに一考を。
『進撃の巨人2』
▲超大型巨人の攻撃は、敵味方関係なく周囲にダメージを与える。間違って自陣営の巨人を駆逐しちゃうと………自分がダメージを受けてしまいます。注意!

 対戦中は、目の前の巨人を駆逐する以外にも、捕獲によるゲージ回復、獣の巨人などの特別な巨人への対応など、対戦を有利に進めるために考えることが多々あります。ちょっとずつでいいので、いろんな状況を把握できるようになれると、決戦モードの奥深さをより体感できそうです。

『進撃の巨人2』
▲巨人を捕獲することでゲージが回復。小型、中型、大型、どの巨人でも回復量は変わらないので、両足破壊をすることなく捕獲可能な小型の巨人を狙いたい。
『進撃の巨人2』
▲獣の巨人は中立だけど、かなりの強さと硬さを誇ります。バディをそろえて、バースト状態の時に一気に攻めたい。駆逐すると相手に大ダメージが入ります。
『進撃の巨人2』
▲拠点もあるので、ブレードやガスの替えが切れたら補給はここで!

 この決戦モードですが、プレイヤーの総合力をかなり試される対戦モードとなっています。

・巨人を討伐するスキル
・アイテムを駆使するスキル
・バディを有効活用するスキル
・相手と自分のゲージを確認しつつ、駆逐か捕獲かの状況判断
・マップを見て敵の位置を把握し、次にどこに向かうかを考える力

 こんな感じに今まで『進撃の巨人2』をプレイしてきて身につけてきたすべてを使って戦うモードです。つまり熱い腕試し、熱いバトルを堪能できます。

 となると、「自分はあまりうまくないしちょっと……」という意見もあるかもしれません。大丈夫、ひとつずつルールを把握していけば、すぐに慣れるはずです。

 最後に、開発スタッフの鈴木ディレクターにオススメの能力タイプを聞いてきました。こちらをどうぞ!

「司令官がオススメです。どのバディが登場するか運任せなところもありますが、アイテム効果でクールタイムをなくして連続でバディアクションが使えるので、プレイしていて強いし楽しいですよ」

「投擲兵は使いこなせたら強いですね。火炎瓶で部位を破壊しながら戦うのがポイント。アイテムの補充もできますし。また巨人のゲージをあと少しで削れるというときに火炎瓶を投げつけてトドメを刺すのもあり」

 とのことです。ちなみに、私KYSのオススメは、脳筋最高の前衛兵です。上にも書きましたが、圧倒的攻撃力で純粋な戦闘で戦っていけます。

 アイテムを駆使するスキル、バディを有効活用するスキルが多少おろそかになっても、目の前の巨人を速攻で駆逐していけば十分戦えます。脳筋万歳! ジーク前衛兵!

 そんなわけで新規オンラインモードが追加された『進撃の巨人2』。まだまだ楽しく遊べそうです。原作の展開も楽しみですし!

原作/諫山創「進撃の巨人」(講談社『別冊少年マガジン』連載)
(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
(C)2018 コーエーテクモゲームス

データ

▼『進撃の巨人2』
■メーカー:コーエーテクモゲームス
■対応機種:PC(Steam)
■ジャンル:アクション
■配信日:2018年3月15日
■価格:7,800円+税

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