2018年5月13日(日)

【BitSummit】『ジラフとアンニカ』ふしぎな島を舞台にした猫耳少女の物語は2019年前半に発売予定

文:電撃PlayStation

 猫耳少女アンニカの冒険を描く3Dアドベンチャー『ジラフとアンニカ』。2019年前半の発売を予定する本作が、“BitSummit Volume 6”に出展!

 また今回、SME(ソニー・ミュージックエンタテインメント)が手掛けるパブリッシングレーベル“UNTIES(アンティーズ)”が、『ジラフとアンニカ』のパブリッシャーとなることも発表された。徐々に注目を集めている本作の制作状況について、BitSummitでお話をうかがってみた。

『ジラフとアンニカ』

■ジラフとアンニカ ゲーム紹介動画 4

『ジラフとアンニカ』インタビュー

――今回のBitSummit出展について

 今回のプレイアブルは、基本的に昨年出展したTGSのものと同じになります。じつはアンニカのデータが変わっていたりもするのですが、見比べてみないとわからないでしょう。

 制作自体は順調に進んでいて、海のダンジョンやフィールドのアドベンチャーパート部分を遊べるようにしたかったんですが、まだまだ作り込みの甘い部分もあって、今回は見送らせてもらいました。

 今後はTGSやデジゲー博を経て発売……といった流れを想定しています。昨年は2018年末ぐらいをと考えていたのですが、2018年は少しこぼれてしまいそうな見通しです。データやアセットなどは年内制作でできそうなのですが、作り込みの時間がもう少し必要だと思っています。

 パブリッシャーさんについてもらったこともあり、中途半端なものを出すことはできません。

『ジラフとアンニカ』

――UNTIESさんにパブリッシングをお願いすることになった経緯とは?

 去年のTGSでお声がけいただいたのが最初のキッカケになります。その後、何回かお話させてもらい、今回のBitSummitのタイミングで発表させてもらいました。

 ワールドワイドに1人でゲームをリリースするのはやはり大変で、その部分で強力なサポートを得られるUNTIESさんに決まって本当によかったです。

『ジラフとアンニカ』

――プレイされた方々の反応はいかがですか?

 キャラや世界観、音楽などを気にいってくれている方も多く、プレイされた方の反応は非常によいものです。

 音楽についてですが、こちらはTOMZUIN Hさんに制作をお願いしています。

 『ジラフとアンニカ』は多くの方にご協力いただいているのですが、制作を立ち上げた際、まず最初にご協力をお願いしたのが音楽の部分でした。

 さらに、今仕込んでいる要素もあるのですが、そちらはまた追って発表させてもらいます。クオリティも高く仕上がってきているので、音楽は協力をお願いして本当によかったなと思っております。

 技術の進歩も早く、グラフィックなどの絵の部分については、今は新しくても10年、20年後には古くなってしまうと思うんですが、音楽は時が経ってもあまりすたれることはないと思うんです。音楽に力を入れたものを作り、『ジラフとアンニカ』がずっと残ってくれる作品になってくれたらうれしいです。

 ストーリー面にも力を入れたいので、演出や作り込みをがんばりたいと思っています。データなどはそろって、それらをつなぐ丁寧な作り込みを心掛けていきます。

『ジラフとアンニカ』

データ

▼ジラフとアンニカ(英題:Giraffe and Annika)
■開発スタジオ:atelier mimina アトリエ・ミミナ
■プレイ人数:1人
■プラットフォーム:STEAM (ほかも予定)
■発売日:2019年前半予定
■価格:未定

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