2018年7月25日(水)
セガゲームスのiOS/Android用アプリ『D×2(ディーツー) 真・女神転生リベレーション(以下、D×2)』。電撃の『メガテン』好き編集&ライターが、その見どころと本音の感想を語っていきます。
『D×2』はアトラスが原作、セガゲームスが開発を担当する基本無料のRPG。プレイヤーは、人気タイトル『真・女神転生(メガテン)』シリーズに登場する悪魔を使役して、さまざまなコンテンツを楽しめます。
現在は配信から約半年が経過し、最新の大型アップデートVer1.4.0も実施。キャラクターシナリオや限界突破、新種族の追加に加え、アウラゲートのフルオープンや超軽量&省電力モードなど、よりゲームが遊びやすくなる改良が加えられています。
今回はインターナルβテストから本作を遊び続けている担当ライターをはじめ、本作をプレイしている電撃スタッフが1ユーザーの視点から半年間の軌跡を振り返り、座談会形式で魅力をお届けしていきます。
【座談会参加者】
まさん:ナンバリングからガラケー作品まで、とにかくメガテン大好き本作はβテストから参加しており、システムよりストーリーを好むタイプ。
オッシー:KADOKAWAの宣伝マンかつコアゲーマー。実は隠れ“メガテン好き”で、アウラゲートに潜り続けてMAGを掘ることを日課にしている。本作はサービス開始時からプレイ。
ゴロー:『メガテン』シリーズが好きな名物編集。いろいろあって『D×2』は序盤で中断しているが、『メガテン』シリーズには詳しい。
ゴロー:今日は『D×2』の座談会ということで、電撃オンラインの“メガテン”好きに集まってもらったわけだけど、半年間遊び続けてきてどうだった?
まさん:数回の大型アップデートを経て着実に進歩したのは確かですし、運営のレスポンス自体も悪くないと思います。ただ、1ユーザーとしては、まだ言いたいことはありますね!
オッシー:確かに初期は不満点が多かったのも事実ですが、アップデートで着実によくなっていますよ。サービス開始から半年のスマホゲームと考えると、運営の反応は早いほうだと思います。
まさん:では、リリース当初からどう進化したのか振り返っていきましょうか。まずは、1月にリリースされて最初にあったのがマグネタイト(MAG)問題ですね。ユーザーから、★5の悪魔合体に必要なMAGが高いと言われていました。今はアップデートで素体同士の合体なら割引されるようになったので、だいぶ緩和されています。
オッシー:そもそも、アーキタイプごとにスキルの違いがありますし、場面によって用途が違ってくるので、必ずしも★5悪魔を合体で作ればいいとは限らないんですよね。ただ、やはり好きな悪魔が作りやすくなったのは純粋にうれしいですね。
▲★3の悪魔でも、ストーリー攻略からアウラゲートの中盤まで役立つ防魔オセ。レア度が高い=強い悪魔とは限らないのが本作の特徴です。 |
ゴロー:自分は開始当初に欲しい悪魔が全然出なかったり、悪魔を育てる時間が十分に取れなくて遊ぶのを止めちゃったんだけど、今はどうなの? 自分みたいな人がカムバックしようと思ったときに、サービス当初から何が変わったのかを知りたいかな。
まさん:一番大きいのは“オートクエスト”の実装ですね。これは、3月末に入った初の大型アップデートで実装されたシステムなのですが、他のスマホゲームにも欲しいくらい優秀なシステムです。
オッシー:オートクエストは、設定しておくとオートでクエストを延々と回してくれるシステムなのですが、何が素晴らしいかと言うと条件が細かく設定できるんです。このゲームでは、どんな悪魔でも入手したばかりだと弱いので“レベリングクエスト”を回して悪魔を鍛える必要があるのですが、それがすごくやりやすくなりました。神ゲーです。
まさん:実装以降もアップデートのたびに細かく改良されているので、当初よりも遊びやすくなっています。放置してもレベルがガンガン上がるので、仕事中にレベリングクエストを放置していることもよくありますよ。
オッシー:仲魔がレベル上限に達成したらオートを解除できたり、悪魔の所持枠が最大までたまったら解除できたりとワンタッチで放置しても安心なので、社会人に優しい仕様になりました。これがなかったらゲームを辞めてしまった人も多いのではないかと思うくらい、生命線になった進化だと思います。
▲カスタム終了条件の設定が細かくなり、より使いやすくなったオートクエスト。放置でレベルがグングン上がります! |
ゴロー:オートクエスト以外で今からカムバックするとココがイイよというところってある?
