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2018年6月7日(木)

『ワンダーグラビティ』βテストレビュー。10対10のチームバトル“アストロボール”を紹介

文:ライターM

 セガゲームスが、2018年にサービス開始予定のスマートフォン用RPG『ワンダーグラビティ ~ピノと重力使い~(以下、ワンダーグラビティ)』。本作の短期集中連載第3回をお届けします。

『ワンダーグラビティ』

 『ワンダーグラビティ』は、【重力使い】の“ヒューゴ”が、父親に着せられた“詐欺師”の汚名をそそぐために、不思議なチカラを持つ【ピノ】の“ニール”とともに世界の底【エンドロール】を目指すRPG。正式サービス開始に先駆けて、5月31日~6月3日の期間にクローズドβテストが開催されました。

 そんな本作の内容や魅力をお伝えする連載企画。第1回は世界観と主要キャラクター、第2回ではストーリーについて紹介しました。最終回となる第3回は、βテストで体験できたマルチプレイ専用コンテンツ“アストロボール”のインプレッションをお届けします。

 なお、今回レポートする“アストロボール”はクローズドβテストの仕様のため、正式サービス版ではルールが変更される可能性もあるので、その点はご了承ください。

『ワンダーグラビティ』連載記事

10対10のバトル“アストロボール”とは?

 “アストロボール”とは重力使いたちによる“スポーツ”で、定時開戦のマルチプレイコンテンツ――いわゆるギルドバトルです。その昔、諍いを治めるために警察組織が催した模擬戦で……といった具合に、歴史設定も用意されています。正式サービス開始の暁にはぜひ、マニュアルページもチェックしてみてください。

『ワンダーグラビティ』

 気になるバトルの内容ですが、通常のバトルを10人vs10人規模で行うもので、ときおり出現するチャンスを生かして相手チームのゴールにボールをたたき込みます。ボールのやりとりはあくまでボーナス的な位置づけで、基本的にはランダムで選ばれる相手チームを攻撃してスコアを稼いでいきます。

『ワンダーグラビティ』

 試合時間は20分。あらかじめ設定したピノ(味方キャラ)1対~3体を自由に選んで“アタック”をタップすると、クエストと同様の攻撃画面が表示されます。

『ワンダーグラビティ』
『ワンダーグラビティ』
▲レアリティの高いピノほどBP(攻撃参加に必要なポイント)も多く、BPが尽きると薬品やタクティクス、ベンチ休憩などで回復を図ります。

 クエスト用のバトルシステムがベースとなっているため、ピノの装備に応じた多彩なスキルも使えます。ちなみに、単騎で攻撃参加するとアイコンがすべて同じピノになるため、オーバードライブ(4連続攻撃)も狙い放題♪

 では常に単騎がいいかというと、答えは否。相手がランダムで選ばれるため、いわゆる三すくみで相手よりも弱い属性のピノを選んでしまった場合は、撫でる程度のダメージしか出ないのです。

『ワンダーグラビティ』
『ワンダーグラビティ』
▲BP消費を抑えつつ強いピノ単騎でオーバードライブを狙うもよし。あえて3体のピノを攻撃参加させて、三位一体のシンクロアタックを狙うのもアリです。

“アストロボール”のココがスポーツ!

 1分以上の間を開けないように、味方プレイヤーと交互に攻撃を続けることでチェインが加算され、10チェインごとに大量得点獲得のチャンスである“チャンスボール”が発生します。“チャンスボール”は、チェイン以外にも一定回数以上の攻撃を行うことで発生するようです。

『ワンダーグラビティ』
▲10チェイン以外ではわりと突然発生するため、文字通りのラッキーチャンス。

 また、相手チームを全滅させると、3回まで“チャンスボール”が発生する“シュートラッシュ”(制限時間約40秒)に突入します。“チャンスボール”は参加するピノが多いほどポイントが増えるようなので、慌てず味方と相談しながら、確実にポイントを稼ぎたいところです。

『ワンダーグラビティ』
『ワンダーグラビティ』
『ワンダーグラビティ』
『ワンダーグラビティ』
▲ダメ押し、もしくは一発逆転の大チャンス!

 さらにもうひとつ、毎試合ごとに数分間の“ファンタジスタタイム”が発生します。この間、攻撃による獲得ポイントが増加します。

 “ファンタジスタタイム”を利用して各ピノのゲージをスタンバイしつつ、一斉にバースト攻撃を放つといった戦略も楽しめることでしょう。

『ワンダーグラビティ』
『ワンダーグラビティ』
『ワンダーグラビティ』
▲威力バツグンのバースト攻撃。何よりも見た目の派手さと楽しさが魅力的です。

 あくまで個人的な感想ですが、1試合の開催時間が20分と他作品のギルドバトルと比べて短めに設定されており、中だるみすることなく集中して楽しめました。またターゲットがランダムのため、属性の相性次第では高レアリティキャラの独壇場にならないところも好感触。

 強いて言うなら、もう少しチェインの状況が見た目に把握しやすいとうれしいですかね。でも、空中を飛び回りながらの戦闘は爽快感バツグンですし、バトルの演出も迫力満点で非常に楽しめました。期待に胸を膨らませながら、正式サービス開始を心待ちにしたいと思います!

(C) SEGA・f4samurai

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