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2018年8月1日(水)

『ワイルドアームズ』メモリアル企画スタート! シリーズ名場面人気投票&忘れられない“想い出”を大募集

文:電撃オンライン

 RPG『ワイルドアームズ』(以下、WA)シリーズの名場面人気投票を開催する。

『ワイルドアームズ』シリーズ

 『WA』シリーズは、西部劇風の世界観に、“渡り鳥”と呼ばれる冒険者たちの活躍を描き、その個性的キャラクターや手応え抜群のダンジョンギミックなどで一躍人気シリーズとなった、SIE(当時SCE)を代表するRPG。フォワードワークスからシリーズ最新作『ワイルドアームズ ミリオンメモリーズ』の配信が予定されている。

 生誕から20年以上経った今でも多くのファンに愛される作品だが、その人気の支える大きな要因の1つが、壮大で心に残るストーリー。独自の世界観で、キャラクターたちが個性をぶつけ合う熱いドラマは、数多くの名場面を生み出してきた。

 電撃編集部では、8月を勝手に“『WA』シリーズ強化月間”として、各シリーズの名場面人気投票を開催! 1作目から外伝の『クロスファイア』まで、編集部が厳選した名場面をいくつかピックアップしたものを公開。こちらから選んでもらってもいいし、「他にもまだまだあるぞ!」という時は、自由投稿欄にゲームタイトル、どんなイベントorセリフか、選んだ理由を書いてドシドシご応募ください。

 さらに、「投票しただけでは自分の『WA』愛が抑えきれない」という人のために、『WA』への熱いメッセージも大募集。今回、応募いただいた方の中から抽選で3名に、フォワードワークスさんからご提供いただいた“WILD ARMS 額装複製原画”をプレゼントします! 募集期間は9月7日23:59まで

『ワイルドアームズ』シリーズ

 当選時、入力されたメールアドレスにご連絡をさせていただきますので、入力ミスがないよう、ご注意ください。

募集要項

1:『WA』シリーズのイベントで、もっとも好きなものに投票してください。電撃編集部によるピックアップはあくまでも参考なので、ここにないものは、自由投票で投票してください。ただしその場合は、どの作品のどのシーンか、できるだけ詳しく書いて応募してください。また、キャラクターのセリフのみの場合も、基本的にそのセリフが使われたイベントに対して、投票をお願いします。もちろん、イベントに投票し、理由として「とくにこのセリフが良かった」と書くのは大歓迎です。

2:自分の『WA』に対する思いや、疑問などを伝えてください。『ワイルドアームズ ミリオンメモリーズ』への要望や開発スタッフへの激励などでもOK。ただし、あまり長くならないよう、できるだけ100字程度にまとめて応募してください。

【投票企画に応募】

シリーズ別名場面ピックアップ!

『ワイルドアームズ』/『ワイルドアームズ アルターコード:エフ』

ピックアップその1:魔族の急襲!! 風船から始まる本当の物語
「お母さん・・・ ボクのお母さん、どこだよう・・・ ああッ、風船が・・・」

 ロディ、ザック、セシリアと、それぞれ旅立ちの理由も場所も異なっていた3人。アーデルハイドで知り合った彼らは、リリティアの棺でともに仕事をした後、古代文明博覧会を楽しむ。

 そんななか、迷子の子どもを捜してほしいと頼まれる。捜しに出た3人が迷子を発見したその時、子どもの手から風船が離れ、空を飛んでいく。次の瞬間、天が割れ、魔族が出現。アーデルハイドの城下町は、阿鼻叫喚の地獄となる。

 これが、魔族の侵攻の始まりであり、物語の本当の始まりとなる。平和だった世界が一変するシーンに、当時のプレイヤーは大きな衝撃を受けた。ちなみに、『アルターコード:エフ』では、迷子の子どもの親はお母さんからお父さんに変化。魔族の侵攻シーンは3Dで描かれたムービーシーンへと変更されている。

