2018年5月31日(木)

『ワンダーグラビティ』ヒューゴ(声優:村瀬歩)やニール(声優:内山昴輝)ら主要人物を一挙紹介

文:電撃ゲームアプリ

 セガゲームスが、2018年にサービス開始予定のスマートフォン用RPG『ワンダーグラビティ ~ピノと重力使い~(以下、ワンダーグラビティ)』。本作の短期集中連載第1回をお届けします。

『ワンダーグラビティ』

 『ワンダーグラビティ』は、【重力使い】の“ヒューゴ”が、父親に着せられた“詐欺師”の汚名をそそぐために、不思議なチカラを持つ【ピノ】の“ニール”とともに世界の底【エンドロール】を目指すRPG。5月31日~6月3日にかけてクローズドβテストが開催されており、6月1日15:00までテスターを募集中です。

 そんな本作の内容や魅力をお伝えする、短期集中連載を電撃オンラインで展開。第1回は、本作の世界観と主要キャラクターを紹介します。この記事が初出となるキャラクター“ヴェロニカ”&“エイベル”は、設定資料も掲載しますので、ぜひチェックしてください!

『ワンダーグラビティ』
『ワンダーグラビティ』
『ワンダーグラビティ』
『ワンダーグラビティ』

父の汚名をそそぐため、少年は旅に出る――!

 大陸も海もない空の世界――ウイトラスト。主人公の少年・ヒューゴは、そこで空港の清掃係をしながら暮らしている。

『ワンダーグラビティ』
『ワンダーグラビティ』

 ヒューゴの父親は冒険家で、数年前、世界の底【エンドロール】を目指して旅に出た。だが、「“世界の底”にたどり着いた」という手紙と下層へ向かう【ログ】を送ってきたのを最後に、なぜか行方を眩ませてしまった。

 そんなある日、ヒューゴはひょんなことから、不思議なチカラを持つ【ピノ】ニールと出会う。ニールと契約し、【重力使い】となったヒューゴは、父親の汚名をそそぐため、エンドロールを目指すことに。

『ワンダーグラビティ』
『ワンダーグラビティ』

 そこへ【シップ(飛行艇)】のパイロット・ノンカが声を掛けてくる。専属クルーにスカウトされ、喜んだのもつかの間、謎の2人組が強引に割り込んでくる。

 アポロとラヴェルと名乗る【ノーツ(コンビ)】と、専属クルーの座をかけて競争することになったヒューゴたち。だが、アポロたちの罠に引っ掛かり、先を越されてしまい……。さらに、この世界に巣食う異形の者【デブリ】まで現れて――!?

『ワンダーグラビティ』
『ワンダーグラビティ』

 その後、【ログハンター】や謎の組織【世界機関】に追われながらも、ヒューゴたちは下層を目指して旅をしていく。新たな仲間や師との出会い、さらに相棒であるニールの秘密にも迫る。

 出会いと別れを繰り返しながら、重力使いとして大きく成長していくヒューゴ。やがて、彼らが知るこの世界の“秘密”とは……? そして、意外な人物がヒューゴたちの前に立ちはだかる――!?

物語を彩るキャラクター

エンドロールを目指す少年
“ヒューゴ”(声優:村瀬歩)

「おれがエンドロールに言って証明してやるんだ! 父さんはウソつきなんかじゃないってね!」

『ワンダーグラビティ』

 はじまりの国にある空港で働いている少年。ピノのニールと出会うことで重力使いとなり、父親の汚名をそそぐためエンドロールを目指す。いつも真っすぐで、たまに人の話を聞いていない。普通より重力が“重い”という特殊な体質を持つ。

真実を知りたい嘘つきのピノ
“ニール”(声優:内山昴輝)

「フン。大丈夫だよ、嘘ってばれなきゃそれは嘘じゃねぇだろ」

『ワンダーグラビティ』

 ヒューゴの相棒であるピノ。知恵がはたらき、嘘をつくのが得意。故郷の友だちが謎の病にかかってしまい、なんとかして助けたいと思っている。他のピノとは少し違うところがあるらしい……?