まさん:ログイン系ボーナスの充実っぷりかな? 普通のログインボーナス以外にもクエストを回してアイテムを収集するストーリー付きの報酬イベントや、何かしらのログインボーナスが用意されているので、そういう意味では今からログインして毎日遊ぶだけでも違いますね。
ゴロー:それって最近できたの?
まさん:報酬イベント自体は結構前から実装されていました。ただ、ストーリーが加わったのは最近ですね。最初は、モデルガンを集めるだけでストーリーも何もなかったです。
オッシー:今でもプロローグとエピローグ程度なのですが、物語があるだけでもだいぶ違いますね。あとは、サービス開始当初だと★4を手に入れるのすら難しかったのですが、今は★4が必ず手に入る特殊召喚札があります。わりと潤沢に配っているので、★4は結構そろうのではないでしょうか。
ゴロー:★4確定のガチャなんだ。それはうれしいね。
オッシー:それと、イクリプスやジゴクパークといったコンテンツの中身が月1でリセットされるので、それをクリアしていくことでいろいろ手に入ります。
まさん:途中までなら初心者でもわりと何とかなるコンテンツもあるので、★4は初期から充実すると思いますよ。★5に関しては、今から(※7月31日まで)新規で始めるとログインボーナスの初回で★5鬼神トールがもらえます。始めたばかりの初心者ならストーリー攻略がかなり楽になるのではないでしょうか。
オッシー:★5が手に入りにくいのは事実なんですが、英雄と魔人以外の悪魔は合体で作れるので、究極的な話をするとMAGさえためればルシファーだって作れるんですよ。
ゴロー:無課金でも、頑張れば作れるのはいいところだよね。
オッシー:今は収集系の報酬イベントで月に30万MAGが手に入る仕組みになっていますから、時間さえかければ強力な★5も夢ではありません。
ゴロー:さっき、MAGは課金でもあまり売らないと言っていたけど、価値を維持しているという意味ではスゴイと思うよ。★5にあたるような悪魔は、歴代シリーズでも価値がある悪魔だから価値があるのもわかるんだよね。むしろ、0.5%のガチャで手に入ることが特別で、本当は運営側はゲーム内で死ぬほど苦労しないと手に入らないようにしたいんじゃないのかな。
オッシー:“メガテン好き”らしい意見だと思いますが、そうかもしれません。ガチャではなく、作るほうがメインなのかも。
ゴロー:ここまで、最高レアがちゃんとレアなのは潔いと思う。
まさん:たとえ最高レアでも、ちゃんとレベリングしてスキルを継承してと、育成していかないと役に立ちませんから。レベリングクエストという専用のクエストを回すので、気が付くと同じ悪魔が延々とたまっていくんですよね。ヨモツシコメ、ピシャーチャ、ヨモツシコメ、ピシャーチャ……。
オッシー:ああ、あるある(笑)。
まさん:今は6章が追加されたので、そっちでレベリングしているからデカラビアばかりがたまっていく(笑)。
▲デカラビアばかりがたまっていく。 |
オッシー:初期のころからカンバリを作って素材にしていくのは変わらないので、レベリングクエストの素材でカンバリを作っていくのは重要ですよ。
まさん:初期のころに書いた攻略記事はアップデート前の記事なのですが、ホルスとカンバリは今でも作りやすいし、初心者にオススメの悪魔と言えます。
オッシー:悪魔全書ができたので、より作りやすくはなりました。今まではカンバリのバランスをみながら需要と供給を調整してレベリングクエストを回していたんですけど、全書から材料を引っ張ってこられるので便利になりましたね。
オッシー:でも、なんといってもこのゲーム最大の魅力は、3Dダンジョン“アウラゲート”ですね。