『ワイルドアームズ』シリーズ
▲『ワイルドアームズ』
『ワイルドアームズ』シリーズ
▲『アルターコード:エフ』

ピックアップその2:お姫様の覚悟! 腰まで伸びた長い金髪をバッサリと切り捨てるセシリア
「今までの私は、あなたの剣が断ち切ってくれました」

 ロディたちについていこうとするセシリアに、「ここから先はお嬢様の道楽じゃない」と切り捨てるザック。そんな彼の前で、セシリアはザックに借りた剣で長い髪を切ってしまう。そんな姿に、ザックは王女の本当の決意を感じ、ともに旅をすることを決意する。『アルターコード:エフ』でも、基本の流れは同じ。キャラクターが3Dのポリゴンで表現されているため、顔の表情までしっかりと描かれ、よりセシリアの想いが伝わるシーンになっている。

『ワイルドアームズ』シリーズ
▲『ワイルドアームズ』
『ワイルドアームズ』シリーズ
▲『アルターコード:エフ』

ピックアップその3:船長のメンツを保つために! セシリアとバーソロミューの偽装結婚
「・・・今こそやるしか、結婚式・・・ あやつをあざむくための偽装結婚式をッ!」

 あるアイテムを欲しがっているバーソロミュー船長。彼の船に乗り込むため、そのアイテムを持って訪れると、あれやこれやの間に偽装結婚に巻き込まれることに! 相手はもちろんセシリア。しかしそれでも、船長の好みからは大人すぎるとかなんとか……。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその4:カラミティ・ジェーンとの共同戦線!? ヴォルカノントラップをクリアせよ
「なーんてことしてくれたのよッ! あんたがよけいなことしたから お宝がだいなしになったじゃない」

 崩れ落ちる天井からジェーンを守ったロディたち。おかげでお宝がぺしゃんこになってしまい、だいなしに。でもそうやって大きな声を出すのも、助けてくれたことに対するうれしさの裏返しか。実際、このあと文句をいいながらも、初めて「助けてくれてありがとう」と感謝の言葉も聞ける。ツンデレ娘にいよいよデレ期到来!? 

 『アルターコード:エフ』では、タウン・ロゼッタからヴォルカノントラップまでジェーンと執事のマクダレンが一時的にパーティイン。しかもダンジョン内ではジェーンたちを操作するシーンも。ジェーンの本音が聞けて、彼女がどういう女の子かわかるシーンにもなっている。

『ワイルドアームズ』シリーズ
▲『ワイルドアームズ』 
『ワイルドアームズ』シリーズ
▲『アルターコード:エフ』

ピックアップその5:“同族殺し”ブーメラン見参
「渇きは癒えぬ…この渇きを癒すのは…どれほど強き戦士に見えればいい……」

 ヴォルカノントラップでロディたちに負けたベルセルクを暗殺するために現れた魔族のイレギュラーハンター・ブーメラン。初代『WA』でも敵ながら渋くてカッコいいキャラクターだったが、演出がアップした『アルターコード:エフ』ではさらにかっこよく。見せ場も初代より増えており、まさにライバルらしいキャラクターになった。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその6:アースガルズ復活! 巨人のゆりかごで眠るゴーレムが目を覚ます!
「いいえ、ちがいます このコは兵器なんかじゃありません」

 巨人のゆりかごで長い眠りについていたゴーレム、アースガルズ。エマ博士の協力のもと調査をするが、それは決して目覚めようとはしなかった。セシリアは、アースガルズと2人きりになり、戦いの兵器でなく、あくまでも仲間として、自らの意思で目覚めて欲しいと願う。

 そんなセシリアの声に反応し、ついに伝説のゴーレムが目を覚ます。『アルターコード:エフ』では、このシーンもムービーで再現。キャラの表情までわかるので、より感動的なシーンに。

『ワイルドアームズ』シリーズ
▲『ワイルドアームズ』 
『ワイルドアームズ』シリーズ
▲『アルターコード:エフ』

ピックアップその7:新たな仲間たち

 『アルターコード:エフ』では、初代『WA』ではサブキャラクターだったエマやカラミティ・ジェーンたちが仲間に! 本格的にパーティに参加するのは物語後半だが、序盤からもゲストとしてパーティにちょくちょく加わってくる。キャラクター像も初代『WA』よりも深く掘り下げられている。

