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2018年7月15日(日)

『MHワールド』ベヒーモス討伐クエストの攻略アドバイスが公開。DLCのセールや価格改定版の発売も明らかに

文:電撃オンライン

 7月15日に行われた“モンスターハンター:ワールド 狩猟感謝祭 2018”。このメインステージで発表された最新情報を掲載する。

『モンスターハンター:ワールド』

 “モンスターハンター:ワールド × ファイナルファンタジーXIV コラボスペシャルステージ”では、8月2日に配信されるアップデート第4弾の様子が公開された。

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 ステージにはカプコン開発スタッフの辻本良三プロデューサー、藤岡要エグゼクティブ・ディレクター/アートディレクター、徳田優也ディレクターに加えて、『ファイナルファンタジーXIV』の吉田直樹プロデューサー兼ディレクターが登場した。

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 実はメンバーは10年前からの知り合い。仕事についての意見交換をしているだけで共感するところがあり、いつか一緒に仕事したいとお互いに言っていたとのこと。

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 このコラボのために、さまざまなデータをスクウェア・エニックスから借りたという。プロモーション映像を見た吉田さんは「テーマ曲が流れて、キャラがジャンプするタイミングもバッチリ。ちょっとずるいですよね」と笑いながらコメントした。

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 ベヒーモスはとにかく強力。HR16以上で挑めるが、戦略的に考えて挑む必要があるため、装備やスキルを考えて臨むのがいいとのこと。防具をしっかりカスタムして挑むという歯応えのあるものになっていると徳田さんは説明した。

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 最初にベヒーモスに出会った吉田さんは「でっか!」と感想を述べる。尻尾に攻撃を与えようとしたが、届かないことに驚いていた。

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 ベヒーモスの頭を攻撃すると“敵視”して狙われる。今回はランスの藤岡さんがいわゆるタンクの役目となる。その間にアタッカー役の吉田さんがダメージを与えて、辻本さんと徳田さんがいわゆるヒーラー役として回復することになるようだ。

 対峙中には、両プロデューサーが吹き飛ばされ、「やばい! やばい!!」とコメントする場面も。

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 ベヒーモスはさまざまな攻撃をしかけてくる。楽曲が途中で変わる、コラボ限定のUIのために特別なフォントを使うなど、とにかくこだわった作りになっている。

『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』

 フィールドにはコメット(隕石)があり、ベヒーモスの攻撃“エクリプスメテオ”から身を守るために必要となる。ただし、コメットはハンターやモンスターの攻撃で壊れてしまう。そのために藤岡さんはなるべく離れたほうがいいと説明した。

『モンスターハンター:ワールド』 『モンスターハンター:ワールド』
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 いつでも遊べる特別任務に加えて、8月後半には“歴戦王”よりも高難度のクエストが配信される。高難度のものは開発陣がクリアチェックできないほどのクエストになっているという。

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 このクエストをクリアするためのポイントが公開された。スライドを見た吉田さんは「テキストだけを見ていると、まるで『FFXIV』の説明なんですが!」と突っ込んでいた。

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 ポイントとなるエクリプスメテオはとにかく強大。さらにベヒーモスの魔力によって“モドリ玉”が使えなくなるので、コメットに隠れることは必須になるとのこと。続けてアップデートに備えてどうしておくかが公開となった。

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 ベヒーモスを討伐するとコラボ装備に必要な素材が手に入る。猟虫は、竜騎士のリミットブレイク【レベル3】“蒼天のドラゴンダイブ”のエフェクトになっているという。

 プレイ後にトークコーナーがスタート。お互いの出会いやコラボの経緯について改めて語られた。こちら、“Electronic Entertainment Expo 2018(E3 2018)”で明かされたものを確認してほしい。

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 藤岡さんは吉田さんとあうたびに、ディレクターとしてゲームデザインの話をしていた。ある時、藤岡さんは新たな挑戦として、『モンスターハンター:ワールド』を世界で成功させるため、そして一緒に何かするための相談を吉田さんにしたという。吉田さんは「あの時の藤岡さんはかなり熱かったです」と当時を振り返っていた。

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 コラボをするに際して、藤岡さんは徳田さんに企画書を依頼。前々からコラボの計画を聞いていた徳田さんは練りに練った企画書を2日ほど書き上げたという。企画書を見た吉田さんは「仕様にないものばかりだけど大丈夫?」と驚いたようだ。しかし、カプコンの開発内にも『FFXIV』を遊んでいる“光の戦士”が多いため、むしろ「これくらいやらないとダメだ!」と仕様がさらに足されていったという。

 ただ、藤岡さんは「自分たちが『FF』を作っても仕方ない。アクションゲームとしてどう遊びを入れるかを心がけました」とコラボについての心境を明かした。

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 部位破壊はカプコン側が気にしたところ。吉田さんに確認したところ、「ガンガンしてほしい、むしろできなかったら吉田に遠慮したんだろうなと思われるので!」と了承してもらったという。そのうえでエフェクトのフォントについては細かく見てもらったようだ。

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 『FFXIV』側は、コラボのモンスターとしてリオレウスをリクエストしたという。吉田さんが無印『MH』を遊んだ時に討伐に絶望して、観察して、討伐できるようになったのでこちらにしたという。現在MMORPG『FFXIV』のレベル上限は70で、リオレウスはその上限でないと挑めない。2本分の拡張パックをクリアする必要があるが、「3カ月もプレイすればいけます」と吉田さんはコメントしていた。

 辻本さんから「条件厳しくないですか?」と話があがると、吉田さんは「(さっきのベヒーモスクエストについて)『モンハン』側もあれだけ準備してほしいって言っているんだから、どっちもどっちでしょ!」と返していた。

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 なお、明日7月16日には京都から“プロデューサーレターLIVE”が配信される。コラボの最新情報が公開されるうえに、藤岡さんと徳田さんが出演するという。

 その後、『モンスターハンター:ワールド』の周辺情報や新情報が公開となったので掲載する。

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 原宿で行われたマルチプレイスポットが、大阪にて行われる。参加者には限定オリジナルグッズがプレゼントされる。

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 グッズ物販イベントを実施。梅田ロフトから始まり、4カ所が公開された。この後も予定しているということで、順次公開となる。

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 ALOOKとのコラボメガネが7月28日に発売される。古龍をテーマに、モンスターの特徴が取り込まれたメガネだ。オリジナルケースとオリジナルメガネ拭きがセットになって、12,960円(税込)。

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 一番くじで『モンスターハンター:ワールド』が展開。C賞の“エフェクトーン”はドアにつけると扉を開けた時に反応するもので、クエスト出発時のSEが流れるという。

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 DLCを25%オフで購入できる“SUMMER SALE”が開催される。ジェスチャーやスタンプなどをまだ買っていない人は活用してみては?

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 さらに、『モンスターハンター:ワールド』を新価格で購入できる『Best Price』が8月2日に発売。さらに攻略ハンドブックとPlayStation Plus7日間無料体験のプロダクトコードが付属する『攻略ハンドブック同梱版』も用意されている。

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 また、PS4本体とソフト、攻略ハンドブックとPlayStation Plus1カ月無料体験のプロダクトコードが付属する『PlayStation4 MONSTER HUNTER:WORLD Value Pack』が数量限定で発売となる。

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