まさん:これも、サービス当初はオープンしている時間帯が少なかったんですよ。
オッシー:アップデートで増えたのですが、最初は4回しかなかったんです。深夜と朝の時間帯がなくて潜るのが大変でしたね~。
まさん:最初の頃は、夜の11時を越したら朝までずっと潜れないので、「深夜にも開放して!」と叫びそうになりました(笑)。
ゴロー:アップデートで0:00~1:00と7:00~8:00が追加されたのは、深夜のピーク時と出勤中に遊べるようにしたのかな。
オッシー:そうですね。ご飯を食べながら回す感じでした。これもVer1.4.0のアップデートで大幅に改良されて、スタミナが専用のものになり、毎時0分~54分59秒まで開放されていつでも潜れるようになっています。
ゴロー:アウラゲートって潜ったほうがおいしい場所なの?
オッシー:もちろん、そうです。いろいろ利点はありますが、MAGを拾えるのが大きいですね。
まさん:個人的にはMAGをもっと売ってほしいかなあ。月に3回のMAGパック(1個50,000MAG)はあるのですが、基本的にMAGは課金で手に入らないんですよ。ガチャで★5を引くよりもMAGを買いたい。
ゴロー:売ったら儲かりそうだけど、MAGを集めることがゲーム性になってるから無制限に売れちゃうとダメなのかな。
まさん:みんな、MAGが欲しいんですよ! グレードの高い悪魔は★5同士で合体しないといけないので、大量のMAGが必要なんですよ!。
ゴロー:まあ、ルシファーとかだったらしょうがないよ。
オッシー:自分はデュエル用に異能クーフーリンを300万MAGで作りました。そこで、いったん燃え尽きちゃったかも。
ゴロー:すごい、よく作れたね。
オッシー:4カ月間かかりました……!
ゴロー:すごい、よく作ったね……。
まさん:なんというか、普通のスマホゲームはガチャで強いキャラ出せば終わりじゃないですか。でも、このゲームはMAGをためて合体して継承して……というほうが重要なので、考え方が違うんです。
オッシー:もちろん、4カ月間と引き換えにガチャで当たりのアーキタイプを引いている人もいますからガチャで補うこともできなくはないですよ。
まさん:そこは運かなあ。ガチャだけじゃ狙い通りの育成ができないので、結局時間をかけて育てるような。アップデートカレンダーで悪魔のスキル調整がよく入っているので、バランス自体はこまめに変わっているようなのですが、そもそも調整された悪魔を持ってないのでわかりません!
オッシー:悪魔のバランス調整は常に入っていますね。自分の持っている悪魔もまだなので、早く、早く調整をして欲しいです(笑)。
まさん:ゲーム部分は満足なのですが、やはりストーリー要素が不足している感は否めない。特にメインストーリーの続き! というか、7章の実装はまだですか!!
オッシー:落ち着いて(笑)。このゲームは、従来のスマホゲームにおけるレイドイベントやイベントミッションにあたる物は存在しないんですよ。「経験値が●倍!」、「MAG入手量が●倍!」といったイベントは展開しているのですが、シナリオはついていません。逆に言えばMAGを集めて合体することが目的のゲームなので、そういったイベントが充実しているのはありがたいんですけどね。
まさん:でも、いわゆるスマホゲーム的な“イベント”がまったくないのは、今時珍しいかも。だからこそ、もっとストーリーを追加してほしいです。『メガテン』シリーズは世界観が魅力ですからね。たとえば、Ver1.4.0で追加されたキャラクタークエストは本当によかったんですよ。キャラクターの個性が掘り下げられていた。今の『D×2』に必要なのは、こういうテキストを増やす方向ですって!
