2018年6月19日(火)
コンパイルハートは、10月11日に発売予定のPS4用ソフト『竜星のヴァルニール』の公式サイトをオープンし、世界観やキャラクター情報などを公開しました。
本作は、コンパイルハートが贈る“ガラパゴスRPG”の最新作です。
ストーリー
巨大な竜骨がそそり立つ世界“ヴァーネリア”。
辺境の森で暮らす“魔女”は、“竜”を生み出す呪われた存在として迫害されていた。
魔女狩りの使命を帯びた騎士“ゼフィ”は、所属する騎士団と森ではぐれ、巨大な竜に襲われて命を落としかける。そんな彼を救ったのは、魔女である“ミネッサ”と“カリカロ”だった。
竜の血を飲んだことで魔力に目覚めたゼフィは、魔女とともに過酷な運命の渦に巻き込まれてゆく。
世界を治める“奉皇庁”、魔女狩りの“鎮魂騎士団”、竜伐のならず者集団“エビルレイヴン”、そして謎多き“獄炎の魔女”。
さまざまな者たちの思惑が絡み合うこの世界で、魔女の力を手にした少年と、宿命に抗う魔女たちの物語が幕を開ける。
魔女とは、竜の種を胎内に宿して生まれ、竜の魔力を操る者たちの総称。絶えず強大な竜の魔力に侵されており、次第に狂気に支配されてしまいます。狂気を抑えるたった1つの手段は、竜を喰らい“竜の血を摂取する”ことです。
しかし血を摂取することで胎内の竜が育ち、やがて竜が腹を喰い破って生まれてしまいます。だいたい魔女が17歳になる前後に“その刻”は訪れるため、魔女は生きるために竜を喰らいつつも、未来に絶望しています。
狂気に支配されるのが先か、竜に喰われるのが先か……いずれにせよ呪われた存在です。
巨大な竜骨がそそり立つ世界“ヴァーネリア”。森、草原、渓谷、山脈など自然が豊富で、中世程度にしか文明は発達していません。
世界は“奉皇”を最高指導者に頂く“奉皇庁”が治めていますが、権力は世界の隅々まで行きわたっておらず、奉皇庁一帯を“国”として周辺までが統治されています。
辺境の森の奥深くにある魔女の集落。かつてはいくつかのネグラが点在していましたが、10年前の惨劇により他のネグラはすべて壊滅しています。
また、多くの魔女が竜に喰われたり魔女狩りで命を落としたため、魔女は10人足らずしか残っていません。
ネグラのはずれには、死んだ魔女たちの墓が数えきれないほど乱立しており、幾世代にもわたって竜の呪いが存在することの証明となっています。
「オレに近づくな。悪いけど、キミたちのことは信用していない」
鎮魂騎士団の一員で下っ端騎士の少年。まじめで堅物ですが、仲間想いです。
辺境の森で仲間とはぐれ、竜に襲われ死の危機に瀕したところを魔女に救われ、命をつなぎとめるために竜の血を飲まされたことで、魔力が覚醒しました。
「この呪われた宿命は、私がなんとかする。絶対にしてみせる」
責任感が強くひたむきな魔女。“竜の呪い”を解く手がかりを常に求める姿は痛々しく、悲壮感が漂っています。
魔女が大量虐殺された10年前の惨劇“獄炎の謝肉祭”の唯一の生き残りで、炎を極端に恐れています。男性とは戦い以外で接したことがないため、実は内心ちょっぴり興味があります。
「魔女でもないのに魔法が使えるのか。……得体が知れないな。よし、殺そう」
ドライだがどこか抜けたところがある魔女。考えが合理的なのか短絡的なのか、なにかとすぐに“殺そう”と口にします。
魔女の年齢のリミットを過ぎており、近いうちに死が訪れるのではないかと恐れています。実は料理が好きですが、好みが独特のため当たり外れが大きいです。
「触れないでくださいな。……あなたの悲劇は見たくないですわ」
おしとやかで、常に悲しげな表情をしている魔女。千里眼の魔力を持っており、触れた者の悲劇を意図せず予知してしまうことがあるため、本人は力を疎ましく思っています。
信頼のおける限られた者以外との関わりを極度に恐れており、特に男性に対しては少し怖いと思っています。
「あたしのことを知りたい? ふふ、もっと正直になっていいのに」
100人以上の魔女が焼き殺された10年前の惨劇“獄炎の謝肉祭”を起こした伝説の“獄炎の魔女”を名乗る謎の少女。天真爛漫で妖艶ですが、ふとした時にほの暗い面や思慮深い面を覗かせます。
聖域のネグラを住処としており、何かにつけてゼフィたちに接触しては翻弄します。
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