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2018年5月31日(木)

『魔界戦記ディスガイア Refine』の魅力発掘企画第1弾。その名も「プリニーって一体何ッスか!?」

文:電撃PlayStation

 キャラクターをトコトン育成できる最凶やり込み系シミュレーションRPG『魔界戦記ディスガイア』シリーズ。その原点たる第1作を、PS4/Switchの高解像度グラフィックでリファインしたタイトル『魔界戦記ディスガイア Refine』が発売決定!

 今回は、この復活を記念した“カウントダウン企画”をお届けする。第1弾のテーマは、シリーズのみならず日本一ソフトウェアのマスコット的存在である、ユニークな魔物“プリニー”をフィーチャー。おなじみのようで意外としられていない、プリニーたちの真実とは!?

『魔界戦記ディスガイア Refine』
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲先代魔王である父に代わって、魔王の座に就こうとするラハール。そこに家来のエトナや天使のフロンが加わり、魔界を揺るがす騒動に!?
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲武器や職業ごとの特殊技や、キャラクターの持ち上げ&投げを駆使した独特の戦術など、『ディスガイア』ならではの超絶バトルが楽しめる!
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲キャラクターの最大レベルは9999で、レベル1に戻って鍛えなおす転生も可能。また装備品のレベルアップも行えるなど、育成システムがてんこ盛り!

『魔界戦記ディスガイアRefine』発売記念カウントダウン企画その1 プリニー大特集

 下級の魔物でしかなかったが徐々に存在感を増し、主役の座すら射止めたプリニー。今回は、そのすべてを解析! そもそもプリニーとは、『魔界戦記ディスガイア』で初登場したモンスター。

 仲間に加えられる“魔物型キャラクター”の1つというだけでなく、ラハールやエトナといった力を持つ魔族の家来としてこき使われる存在で、ストーリー中の出番も多かった。語尾に「ッス」とつける言葉使いも、大きな特徴の1つだ。

『プリニー ~オレが主人公でイイんスか?~』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲「よろしくお願いするッス!」
『魔界戦記ディスガイア Refine』
『魔界戦記ディスガイア Refine』

 プリニーの体には、生前に罪を犯した人間の魂が詰まっている。この罪を償うため、プリニーは魔界や天界で働く。善行を積んだり、お金を稼ぐことで贖罪は果たされ、ほかの生物に転生可能に。なお、プリニーの戦闘能力は詰められた人間の魂に依存し、大半はたいした力を持たないが、なかには強力な力を持ったプリニーも存在する。

『魔界戦記ディスガイア4 Return』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』

 プリニーの仕事は、兵士や召使いが一般的。給料は主人によって異なるが、魔界の住人に仕えた場合、薄給で過酷な労働に従事させられることが多い。エトナなどは暴虐な主人の典型だ。ただし、『ディスガイア4』ではヴァルバトーゼが教育係として活躍。彼の薫陶を受けたプリニーは、真面目で主人思いに教育されていた。

『魔界戦記ディスガイア4 Return』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』

 『ディスガイア』シリーズの特徴である、キャラクターの持ち上げ&投げ。これでプリニーを投げると、なぜか爆発して周囲にダメージを与える。これは、体に詰められた人間の魂が不安定だかららしい。投げられたプリニーは戦闘不能になり、その威力はプリニーのHPに依存する。爆発を利用する特殊技なら、戦闘不能にはならない。

進化は止まらず! ヒストリー・オブ・プリニー

 プリニー人気は『魔界戦記ディスガイア』シリーズだけに留まらず、ほかの日本一ソフトウェアタイトルへの進出も果たしている。その歴史とタイトルごとに進化するグラフィックにも注目!