未知なる空路を夢見るパイロット
“ノンカ”(声優:佐藤利奈)

「わたしのクルーならその夢にも付き合ってもらうから!」

『ワンダーグラビティ』

 ヒューゴが乗ることになるシップ・リューセーエンデバー号のパイロット。未知の空路【ゼロライン】を見つけるのが夢。さっぱりきっぱりした性格だが、とある者に対して復讐心を抱く。

願いを叶えたい流れ星
“ティア”(声優:悠木碧)

「ぷんぷん……放っといてくださいです。もうニールはキライです!」

『ワンダーグラビティ』

 ノンカと行動を共にするピノ。リューセーエンデバーでは客室乗務員を担当。かつては、ノンカの姉と契約していた。大人しい性格で独特な言葉遣いをする。ニールのことをちょっと毛嫌いしている様子。

捨てられて傷心中の食いしん坊
“チプール”(声優:大谷育江)

「おなかへったなぁ……ねぇヒューゴ。そのクッキー食べないんだったら、ぼくが食べてもいい?」

『ワンダーグラビティ』

 シップのメカニックを担当するピノ。よくタヌキと間違えられるがれっきとしたリス。以前はヒューゴの父親と契約していたが、なぜかあるとき、突然捨てられてしまった。どんなに傷心でも食べることはやめられない。

その日暮らしのプロフェッショナル
“アポロ”(声優:松田るか)

「ハハハ!! そんな硬いこと言うなってー! というわけで、ちょいとアポロちゃんに付き合って♪」

『ワンダーグラビティ』

 ヒューゴがしばしば遭遇する重力使い。小悪党でその日暮らしのプロフェッショナル。はたして彼女の目的やいかに……!?

へたれでビビリなお調子者
“ラヴェル”(声優:山口勝平)

「オイラたちに敵はいない! そう! オイラたちはアポロさんとラヴェルさんだぞ!!」

『ワンダーグラビティ』

 アポロの相棒であるピノ。ヘタレでビビリだがアポロと一緒にいるときだけは強気。こう見えて結構強く、才能を秘めているというウワサ。

冷徹非情なる諜報員
“レイヤード”(声優:武内俊輔)

「任務に私情は挟まない。世界の命(めい)に従う。それが正義だからだ」

『ワンダーグラビティ』

 世界機関の諜報部【アンブレラ】に所属。国際指名手配犯のレノンを捕まえるべく、息子であるヒューゴを常にマークしている。彼の姿を見て生き長らえた者はいないとか。

死に至る正義
“イブリック”(声優:木村良平)

「犯罪者に生きる資格なんかねぇ! 塵も残さず消えちまえ!」

『ワンダーグラビティ』

 レイヤードの相棒であるピノ。非常に好戦的で、たびたびヒューゴたちの前に立ち塞がる。レイヤードとはよく意見がぶつかるが、なんだかんだ言いながら彼を支えている。

神出鬼没のログハンター
“ヒューストン”(声優:櫻井孝宏)

「言っとくが、オレはログを集めるのに手段を選ばない」

『ワンダーグラビティ』

 世間にその名を知られたログハンター。ヒューゴの持つ貴重なログを狙っている。よくいえばクール、悪くいえばキザなヒューゴのライバル的存在。何かと世界機関にたてついて睨まれている様子。

母性あふれる乱雲
“ナサ”(声優:堀江由衣)

「私が強い理由はもっと簡単なこと……だぞ。私には、夢がある」

『ワンダーグラビティ』

 ヒューストンの相棒であるピノ。ずば抜けた才能を持ち、双刃刀をたやすく振り回す。つねに余裕のある雰囲気を漂わせている彼女だが、ヒューストンを慕うのにはどんなワケが……?

型破りな天才医師
“Dr.クランケ”(声優:中田譲治)

「人生は賭みたいなものだ。ダメな時はダメじゃ! ムフフ……」

『ワンダーグラビティ』

 酒や賭けごとが好きな、だらしないオッサン。だがその正体は並び立つもののない天才医師。相棒のリルレロとともに、世界に蔓延する【オルター病】の謎を追っている。

Dr.ツンデレ
“リルレロ”(声優:竹達彩奈)

「チョコいる? ……はっ! 勘違いしないでよね! アンタが糖分足りなそうな顔していたからよ!」

『ワンダーグラビティ』

 クランケの相棒兼助手のピノ。あまり素直にはなれないタイプの性格で、ニールには「Dr.ツンデレ」と呼ばれている。チプールが肥満体型であることを憂慮し、何かと気にかけてくれるなど優しい面も。

“ヴィスタ”(声優:江口拓也)

「ふん、雑魚が一丁前に言い訳か? 何もできねぇのはテメエが弱いからだ」

『ワンダーグラビティ』

 反乱組織のボス。世界機関の人物や施設をターゲットに破壊活動を繰り広げている。“陽気な災害(メリーハザード)”の1人でもある。“蒼炎”の異名のとおり、見るものすべてを焼き尽くす発火の能力がある。粗暴で皮肉屋な性格。「悪でなければ殺してはいけない」という価値観を持つため、ベジタリアンである。

“プラス”(声優:早見沙織)

「あちゃー、また壊しちゃった……。まいっか♪」

『ワンダーグラビティ』

 おおらかで、引きずらない性格。常に直感で行動し、命令より先に問題を解決してしまう、ある意味“問題児”。力の加減ができず、あらゆる物を壊してしまうため、毎日始末書を書いている。武器を使うごとに威力を増す“加算”という特殊能力を有している。