▲Ver1.04で追加されたキャラクタークエスト。クリアするとキャラクターの限界突破が解禁され、より強いキャラクタースキルを覚えられます。 |
オッシー:でもメインストーリーは、6章でかなり動きましたよ。東京が崩壊しそうなフラグも立ったので、続きを期待してます!
まさん:6章でいよいよ敵の全体像が見えてきたので、今後の展開がどうなるのか楽しみです。主人公たちが負けて東京が崩壊して、“エピソード2”になったりしてもいいなあ。
ゴロー:なるほど(笑)。『メガテン』シリーズは、東京が崩壊してからが本番みたいなところがあるよね。
まさん:一応、ナンバリング以外では崩壊しないものも多いんですけど、基本的には求めている人が多いかも。悪魔がらみで言えば、アウラゲートのほうが従来の『メガテン』っぽいストーリーではあるのですが、もっとイベントクエスト的なものも欲しいです!
オッシー:ボクとしては、メインクエストやイベントクエストよりも、アウラゲートを10階分追加してくれるほうがうれしいんですけどね~。
まさん:アウラゲートは、シナリオが『メガテン』寄りですよね。個人的には、オリジナルボスとか出てきてくれたらうれしいかな。そろそろ『D×2』オリジナルの悪魔が出てもいいと思うんですよ。とにかく『D×2』ならではの悪魔が見たい!
ゴロー:オリジナル悪魔も見たいけど、俺は歴代作品みたいに人間が“魔人”になったものを出してほしいかな。
まさん:そうですね。これだけ潤沢なコンテンツがあるシリーズなので、ぜひコラボをやってほしいな~。
ゴロー:人修羅は、ボスでもいいから出してほしいね。
まさん:もっとストーリーを追加してほしいとは言いましたが、先ほど簡単に触れましたが最近になってアイテムの交換ミッションにもストーリーがついたり、キャラクタークエストを実装したりと徐々に増えてきてはいるんですよね。あとは、季節イベントとかがあるといいかなあ。
ゴロー:イベントクエストが全然ないのはすごいね。割り切ってる。
まさん:コンテンツ自体は充実しているので、それに紐づいた設定やシナリオがあると、なおいいんですよね。今後のアップデートに期待してます!
▲イクリプスや罪の烙印など、サービス半年の時点では驚くほど遊べるコンテンツが豊富。 |
まさん:アップデートといえば、最初のアップデートで“D×2デュエル”も本格始動しましたね。
ゴロー:D×2デュエルって、いわゆる対人戦なんだっけ? やっぱり、対人戦でも単純に★5を持っている人が強いというわけじゃないの?
オッシー:ええ。デュエルはデュエルで専用の理論があるので、対人専用のパーティを組む必要があります。相手の組み合わせに対してメタを張っていかないといけないので、デュエルの編成はおもしろいですよ。
まさん:今はデュエルがメインコンテンツ的なところもありますが、自分はシングルのストーリー重視なのでデュエルはあまりプレイしていません。
オッシー:デュエルは、相手チームの構成が見えるので対策を練ってから戦えるのが楽しいんですよ。厳密に言うと対戦前は耐性と相手の継承スキルは見えないのですが、流行り廃りから推測することでバレます。
▲相手の継承スキルやつけている耐性を予測してからバトルに挑み、対人戦(防衛側はCPU)を楽しめるD×2デュエル。 |
まさん:自分はあまり積極的にデュエルをしませんが、倒されるのもイヤなのでとにかく耐えるパーティにしてます。“リカームドラ”や“食いしばり”ばかり持たせたパーティで、相手をすると無駄に時間がかかる(笑)。
ゴロー:なるほど。そういう考え方もあるのか。
オッシー:今のデュエルだと、異能“クー・フーリーン”と“ショウキ”の2体は鉄板ですね。異能“マーラ”も欲しいので合体させるためにMAGを集めてます。あとはコウテイ引きたい。
まさん:合体と言えば、全書召喚が追加されたのも便利ですね。今は★1、★2の悪魔を全書から召喚できます。
ゴロー:『メガテン』だと悪魔全書はおなじみだよね。あれ、それ以前は会話でしか悪魔を補充できなかったの?