『魔界戦記ディスガイア Refine』
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲「プリニーのくせにナマイキよ!」
『魔界戦記ディスガイア』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲プリニーの最初期のデザイン。ペンギンのような姿やポーチなど、基本的な設定はここで完成していた。
『魔界戦記ディスガイア2』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲『2』以降はマスコット的なデザインが強調され、やや丸みを帯びたボディに。ぬいぐるみらしさが際立つ。
『魔界戦記ディスガイア4』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲ハードの性能によりグラフィックのクオリティが向上。従来のドット絵からHDモデルに進化した。
『魔界戦記ディスガイア4 Return』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
『魔界戦記ディスガイア Refine』
『魔界戦記ディスガイア Refine』
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲バストアップのパターンもいろいろ♪

野望達成!? まさかの主人公デビュー!

 プリニーの快進撃は続き、なんとPSPタイトルで主役に抜擢! 本格2Dアクション『プリニー ~オレが主人公でイイんスか?~』と『プリニー2 ~特攻遊戯! 暁のパンツ大作戦ッス!!~』、そして推理アドベンチャー『ディスガイア インフィニット』で、立派に主人公を立派に務め上げた!

『プリニー ~オレが主人公でイイんスか?~』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲「赤いマフラーが主役の証ッス!」
『プリニー2 ~特攻遊戯! 暁のパンツ大作戦ッス!!~』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲残機0まで戦いは続く……
『プリニー ~オレが主人公でイイんスか?~』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲骨太の横スクロールアクション。斬撃や必殺技など攻撃手段も豊富に用意されていた。
『プリニー2 ~特攻遊戯! 暁のパンツ大作戦ッス!!~』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲アクション&ハチャメチャ度がさらに進化! アサギが主人公の特別編“アサギウォーズ”も収録された。
『ディスガイア インフィニット』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲『インフィニットループ ~古城が見せた夢~』のシステムを継承した『ディスガイア』バージョン。プリニーが他人に乗り移る能力で情報を集め、殺人未遂事件の犯人を追う!

こんなヤツラもおりまして……変わり種プリニー集

 基本的にその姿は大差ないプリニーたちだが、特殊な外見や能力を持つ“変わり種”のプリニーたちも存在する。なかにはラスボス以上の戦闘力を誇る者や、シリーズのメインキャラクターが転生(?)した存在の者も……!? ここでは、普通の個体とは一味違う、タダモノではないプリニーたちを大紹介!!

『魔界戦記ディスガイア PORTABLE』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲緑色のプリニー。登場タイトル……『魔界戦記ディスガイア』ほか

 『魔界戦記ディスガイア』に登場した、緑色をした謎のプリニー。普通のプリニーよりも強くて勇ましいが、プリニーなので、やっぱり投げると爆発する。そのするどい眼光に、見覚えがある人は多いと思われるが……!? 戦闘能力に優れ、セリフもカッコイイのだが、プリニーの外見とのミスマッチのため笑われるハメに。なお、以降の歴代シリーズにもゲスト参戦している。

『魔界戦記ディスガイア4 Return』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲プリニガーX(・轟)。登場タイトル……『魔界戦記ディスガイア2 PORTABLE』、『魔界戦記ディスガイア4』

 『魔界戦記ディスガイア』の次回予告ネタに使われた巨大ロボ・プリニガーXがなんと隠しボスに! 初出は『ファントム・ブレイブ』で、のちに『ディスガイア4』などにも姿を現した。ラスボスすらしのぐ圧倒的な戦闘能力を持ち、プリニガーX・轟などの上位種も存在する。規格外の戦闘能力に加え、一度に複数で出現することもあり、プレイヤーを絶望の淵に突き落とした。

『魔界戦記ディスガイア4』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲「ハッピーエンド以外の夢はお断りよ!!」
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲風祭フーカ。登場タイトル……『魔界戦記ディスガイア4』ほか

 『魔界戦記ディスガイア4』のヒロインの1人で、生前の罪で地獄に堕ちた女子中学生。プリニーに転生するはずだったが、プリニーの皮が生産不足だったため、代わりにプリニー帽子をかぶっている。自分の罪や死を自覚しておらず、自分の都合のいいように状況を解釈して突っ走るやっかいな性格。