『ワイルドアームズ』シリーズ

『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』

ピックアップその8:剣の大聖堂の悲劇! 突然起こった悲劇で、その身に力を授かる
「帰らなきゃいけないんだ……約束したから……」

 新設部隊の記念式典で行われた儀式<剣の聖女からの祝福>。伝説の剣アガートラームを土台から引き抜けば、英雄になれるというものだ。数百年、引き抜けた者はいないという形骸化した儀式にて、アシュレーが挑もうとする瞬間、オープニングムービーが流れる。

 誰もが引き抜いたと思ってしまう、ニクい演出で始まった物語だが、オープニングが終わると結局剣は引き抜けておらず、彼は英雄になることはなかった。それどころか、その後起こった悲劇で部隊は壊滅。アシュレーは、みたことのない異形の姿へ変身してしまう。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその9:タウンメリアでの出会い! テレポートに失敗した女の子
「わッ!? わッ!? わーッ!? どうしたんだ? キミ!?」

 パン屋の前で突然の出会いを果たしたアシュレーとリルカ。テレポートジェムの扱いに失敗して、全然知らない土地に放り出されてしまったという。お金を使い果たし、ここまでたどり着いたところ、パンの匂いにつられて店の前にやってきたようだ。本来はヴァレリア家という貴族の元に向かうつもりだったという彼女。アシュレーもちょうどその人に会う用があったため、そのまま一緒に行動することになる。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその10:いきなりの反逆罪!? 監獄で出会ったのは3人目の仲間ブラッド
「反逆罪の現行犯だ。裏切り者アシュレーを捕えよッ!」

 ヴァレリア家アーヴィングの私設部隊として生まれ変わった特殊部隊ARMS。現在はアシュレーとリルカだけだが、もう1人加わるという。迎えにいこうとすると、いきなり反逆罪で逮捕される2人。

 3人目のブラッドがいるのは絶海のイルズベイル監獄島。コンタクトの取れない司令官アーヴィングは一計を案じ、2人を反逆罪で同じ刑務所に送り込んだのだ。アーヴィングの大胆で、人を人とも思わぬ冷徹なやり方がよくわかる。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその11:世界中を電波ジャック!! ヴィンスフェルトの大演説!
「そう!! 「創世」のための「葬世」ッ!」

 テレパスタワーをジャックし、感応石でエネルギーを増幅させて、この世界に宣戦布告を行うテロ組織オデッサの首魁、ヴィンスフェルト。鏡や水たまりなど、反射するものすべてで行われたその演説は、まさにゲーム史に名を残す名演説シーン。あまりにも長く、あまりにも難しすぎて言葉の意味はよくわからなかったが、とにかく本気であることは伝わった!

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその12:ナイトブレイサー登場! アシュレー、初めての変身!
「この「痛み」も「姿」も 僕が手にした 戦うための「力」なんだ」

 ハルメッツの住人を助けるため、ゴルゴダ刑場に向かったアシュレーたち。そのミッションの最後、危機を迎えたアシュレーの身体に、変化が起こる。それは、彼のうちに眠る存在が表に現れた姿だった。その名もナイトブレイサー。初めて自分の意思で変身し、強力な力を得たアシュレーは、目の前の敵を打ち倒す。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその13:マリアとのひと時! “英雄”とはいったい何なのか?
「わたしの知っているアシュレーなの? 教えてよ、不安で推押しつぶされそう」

 ハルメッツを救ったことで、“英雄”と呼ばれたアシュレー。ずっと憧れていた“英雄”と呼ばれたことに喜びを覚える。しかしマリアは、“英雄”の在り方に疑問を持つ。“英雄”とは、何もしない人たちが作り上げた“生贄”なのではないかと。アシュレーとマリアのイベントは多いものの、2人の“英雄”に対する考え方の違いから、心の擦れ違いを描いたこの場面は、心に残る人も多かった。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその14:敵か味方か!? やっぱり敵かッ! 凸凹コンビ、トカ&ゲー登場!
「ああ、もし、旅の御方 この理由無き仕打ちを何とかするのココロ」

 思い宿命を背負ったアシュレーたちの物語に、癒しをもたらしてくれる一服の清涼剤。それがトカ&ゲーの凸凹コンビだ。彼らの登場シーンはすべて名場面ともいえるが、あえて選ぶならやはりレイライン観測施設での初めての出会い。味方のふりして近づいて、邪魔ばかりして、案の定敵になって、でもやっぱり憎めなくて……。