“エールデ”(声優:佐倉綾音)

「そこのキミ~、ちょっと話があるんだけどぉ~。えーっと……んー、と…………なんだっけぇ~?」

『ワンダーグラビティ』

 ピノによる秘密結社“プラネテス”の構成員。性格は極めてマイペース。独特の感性を持ち、少しズレた言動をして周囲を戸惑わせることもしばしば。常にぽややんとしており、忘れ物が多い。重力使いをスカウトしに来たはずが、そのまま観光を楽しんで帰ってしまったことも……。しかし、ピノとして力は非常に強く、天才的な戦闘センスを持つ。

“アルトゥロ”(声優:子安武人)

「ピノはどこから来てどこへ行くのか……キミは考えてみたことがあるか?」

『ワンダーグラビティ』

 孤独を愛する旅人のピノ。非常に賢く物知り。その言動は哲学的で、ピノとは何かという問いの答えを探し求め、当てのない旅を続けている。人やピノ以外のものと通じている感覚を有し、デブリの感情(オーラ)が見えるなど、浮世離れしているところがある。自由を好み、束縛されることを嫌う。人に指図されるのが嫌いで、地図や看板を見ずに進むためよく道に迷う。

“ワルター”(声優:能登麻美子)

「やめなさい……夜の国の消滅はあなたが思っているほど、簡単なことじゃないのよ」

『ワンダーグラビティ』

 国際指名手配犯のピノ。元々は夜の国の国防省にいたが、夜の国を消滅させた容疑で世界機関(コバルト)から追われている。昔は温厚で人当たりのいい性格だった。頭もよく、国防省幹部だったノーツをよく支えた。荒くれ者の多かった自警団のメンバーからも慕われ、ついたあだ名は“裏総長”。寝るときは何も着ないという噂。

“アバウト”(声優:足立優樹)

「だめだ、許さない……。命を粗末にするな」

『ワンダーグラビティ』

 遠い昔に滅びた国で、森の番人をしているピノ。ピクシアリー種の中でも特に身体が大きい。力も並外れており、過去には資源を奪いに来た者たちが乗ったシップをひとりで撃退したことも。無口で何を考えているかわからない。だが、見た目に反してとても心優しく、何か他者の役に立つことがしたいと思っている。親を亡くした仔リスの世話をするのが日課。

“ルチア”(声優:久保ユリカ)

「アンタ、わたしを誰だと思ってるの!? ちょっとそこにひざまずきなさい!!」

『ワンダーグラビティ』

 空より高く、エンドロールより深いプライドの持ち主のピノ。高飛車で、他人に対して尊大な態度をとる。美意識も高く、日々エステを欠かさない。頭の飾りをたいそう気に入っており、「ニンニクみたい」と言われると怒る。実は寂しがり屋で、暗所が怖いなど弱い部分も。

“ヴァレント”(声優:堀江一眞)

「待て、そっちは危険だ。念のため迂回しよう。……おいジェット、待てと言っているだろう」

『ワンダーグラビティ』

 探検家のピノ。用心深い性格で、周りをよく観察しており、危険を察知する能力に優れている。味方にすると心強いが、寡黙で不愛想に見えるのが玉にキズ。冒険日誌がとても細かく、書き終わるのに毎日3時間かかる。過去にとある航空事故でノーツの重力使いを失った。

“エイベル”(声優:井上麻里奈)

「はぁぁ~キモチイイ~!! 盗むって、最っっ高だなぁ……あは……あはははは……っ!!!」

『ワンダーグラビティ』

 空賊団に所属するピノ。窃盗依存症で、常に何か盗んでいないと落ち着かない。一度捕まったとき、罰としてもう二度と盗みができないよう、利き手にフックをはめられたが、禁断症状により、かえって盗みを働くようになってしまった。常識と共感性が欠落しており、息を吸うように人を傷つける。自分が傷つくことすらも厭わず、欲望の赴くまま無謀な行動に出る。宝石などきらきら光るものが大好き。

『ワンダーグラビティ』

“ヴェロニカ”(声優:渕上舞)

「なぜ死を恐れるの?だってそうでしょう。人はいつか死ぬ運命よ」

『ワンダーグラビティ』

 武器商人のピノ。ヴェロニカの売る武器はデブリをも倒すことができる。その美貌と相手の心を惑わす話術で、どんな商談も成功させてきた。しかし非常に気まぐれで、「気分が変わったから」という理由で取引をすっぽかすこともしばしば。人は等しく力を持つべきという大義を掲げてはいるが、その本心は誰にもわからない。

『ワンダーグラビティ』

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