まさん:そうですよ。会話の発生はランダムだったので、結構苦労しました。
オッシー:オート時の会話設定も進化していまして、もともとはコンピュータ任せの部分が大きかったのですが、レア悪魔が出たら自分で交渉できる設定もできたんですよ。レア悪魔敵が出た時は、絶対に仲魔にできるアイテムを使いたいのでありがたい進化です。以前、ジコクテンをアウラの深層で逃したことがあるので……。ジコクテンは、★4だけど会話で仲魔にできる貴重な悪魔なのですが、6カ月遊び続けて2回しか遭遇してません。
ゴロー:おう、それはきついな(笑)。
まさん:サービス当初はオートモードの事故が多かったのですが、会話の設定ができるようになってだいぶ変わりました。
ゴロー:『メガテン』のオートは本当に危険だからね(笑)。
まさん:おそらく、『メガテン』でこんなに宝石をバンバン使って交渉するゲームは珍しいと思います。今回は完全に交渉アイテムです。
ゴロー:サービス開始から、悪魔自体はどれくらい増えてるの?
オッシー:結構、増えてますよ。種族も霊長と龍神が増えましたし、既存の種族でも大天使マンセマットや英雄ジャンヌダルクなどの悪魔が追加されています。
まさん:ただ、凶鳥が追加されていないのでモー・ショボーが実装されていない!
ゴロー:そんなにモー・ショボー好きなの!?
まさん:いや、そういうわけではないのですが有名どころなので(笑)。
オッシー:悪魔に関しては、これまで3Dモデル化されてなかった悪魔が3D化したのは大きいですね。
ゴロー:それはサービス当初から言われていた推しポイントだよね。
オッシー:私は、最高画質で悪魔を見たいのでサービスが始まってすぐにXperiaを最新機種に買い替えました。
まさん:奇遇ですね。自分も『メガテン』と聞いては居てもたってもいられず、即スマホを最新機種に買い換えました。
ゴロー:なんなんだ、こいつら(笑)。
まさん:要求スペックが高いゲームなのですが、その代わり高性能の端末で遊ぶと感動しますよ。
オッシー:見てください。この美しい背景! なめらかにヌルヌル悪魔が動く! これを見るだけでも価値があったなと思います。
ゴロー:2人とも、そこまで『メガテン』好きだったんだね。
オッシー:モーションもちゃんとしていますし、グラフィックがとにかく美しい。神ゲーです。
ゴロー:『メガテン』好きは悪魔が好きで遊んでいる人も多いから、その悪魔の後ろ姿や今まで見えなかった部分まで全部わかるのはいいよね。
まさん:さらに、よい点としてはAR機能で悪魔の写真を撮れることも挙げられます。
ゴロー:AR機能を利用すると、ゲーム的に何かお得なことがあるの?
オッシー:今のところは特にありませんので悪魔の写真を撮って楽しんでます。
まさん:試しにジャックフロストを召喚してみましょうか……。ん? あれ、召喚できないぞ。
オッシー:ARは召喚するのにコツがいるんですよ。なるべく平面のところで召喚領域を確保したほうが、召喚しやすいですよ。
まさん:召喚ジャックフロスト! ん~、やっぱりちゃんとした平面じゃないと召喚できない。広い廊下とかのほうがいいのかな?