 息があってるのかあってないのかわからないこの絶妙なコンビの出現は、一瞬で多くのファンの心をつかんだトカ。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその15:カノンが仲間に! アシュレーが提示した報酬とは……
「戦いの中に「英雄」はある… 戦場こそ、あたしの居場所だッ!」

 アシュレーを自分の<半身>と呼び、執拗に付け狙う女性、カノン。最後の戦いに打ち勝ったアシュレーは、なおも執念を絶やさない彼女を「一緒にこないか?」と仲間に誘う。“もうひとりの自分”を抑えきれなくなった時、<剣の聖女>の血をひくベルナデット家の末裔・カノンの力を借りたいと。彼女なりの“英雄”の意味を知り、新たな居場所を見つけた彼女は、5人目のARMSとして、ともに戦うことになる。

『ワイルドアームズ』シリーズ

『ワイルドアームズ アドヴァンスドサード』

ピックアップその16:ヴァージニア覚醒! 目指すべき渡り鳥の姿を語る!!
「揺るぎ無い、荒野貫く想いよッ!!」

 “渡り鳥”とは正しきを助け、悪しきをくじく存在だと思っていたヴァージニア。しかし、実際はそうではなく、自分の欲望のままに動く者も多かった。現実を知ったヴァージニアだが、それでも正義の味方の渡り鳥になることを誓う。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその17:預言者登場!! 世界の裏で暗躍する者を止めろ
「誰かの一生懸命を否定するなんて、誰もしてはいけない事なのよッ!!」

 守護獣の力を奪い、世界を変えようと暗躍する預言者たち。現在を必死に生きる人々のことを考えていない彼らに対し、ヴァージニアたちは、その考えを否定して彼らを止めるべく戦いを挑む!

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその18:名探偵クライヴ!? 謎の失踪事件の犯人を暴く
「優しさや慈しみの心…内面からの輝きが無ければ、相手の心に届く光にはなれませんよ」

 新しく見つかった遺跡を調査していたヴァージニアたち。そこで出会った謎の女性とともに建物の奥を目指すが、その途中でクライヴが一行を止め、女性の正体について問い詰めはじめる。じつは女性は付近で起きていた失踪事件の犯人だった。見破られた理由を聞く彼女に対し、クライヴの返答はかなり辛辣で……。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその19:ジェット、テレる!? パーティの今後は2つの想い出探し
「――だ、だから、そういうの、くそッ、こいつ――」

 ファルガイアの異変を調べるために、過去の痕跡=想い出を探すことにするヴァージニアたち。記憶喪失のため数年前からの記憶しか持たないジェットは、想い出には価値はないと言う。だが、そんな彼にヴァージニアは想い出は大切なものなので、世界のものと合わせてジェットの想い出も探すことを決める。ジェットは止めさせようとするが、口では勝てなかった。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその20:ギャロウズ、自由を知る! 宿命を受け入れ守護獣の力を解放せよ
「全ての【由】を、【自ら】に求めるとは…【自由】ってのは、そういう事ッ!!」

 古い慣習を嫌い、自由を求めて故郷を飛び出したギャロウズ。しかし、冒険を通して自由の本当の意味を知り、自分の血と宿命を受け入れる。そして、自身に秘められた力を使い、ヴァージニアたちの危機を救うべく、神殿に眠る守護獣の能力を解き放つ!

『ワイルドアームズ』シリーズ

『ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター』

ピックアップその21:ジュードとユウリィの運命の出会い
「ごめん。話には聞いたことあるけれど、女の子を見るの初めてなんだ」

 ある日、空が割れ、戦艦が突入するのを目撃したジュード。そのあとを追い、兵たちの目を盗んで戦艦に潜入。その先で、ふいに歌声を耳にする。声の主を探して扉の窓から中を見てみると、そこには女の子の姿が!? 故郷の村でほかに子どものいない中で育ったジュードが初めて女の子と出会う、印象的なシーンだ。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその22:女剣士・ラクウェルの参戦!
「ひとり行く身だ。剣の扱いくらいは心得ている。だがあいにくと可愛げは持ち合わせてなくてな」

