『黒ウィズ』を彩る珠玉のゲーム音楽をオーケストラで振り返るコンサートが開催！

文：電撃オンライン

　コロプラより配信中のiOS/Android用アプリ『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ（黒ウィズ）』。7月8日（日）に“パシフィコ横浜 国立大ホール”にて開催された『黒ウィズ』初のオーケストラコンサートの模様をお届けします！

会場ロビーは『黒ウィズ』ファンの魔法使いでいっぱい！

　今回が初のオーケストラコンサートということで、期待に胸を膨らませながら会場付近までたどり着くと、入場待機列が建物をぐるっと囲んでいました！

　今日という日のためにクエス＝アリアスからやってきた（？）魔法使いたちの表情が、期待に満ち満ちているのが感じられましたね。

▲青空が抜ける国立大ホール前にてパシャリ。

▲国立大ホールの入場口から建物の海側まで人、人、人！

そんな彼らをロビーでお出迎えするのがこの5人！

▲左からキワム（トランペット）、リフィル（ピアノ）、ウィズ（指揮）、ディートリヒ（ヴァイオリン）、アリエッタ（シンバル）。コンサート用の描きおろしコスチュームが素敵です！

▲ご存知＜君＞の師匠である四聖賢のウィズ。どちらの姿も可愛さ抜群！

▲2015年10月から3カ月にわたって開催されたイベント『空戦のドルキマス』に登場したディートリヒ。コンサートマスターが似合いそうです。

▲2016年3月に開催されたイベント『黄昏メアレス』の主人公リフィル。重厚なストーリーは『黄昏メアレスIV』で堂々完結しました。

▲2015年3月に開催された『幻魔特区スザク』に登場したキワム。クロもしっかり参加していますね！

▲2015年9月に開催された『超魔道列伝☆アルティメットガールズ』の主人公アリエッタ。どの楽器よりも音が目立つシンバルは彼女の性格から？

豪華なパネルを堪能したあとはグッズ売り場へGO！

　広いグッズ売り場には、お目当てのグッズを購入しようという列が何本も伸びていてファンの熱量をビシバシ感じました。

　しかし、最後尾を探していると「これから並んでも開演時間に間に合いません」とアナウンスがあったり、カウンター上部にあるグッズ一覧には『SOLD OUT』のシールが多数貼られていたりと……。完全に出遅れてしまったことを後悔しつつも、気を取り直してホール内に行ってみましょう。

▲Live Concert2018オリジナルアイテムの見本が展示されていました。

▲お目当てのチケットホルダーがSOLD OUTに……（もっと早く来ていれば！）。

生演奏で実感！　ゲーム音楽ってこんなにスゴイ！

　席に着くと、眼下にはすでに着席しているファンの姿が大勢見られました。中にはパンフレットを開いて演奏プログラムのチェックをしているファンもちらほら。

▲下手から上手までたくさんのファンで埋め尽くされていました。

　ステージ上に目をやると、オーケストラの木管部隊の皆さんがチューニング中でした。オーボエ奏者、クラリネット奏者のほかに、フルート奏者はピッコロも演奏されるようです。

　開演前にはウィズが注意事項を伝えます。“ルール違反者は零世界に飛ばされる”というくだりで会場内に笑いが起こりました。

▲Live Concert2018公式パンフレット。演奏曲が使われたイベントの紹介や、MCの大井麻利衣さん＆沖佳苗さんの対談、そして「冒険の始まり～魔法使いと黒猫のウィズ」のフルスコアが掲載されています。

　しばらくすると弦楽器や金管などの演奏者たちが続々と入場。コンサートマスターが演奏者全体のチューニングを始めると、会場内には“コンサートが始まる”という独特な雰囲気が漂います。

　そして、指揮者を迎え、いよいよ『Live Concert 2018』のスタートです！

▲コンサートはオーケストラの全体演奏から始まりました。

▲指揮は志村健一さん。身体のすべてを使ってオーケストラの音の渦を巧みに操ります。

　オーケストラの後ろにある大型スクリーンには、演奏プログラムのイベントが曲目ごとに特別映像として上映され、『黒ウィズ』の5周年という歴史の厚みが感じられました。

▲大型スクリーンの映像と照明がオーケストラ演奏を視覚から盛り上げます！

　MCの沖佳苗さんからは「5年間、毎日聞いたゲーム音楽がオーケストラで聞けるなんて！」と感動の声が、大井麻利衣さんからは「イベント映像を見ているとスマホの画面をタップしたくなる（笑）」と感想がありました。