オッシー:ちょっと自分も試してみるので待ってください。
ゴロー:この絵面、おもしろすぎでしょ……。
▲社内で悪魔を呼び出そうと最適な場所を探し求めるオッサンたち。 |
オッシー:よし、呼び出せた……けどデカい! アシェラトがでかすぎる。なるほど、設定に沿ったサイズ感で召喚されるんですね。
ゴロー:絵面が完全に不審者だ(笑)。
まさん:召喚のモヤモヤは出るんですけど……あ、呼び出せた。ピクシーがゴローさんの肩にいる!
▲ピクシーを乗せたゴローの図。 |
まさん:今回初めてAR機能を試してみましたが、ゲーム本編とはまったく関係ないけど楽しいかも(笑)。
ゴロー:これって、何が出てくるのか選べるの?
まさん:自分が持っている悪魔なら呼び出せます。だから、早くマーラが欲しい。マーラが。
オッシー:ARがおもしろいのは確かですし、公式で“AR悪魔フォトコンテスト”もやってますから、お楽しみ要素としてはアリだと思います。コンテストの最優秀賞を獲ったら、なんと100万円分の旅行券がもらえますよ!
ゴロー:100万円分はすごいな! ARは「悪魔が現実でも一緒にいるよ」というのを実感させたいコンテンツってことかな。合体もできたら、なおよしだね。
オッシー:いずれは、3Dモデルの悪魔をARで捕まえて……みたいなこともできそうですね。
ゴロー:いろいろ話を聞いてきたけど、結局ゲームそのものはおもしろくなっているんだよね?
オッシー:おもしろいのは間違いないです。戦闘システム自体がプレスターンなので、戦略的にも楽しめますし、ボス戦や対人戦でちゃんと考えないといけないので戦闘が熱い。あとは、烙印システムというハクスラ要素もあるのですが、これも魅力と言えるかもしれません。烙印はランダムでステータスがついている装備なのですが、これの厳選が熱いんですよ。人によっては大変という人もいるのですが、理想を求めて何度も潜るのが熱い。
ゴロー:あ~、その“つらさ”がいいんだよね。簡単に強い装備は手に入らない。
まさん:自分は、烙印をはずすときの無料キャンペーンを恒常化してくれるだけで文句はありませんね。
オッシー:烙印にはステータスの上昇効果があるのですが、たまに+の数値じゃなくて%で上がっていく物があるんですよ。メインの数値に%がついた烙印が絶対条件で、それを求めてレア堀りをする。なおかつ、3段階強化するごとにオプションとして新たな効果が付くので、そこも厳選しないといけない。その確率たるや……!
ゴロー:それはハマる人はハマるわ(笑)。
オッシー:おもしろいですよ。烙印のクエストやアウラゲートを回れば10個や20個くらいの烙印が取れるので、そこでどんどん厳選していく。本当によいのが出ると、同時に脳汁も出ます。
ゴロー:スマホのアプリだけど、コアなゲーマーもガッツリ楽しめるところはいいね。ライトユーザーが手軽に楽しめるオートクエストみたいなシステムがある一方で、コアゲーマーも納得のやり込み要素が用意されているところがすごくいいと思う。
オッシー:あとはなんといってもビジュアルの美しさですね。見てくださいよ、この秋葉原! 渋谷も再現度が高くて東京好きにはたまりませんよ。秋葉のクラブセガもそうですが、元ネタを知っている人なら東京の一部だとわかる細かさがあります。
ゴロー:グラフィックのクオリティが本当に高いね。あとは、過去作のダンジョンが出れば、『メガテン』の世界っぽさが増すと思う。逆に考えると、最初にコンテンツを一気にそろえすぎちゃったところはあるかも。むしろ、『メガテン』的なコンテンツの拡張がいいんじゃないかな。以前の『メガテン』だと武器合体があったじゃん。烙印と合体できたりしたらよさそう。
▲メインクエストにデュエルにジゴクパーク。今から始めても遊びきれないほどのコンテンツが山盛り! |
オッシー:ん~、なるほど。さらに厳選がたいへんそう。
まさん:悪魔と合体することで強化の成功率が上がるといいかも。
