『TROVE』PS4版先行プレイの感想をレポート。バトル、冒険、建築の3要素をバランスよく楽しめる！

文：電撃PlayStation

　5月24日、キューブでできた世界を自由に冒険する基本プレイ無料のMMORPG『TROVE』がPS4で配信を開始します。海外ではすでにPC版を1500万人以上がプレイしている本作。ひと足先にプレイした視点から、その見どころをお届けします。

アクション要素たっぷりのバトルで楽しむハック＆スラッシュ！

　冒頭でMMORPGと書きましたが、本作のバトルはアクション寄り。TPS視点で敵の攻撃を避け、スキを見計らって攻撃して、というのが基本になります。アクションとしては、そこまで複雑な操作などを要求されるわけではないので、誰でも楽しめるという部分が本作の魅力の1つでしょう。

　攻撃、ダッシュ、ジャンプに加えて特殊な攻撃や補助的な行動を取るスキルを組み合わせたバトルは、直感的に遊べるシンプルさ。そこに各アクションのレスポンスのよさが相まって“この攻撃を避けたら何回攻撃できる”という、回避と攻撃のメリハリを感じやすい作りになっています。極端な話、敵を倒すには役者不足な装備でも腕と時間があればなんとかなる。こういった楽しさもアクション寄りのバトルシステムならではのものですね。

▲TPS視点でのアクションを遊んだことがあれば、プレイにとまどうことはない。と言えるくらいわかりやすい操作系でした。

　さらにクラス（＝職業）がPS4版配信時点で16種類と十分な量が用意されているのもポイント。スタンダードな近接攻撃向きのクラスがあれば、同じ近接戦闘向きのクラスでも敵を攻撃するとなぜかキャンディが飛び散り、アイスクリームコーンを落として強烈な一撃を放つキャンディジャンキーなクラスもあり。

　同じ遠距離戦を得意とするクラスでも空を飛びながら銃撃戦を繰り広げるものがあれば、召喚したミニオン（下僕）に攻撃をさせつつ自身はミニオン（下僕）のサポートを行う、いわゆる召喚士のようなクラスもあります。もちろん味方の盾になったり回復に特化していたりといったパーティプレイでこそ輝くクラスも用意されています。

　と、それぞれのクラスがかなり個性的なので、アクションが好きなら自分に合ったクラスが必ず見つかると思いますよ。

▲クラスは初期状態で全16種類の中から選択可能。各クラスに必要な素材をゲーム内で集めてクラフト（＝制作）することで、新たなクラスがアンロックされていきます。課金をすることででもアンロックすることが可能です。

　そしてキャラクターの強化にハック＆スラッシュの要素が強いことも本作の特徴。ランダムで決まるステータスへのボーナスの幅が広く、まったく同じ性能のものが手に入ったら奇跡と言ってよいほどです。

　実際のプレイの流れとしては、レベルを上げながら装備を集め、ある程度よい装備が集まったらより手ごわい敵が現れる代わりに、より強力な装備が手に入る場所に向かうのが基本の様子。このあたりのプレイ感覚はダンジョンRPGに近いものを感じました。

　また個人的にヒットしたのが装備を分解すると、さまざまな装備の強化素材になるという点。ハック＆スラッシュと呼ばれるタイトルはいくつもプレイしてきましたが、どれだけ性能の低い装備が出たとしてもムダにならないこのシステムは非常に好みです。

▲もちろん、装備を変えれば見た目も変化。コレクションもはかどります!!

ズルいことはできないダンジョン探索へ!!

　さて、本作はRPGですので当然（？）探索できるダンジョンが多数用意されています。建物に入り地下へ地下へと潜っていくダンジョン、巨大な塔を少しずつ登っていくダンジョン、さらに、空中に浮いた足場をジャンプで登っていく一見ダンジョンには見えないようなものもあります。このダンジョンを踏破すると、報酬としてさまざまな武器が詰まった宝箱が手に入ります。

▲宝箱からは、各クラスに合わせた武器がドロップ。武器にはレアリティが付いており、高難易度のダンジョンを攻略すればするほど、レアリティの高い武器を手に入れることができます。

　ただ、こういったキューブでできた世界を旅するゲームをプレイしたことがある人は思うかもしれません。「好きなように穴を開けてショートカットすればいいんじゃないの？」って。ですが、本作では基本的にダンジョンを構成するキューブに限り破壊不能。ダンジョンを少しずつ攻略していく楽しさはきっちり用意されています。

▲ダンジョンやフィールドの見た目はさまざま。

土地問題と無縁の携帯できる家作り！

　さて、ここまでRPGとしての魅力を書いてきましたが、本作では自分の家を作ることもできます。キューブでできたこの世界の地面は、自由に素材として入手可能。世界中に目印ポストが立った専用の土地が存在し、“コーナーストーン”という自分の家を立てて自由に建築を行うことができます。と、こう書くと「あとからプレイを始めると、いい立地の場所は先行してプレイしていた人に取られていて……」と思うかもしれません。

　もちろん、そんなことはありません。コーナーストーンはいわば“自分の家の情報を呼び出す場所”。プレイヤーがコーナーストーンから離れると、そのコーナーストーンは更地になり、あとから来たプレイヤーが自由に建築を楽しめるわけです。つまり、あるコーナーストーンで建築を途中まで済ませてから別の場所でコーナーストーンにアクセスすれば、建築を続きから始めることが可能。最終的には思い思いの家を持ち歩くような冒険が待っています。

▲キューブや素材を組み合わせると、カラフルなキューブを作ったり自分の土地に水を流したりすることも可能に。

　今回レポートした以外にも、『TROVE』には冒険を楽しむための仕掛けが盛りだくさん！　自分の船やドラゴンを手に入れたり、強力な装備を手に入れることで段々と行ける場所が増えていったりと、遊ぶほどにどんどん世界が広がっていきます。

　さらに今回は試せませんでしたが、ほかのプレイヤーと手に入れたアイテムの取引も可能。冒険よりもアイテム集めに精を出して大商人を目指してもいいんです　基本プレイ無料で、なおかつプレイヤー同士の対戦は特定のコンテンツのみ。始めるタイミングが少し遅れてもなんの問題もありませんのでぜひ『TROVE』を遊んでみてください。

冒険を助けるアイテムがもらえるパッケージ版をプレゼント

　基本無料で楽しめる『TROVE』ですが、パッケージ版である『Trove -きらきらトレジャーパック-』が発売されています。『きらきらトレジャーパック』は約6,500円相当の特別パックとなっており、、スタートダッシュを決めるにはもってこいとなっています。今回はこのパッケージ版を5人の方にプレゼント！

　ご希望の方は下記の応募フォームに必要事項を記入したうえでご応募ください。締め切りは2018年5月31日23：59です。

(C)2018 Trion Worlds, Inc. Trove has been licensed by DMMGAMES. Trove and Trion Worlds are registered trademarks of Trion Worlds, Inc. All rights reserved.

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