▲左から沖佳苗さんと大井麻利衣さん。お二人とも落ち着いた雰囲気のドレスがお似合いです！

▲『追憶のレディアント』や『喰牙RIZE』などにはヴァイオリンがメインのパートがあり、『響命クロスディライブ』ではコンサートマスターがソロ演奏を行いました。

▲『覇眼戦線』ではバンド演奏が入り、タテノリの重低音で客席を揺らしました。そして、リヴェータとルドヴィカの「覇眼、発動！」で極限の音が最高潮に!!

▲『桃娘伝』と『八百万神秘譚』は和楽器がメイン。中棹三味線、篠笛、筝でオーケストラに華を添えます。

▲『八百万神秘譚』は正統派和楽器の楽曲です。クライマックスで筝奏者が弦を掻き鳴らすパートは必聴！

▲『Birth Of New Order』ではヴォーカル曲「New Order」を歌う(K)NoW_NAME:NIKIIEさんが出演し、オーケストラに負けない圧巻の歌唱力でフルサイズを歌いあげました。

アンコールではスタンディングオベーションが！

　『黒ウィズ』の5年間をオーケストラの演奏と共に振り返っているうちに、もうラストの楽曲となってしまいました。懐かしい映像やしつこく周回した思い出もゲーム音楽に触れることで鮮明に甦り感動を残していきます。

　ラストナンバーの『The World of Mystic Wiz ～クエス＝アリアス～』から「君の瞳、君の声、君の魔法」はピアノがメインの繊細な曲で、ウィズと2人でクエス＝アリアスの美しい世界を眺めているようなイメージが浮かび、乾いた心に潤いが染み渡るような幸せな曲でした。

　MCを務めた沖さんは「幸せいっぱい。明日からもがんばりたいです」と話し、大井さんからは「ウィズのファンの方と会うのは初めてで感慨深いです。スタッフやファンに支えられています」という感想でイベントを締めくくられました。

　アンコール曲には水樹奈々さんが歌う「メアレス」シリーズテーマ曲「BLUE ROSE」のInstrumental Versionが演奏され、オーボエとクラリネットの胸に迫る音圧にしびれました！

「出逢えたのが＜君＞で本当に良かったニャ」

　最後にウィズからメッセージが届き、『黒ウィズ』の初のオーケストラコンサートは大成功で幕を閉じました。

▲素晴らしいゲーム音楽を演奏されたオーケストラに、客席から最高の賛辞である“スタンディングオベーション”が起こり、惜しみない拍手が鳴り響きました。

コンサートの模様が映像化！

　今回のオーケストラコンサートの映像が、下記の通り10月10日に発売されるとのこと！　会場内でもさっそく予約を受け付けていました。

セットリスト紹介

出演者プロフィール

ゲストボーカル

(K)NoW_NAME:NIKIIE（にっきー）

アニメーション作品の音楽（主題歌、挿入歌、BGMなど）を総合的に手掛けるクリエイティブ・ユニット「(K)NoW_NAME」のボーカリスト。代表作：『灰と幻想のグリムガル』『サクラクエスト』。

MC

沖 佳苗（おき かなえ）

アクセルワン所属。7月20日生まれ。魔法使いと黒猫のウィズでは、ヤチヨ・カスガ役を担当。その他、代表作として『甲鉄城のカバネリ』（鰍 役）、『フレッシュプリキュア！』（桃園ラブ/キュアピーチ役）、『マーベルスパイダーマン』（アニャ・コラソン 役）など様々な作品に出演している。

大井 麻利衣（おおい まりえ）

81プロデュース所属。 ゲームとチョコミントが大好き。実は薬剤師免許も持っている。テレビアニメの声優としてだけではなく、韓国ドラマや海外映画の吹き替え、ラジオやナレーションなど、多岐にわたり活躍している。「魔法使いと黒猫のウィズ」ではトリエテリス等の声を担当。主な出演作品はTVアニメ『トミカハイパーレスキュードライブヘッド 機動救急警察』ケンイチ、『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』サニーなど。