ゴロー:インターフェースはスタイリッシュだし、カッコよさを追求していていいなと思うので、もっと、これから始める初心者に対するヒキがあるといいよね。
オッシー:アップデートで着実によくなっていますし、今後もアップデートは続くのでそこは信じてもらっても大丈夫だと思います。
ゴロー:だったら、今から始めるライトユーザーは何を目指せばいいのかを知りたいかな。
まさん:ガツガツ遊んでいる身としては、むしろ急いで遊ばないほうがいいかもしれません。ストーリーの追加もゆっくりなので、運営のペースに合わせてまったり遊んだほうが長く楽しめると思います。ログインボーナスも何かしらもらえますし、数カ月かけてMAGを集めて合体して……と考えると、焦らなくてもいいゲームなんじゃないかと。
オッシー:★5のトールがもらえたからといって急に楽になるゲームではないですが、初心者がストーリーをクリアするだけならトールがいるだけでもだいぶ違うでしょう。とはいえ、悪魔を愛でることが最終目的なのは間違いないので、まったり遊んでいいと思います。
まさん:好きな悪魔を作って強くするために遊ぶゲームですね。継承で自由に使えるスキル枠が2枠しか使えないので悩みますが。
オッシー:3枠ほしいですよね~。
まさん:好きな悪魔を使えると言っても弱点を埋めないと限度があるんですよ。スライムを頑張って★5まで育てたけど、全然使えない(笑)。
▲頑張って★5まで育てたスライム。食いしばりを覚えたが、食いしばってもすぐに力尽きる。 |
オッシー:スライムは無理に決まってるでしょ! 2枠しか使えないので、2つ弱点があると確定で埋めなきゃいけないんですよ。だから、3枠ほしい。
まさん:スライムは呪殺属性以外が全部弱点ですよ。物理耐性つけてもどうしようもないので、★5辺りに弱点反転スキルとかください。
オッシー:スライムはあきらめましょうよ(笑)。プレスターンは弱点のデメリットが大きいので、そう考えると弱点が少ない悪魔が正義ですね。
オッシー:よく考えると、プレスターンの『メガテン』をスマホゲームにしたのは英断ですよ。プレスターンってスマホゲームに向いてないと思ってました。
ゴロー:普通のスマホゲームに迎合しているわけではなく、あくまでも“メガテン”してるところがいいよね。
オッシー:そこが、我々のような『メガテン』好きを引きつけている理由ではないでしょうか?
ゴロー:だからこそ、普通のスマホゲーにはしたくなかったんだと思う。
オッシー:パーティのビルドは本当に楽しいです。一時期ずっとどういう編成にするか会社に向かいながら考えていた時期がありました。理想とする悪魔を作るための道筋があるじゃないか。それを考えるのが楽しい。弱点を埋められて完成に近づいたときの達成感が大きいですよ。
まさん:ガチャもある意味で気楽になりましたね。★5が出なくても当たり前ですし、狙っていなかった悪魔も別の悪魔へのスキル継承に使うことができますし。
オッシー:とはいえ、★5が出たら狙っていなかったアーキタイプの悪魔でも使いたくなるのが人情ですよ。
ゴロー:『メガテン』好きは熱い人が多いし、★5の悪魔を月一で更新しているだけでもサービスが続きそう。
オッシー:ピクシーにメギドラオンを継承している人も見ますからね。このゲームだとメギドラオンをルシファーから引き継がないといけないのに、ちゃんと作っている人がいるんですよ。
ゴロー:そこまで来ると完全に愛情だよね。
まさん:ストーリーも含めて、現状ではまだ不満な部分もあります。ただ、スマホゲームなので常にアップデートが入るのは大きいです。そういった意味でも、最終的にすべてのストーリーが実装された段階でどうなるのか楽しみでもあります。
オッシー:半年かけてプレイをしてきた人たちの意見を取り入れて進化し続けているので、むしろ今から始めるくらいでも遅くないと思います。気になったら、ぜひみなさんも遊んでみてください。
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