2018年7月2日(月)
Switch版『すばらしきこのせかい』には物語の核心に迫る追加シナリオが収録。新たな死神やノイズが登場
スクウェア・エニックスは、9月27日に発売するNintendo Switch用ソフト『すばらしきこのせかい -Final Remix-』の新情報を公開しました。
本作は、2007年にニンテンドーDSで発売された『すばらしきこのせかい』でおなじみの従来のタッチ操作に加えて、Nintendo SwitchのJoy-Conでの操作にも対応し、新たなスタイルでバトルを楽しめます。さらに、今まで語られることのなかった新たなシナリオも収録されます。
また、本作のトレーラーが公開されている他、e-STOREでは数量限定アイテムである『すばらしきこのせかい -Final Remix- It’s a Wonderful Bag』の予約が受付中です。
本記事では、『すばらしきこのせかい -Final Remix-』のオリジナル版からの新要素や登場キャラクターのプロフィールを紹介します。
『すばらしきこのせかい』ストーリー
物語の舞台はシブヤ。
主人公のネクはある日シブヤの雑踏で目覚めた。いつもどおりに見えるシブヤの街並みだが、ネクはあることに気づいた。
それは周りの人達の考えていることが次々と頭の中に流れ込んでくるということ……。
この能力がどうして身についたのかは不明だが、気づいた時にすでに持っていたバッジと関係がある様子。戸惑うネクのもとに不思議なメールが届く。
その内容は、“ミッションをクリアしなければネクの存在が消える”という不条理なものだった。
そして、なぜかシブヤから外に出ることもできなくなってしまった。何が起こっているかを理解する間もなく、タイムリミットが迫る。
仕方なく行動を始めたネクは、シキという女の子と出会う。彼女に言われるがままに、ひとまず協力しあうことになった彼らは街にはびこる謎のバケモノ”ノイズ“を倒しながらシブヤを奔走する。
果たして彼らは生き残ることができるのか―――
『すばらしきこのせかい -Final Remix-』での新要素
グラフィック
HD対応によりグラフィックがより美麗になっています。また、高精細なビジュアルとして再構築するため、キャラクター・背景などが一新されています。
▲DS版 |
▲Nintendo Switch版 |
プレイスタイル
TVモード、テーブルモード、携帯モードと、プレイシーンにあわせて自由なスタイルで『すばらしきこのせかい』を楽しめます。
携帯モード
ニンテンドーDS版と同様のタッチ操作で、バトルも“ノイズをスラッシュ”、“空間をタップ”などにより直感的に楽しめます。
TVモード、テーブルモード
Joy-Conでのポインター操作でプレイします。また、“おすそわけプレイ”にも対応しており、2人での協力バトルが可能です。
BGM・SE・VOICE
全BGM・SE・Voiceが高音質化しています。さらに、コンポーザー・石元丈晴さんが描き下ろした新規・アレンジ楽曲も追加されており、多彩なサウンドを楽しめる。
BGM(オリジナル版/アレンジ版)はゲーム内のメニューからいつでも切り替え可能です。
▲メインメニューでは、曲の切り替えの他にもバトル難易度を変更できます。 |
新規シナリオ
新規シナリオは、今まで語られることのなかった物語の核心に迫る内容で、新たな死神やノイズも登場します。
登場キャラクター
ネク
つねにヘッドフォンをつけ、あまり他人と関わりを持とうとしないグラフィティの好きな15歳の少年。突然シブヤの雑踏で目覚めた時、以前とは何かが違っていた……。
シキ
服装にはかなり気をつかっている15歳のおしゃれな少女。手作りのネコのぬいぐるみをいつも持ち歩いている。シブヤでネクと出会い、行動をともにすることになる。
ヨシュア
15歳の少年。生意気で偉そうな態度をとるが頭の回転が速くずる賢い。ネクと手を組むことになるが、さまざまなことに詳しいため信頼できそうな反面、どことなく信用ができない部分もある。
ライム
一生懸命ひたむきな少女。ビイトと共に行動しており、明るくて笑顔を絶やさない。
ビイト
頑固で熱い15歳の少年で、ライムと行動をともにしている。ネクとパートナーになった時は、スケボーに乗ってバトルに参加する。彼がここへやってきた理由は謎に包まれている。
死神
死神のゲームを運営する謎の組織。幹部から実行部隊までさまざまな役割の死神が存在している。
カリヤ
身軽な体育会系の兄貴的存在。いつも八代とともに行動しており、硬派でプライドが高いが仕事に誇りを持っている。
ヤシロ
少しおっちょこちょいな17歳の女性。ネクたちの前では偉そうにしていたが、実は組織の中では下っ端のようだ。
死神のゲーム
シブヤに閉じ込められたネクたちは、強制的に死神のゲームへ参加させられます。“ミッションをクリアしないと存在が消滅する”という不条理な死神のゲーム。パートナーと協力をして7日間を生き残りましょう。
▲死神のゲームの開催期間は7日間。ミッションの内容や制限時間も1日ごとにかわっていきます。 |
▲ミッションは参加者たちの携帯に届きます。手のひらに刻まれた制限時間内にミッションをクリアできなければ消滅が待っています……。 |
シブヤ
本作のフィールド画面は、2000年代の渋谷を忠実に再現したものとなっています。ミッションクリアに必要な情報を集めましょう。
▲渋谷駅前のスクランブル交差点を行き交う人々。死神のゲームの参加者は他者の思考を読むことができます。ほとんどがたわいのないものですが、中にはミッションを解くヒントも? |
▲どこかで見た街角や建物が建ち並びます。シブヤは29のエリアに分かれており、ショップでは装備アイテムやフードアイテムを購入可能です。 |
ノイズ
死神が作り出した、シブヤに無数存在する謎のバケモノ。死神はゲーム参加者に直接手を下せないルールがあるため、ノイズを生成し代わりに参加者を襲わせます。
▲ノイズと戦うためにはパートナーが必要。参加者は生き残るためにパートナーと協力することになります。 |
※画面は開発中のものです。
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CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA & GEN KOBAYASHI
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