和楽器ゲスト

中棹三味線　尾上 秀樹（おのうえ ひでき）

尺八プレイヤー石垣秀基とのユニット「HIDE×HIDE」にて、2010年 ロシアで開催された国際コンクールで第1位及び特別音楽賞を獲得。テレビ朝日系「手裏剣戦隊 ニンニンジャー」、ゲーム「モンスターハンタークロス」などに参加。ニコニコ生放送「HIDE×HIDEチャンネル」毎週月曜よる7時半より放送中。「題名のない音楽会」でお馴染みの”AUN J クラシック・オーケストラ”のメンバーとしても活動中。

箏　山野 安珠美（やまの あずみ）

沢井忠夫、沢井一恵両氏に師事。NHK邦楽技能者育成会第44期修了、平成14年度文化庁新進芸術家国内研修員。平成19年度山口県芸術文化振興奨励賞、平成28年度エネルギア音楽賞等受賞。「題名のない音楽会」等TV・ラジオへの出演、新作歌舞伎など舞台音楽やCD録音への参加、学校公演等アウトリーチ活動など、邦楽の世界にとどまることなく幅広い音楽活動を展開。現在、沢井箏曲院教師。AUNJクラシックオーケストラ、Dual KOTO×KOTO、螺鈿隊メンバー。

篠笛　山田 路子（やまだ みちこ）

能楽師一噌流笛方・一噌幸弘氏に師事。「AUN J クラシック オーケストラ」として、フランス、イタリア、クロアチア、カンボジア等の世界遺産公演に参加。同ユニットとしてテレビ朝日「題名のない音楽会」等メディア出演多数。年数回の自主公演や、笛とギターによる「竹弦囃子」としても活動。六人の篠笛奏者による「篠笛日和」主催。篠笛教室や篠笛合宿も行い、その活動は多岐に渡る。

バンド

LaiD Back Gorilla（レイドバックゴリラ）

Piano　柴田 敏孝（しばた としたか）

Keyboard　矢吹 卓（やぶき たく）

Guitar　本間 大健（ほんま だいけん）

Guitar　鶴田 伸雅（つるた のぶまさ）

Bass　AKIRA（あきら）

Drums　岡島 俊治（おかじま としはる）

ベーシストのAKIRAを中心とした様々なミュージシャンを擁するサウンドグループ。『闘会議2017』『闘会議2018』のゲーム音楽ステージや『「真・女神転生」生誕25周年LIVE - CHAOS SIDE -』（※「LaiD Back Devil」名義）『Return to 4star 2017 - GAME MUSIC BAND FES. -』など、ゲーム音楽のライブを中心に類まれなるバンドサウンドを繰り広げている。

オーケストラ

Conductor　志村 健一（しむら けんいち）

世界最高峰のゲーム音楽コンサートシリーズ『GAME SYMPHONY JAPAN』や『劇場版魔法少女まどか☆マギカ』オーケストラ・コンサートをプロデュース。2018年、日露文化交流元年による、モスクワやサンクトペテルブルグなどロシア主要12都市のGSJツアーを成功に収める。東京室内管弦楽団理事。株式会社アイムビレッジ 代表取締役。

Arranger　穴沢 弘慶（あなざわ ひろのり）

University of Southern California大学院にて映画、テレビ、ゲーム音楽制作を専攻し、ハリウッドの巨匠達に指導を受ける。オーディションを経てハリウッドのレジェンド・Alan Silvestri氏に弟子入りし、同氏のもとで業界第一線の音楽制作を学ぶ。またMichael Giacchino氏のアシスタントにも選ばれ、オーケストレーションと指揮で参加。同大学院修了直後から数多くのプロジェクトに参加しインパクトのある楽曲やアレンジを提供。遊び心を大切にした無限の可能性に注目が集まっている。

来場者プレゼント

　イベント会場限定で来場者特典として、特別衣装Ver.の精霊がプレゼントされました。

▲ウィズ。

▲ディートリヒ。

▲キワム

▲リフィル。

▲アリエッタ。

(C)2013-2018 COLOPL, Inc.

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データ

関連サイト

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