『魔界戦記ディスガイア3』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
『魔界戦記ディスガイア Refine』
覆面ヒーロー。登場タイトル……『魔界戦記ディスガイア3』ほか

 プリニー風の仮面をかぶった自称ヒーロー。戦うよりも逃げるほうが得意で、移動力と回避能力の高さは折り紙付き。移動したマスの数に応じて回避率が上がる特殊能力まで持つ。客観的に見てヒーローらしくないが、なぜかプリニーたちから絶大な人気を得ている。ちなみに飛行キャラクター扱いで、敵をすり抜けて移動可能。目的地への移動役として、非常に優秀なキャラクターだ。

『プリニー2 ~特攻遊戯! 暁のパンツ大作戦ッス!!~』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲プリニーアサギ。登場タイトル……『プリニー ~オレが主人公でイイんスか?~』ほか

 日本一ソフトウェアの古参キャラでありながら、長らく主役になれなかったアサギが、プリニー主役の2タイトルに参戦。『プリニー』ではプリニーのコスプレ姿で爆死。『プリニー2』では黒いプリニーに転生し、隠しシナリオ“アサギウォーズ”で念願の主役を務めた。ナイフ使いのプリニー(主人公)とは異なり、銃撃やドリル、火炎放射機など、アサギの得意とする重火器を使ったアクションで戦う!

『プリニー2 ~特攻遊戯! 暁のパンツ大作戦ッス!!~』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲プリニー化!

他タイトル(?)に出演したプリニーたち

 プリニーたちは、『ディスガイア』シリーズ以外の日本一ソフトウェアタイトルにも幾度となく登場。魔物型キャラとしてだけでなく、ステージそのものとして扱われることもあり、その存在感は大きい。さらに日本一ソフトウェア以外のメーカーとのコラボレーションタイトルへの出演も多い。そして、現実世界にまでプリニーが“侵食”した例も……!?

『絶対ヒーロー改造計画』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲ヒーローを強化して戦うダンジョンRPGの敵キャラクターとして登場。倒すとプリニー関連の装備を落とす。
『ファントム・キングダム』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲名作シミュレーションRPGでは『ディスガイア』シリーズとは設定が異なり、悪魔の魂が詰まっている。そのため、投げても爆発しない。
『トリノホシ ~Aerial Planet~』より
『魔界戦記ディスガイア Refine』
▲惑星調査を行うスカイアドベンチャーの隠しキャラ。背中の羽がきちんと役割を果たし“空を飛ぶ”ことができている。
『魔界戦記ディスガイア Refine』

 さまざまなタイトルに出演し、知名度を上げたことで、プリニーは日本一ソフトウェアの公式マスコットに就任。プリニー関連グッズが数多く作られ、日本一ソフトウェアの公式ツイッターのキャラクターを務めるまでになっている。

 また、社長を務める新川宗平氏が、タイトルのプロモーションやトークイベントに出演する際は、プリニー帽子をかぶることも! なおプリニー帽子は、公式通販ショップなどで購入可能。これをかぶれば、アナタもプリニーになれる……!?

プリニーたちも大活躍するシリーズ最新作に期待!

 このように、ユニーク&バラエティ豊かで魅力的なモンスターであるプリニー。興味を抱いた人は、ぜひ『魔界戦記ディスガイア』シリーズをはじめとする日本一ソフトウェアタイトルをプレイして、その魅力に触れてほしい。もちろん一番のオススメタイトルは、初出演タイトルにして活躍度も大きい第1弾のリファインタイトル『魔界戦記ディスガイア Refine』! 最新情報は6月14日発売の電撃プレイステーション(Vol.664)に掲載されるので、ぜひ読んで欲しい。

 なお、次回はカウントダウン企画・第2弾として、プリニーのほかにもユニークなキャラ満載の“魔物型キャラクター”特集をお届けする予定なので、期待しよう!!

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