 軍の手から逃れ、脱出ポッドで地上へとやって来たジュードたち。初めて訪れた町“ポート ロザリア”の酒場にて、店員に兵士たちが因縁をつける場面に出くわす。軍から逃げていることもあり手を出せないジュードたちだったが、同じく食事をしていたラクウェルが兵士たちを止めに入る。この後、ラクウェルはジュードたちの仲間に加わる。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその23:アルノーの告白
「俺がずっと傍にいるから…俺と一緒にいる時は、もう、震えないでくれ…」

 出会った当初は顔だけの腰抜けキャラだったアルノー。だが、ジュードたちとの旅を通じて、そして自身のトラウマを乗り越え、徐々に男らしい姿を見せていく。そんななかで、自身の体を蝕む毒に恐怖するラクウェルを励ますため、自分の気持ちと決意を伝えるアルノー。序盤からは考えられないくらい、男らしいアルノーに注目!

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその24:ガウンが伝えたもの……
「子どもってのはみんな…大人を越えて、行くもんだ」

 旅の途中で出会い、いい意味でも、悪い意味でも、ジュードたちに“大人”の姿を見せてきたガウン。飛行機で飛び立ったジュードたちがピンチに陥った際、単身で助けに現れる。大人としての生き様を、次の世代であるジュードたちに見せつけた。

『ワイルドアームズ』シリーズ

『ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード』

ピックアップその25:空中からゴーレムの左腕とともに落ちてきた謎の少女との出会い
「…ジョニー… ……ジョニー・アップルシード……」
「……いいえ…でも、たいせつなものです…」

 幼なじみのレベッカと故郷の村の近くにある神々の砦と呼ばれる山に訪れた主人公のディーン。その山頂付近で、空から何かが落ちてくる。崩れてできた洞窟に入ってみると、そこには巨大なゴーレムの左腕がッ! しかも、その手の平からは記憶を失った少女が現われたのだった……。

 空から降ってきた女の子(アヴリル)との出会いからディーンの冒険が始まるという、なんとも王道な冒険モノの展開! ここまで直球なスタートは、シリーズとしては珍しいのでは?

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその26:レベッカの曲撃ち、そして新たな決意
「…ま、でも、いいわ。なら、せんべつ代わりに見せてあげる。」

 サーカスのアイドルになることが夢だったレベッカ。だが、ライラベルでサーカスが廃止されたことを知る。その後、ミッシーズミアの魔物退治を終わらせたあと、目的もなくなったことで彼女は故郷に帰ると言い出す。

 その際に、曲撃ちがみたいと仲間から言われ、得意の技を披露。仲間たちはもちろん、陰から見ていたミッシーズミアの子どもたちからよろこばれ、投げやりだった気持ちをふるいたたせ、もう少し頑張ってみようと決意するシーン。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその27:ナイトバーンの真実
「オレはゼッタイに諦めないし、立ち止まったりしないッ! 壁を乗り越える、その時までなッ!」

 ずっと憧れていたナイトバーンの、とある真実を知ったディーン。ナイトバーンからの問いかけに対し、ディーンは自分の気持ち、そして決意を告げる。このあと、その決意が認められ、ナイトバーンのゴーレムハンターのA級ライセンスを彼は受け取る。ディーンの真っ直ぐな心の強さがわかるシーンだ。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその28:仲間たち、そしてアヴリルの想い
「諦めない限り、ヒトはなんだってできる――ッ!」

 ある目的を果たすため、異空間にやってきたディーンたち一行。そこでは、アヴリルの気持ちが試されることに。仲間たちと協力して試練を乗り越えた彼女は、ディーンの言葉を借りて自分の気持ちを語る。感情をあまり表に出さないアヴリルの仲間たちに対する想い、また仲間たちのアヴリルに対する信頼がわかるシーンとなっている。

『ワイルドアームズ』シリーズ

『ワイルドアームズ クロスファイア』

ピックアップその29:村人たちを救うために偽りの王女に……
「エレシウス王国、第一王女…――アレクシアが命じますッ!
立ち上がり、希望を持って走りなさいッ! この国の未来は、あなたたちの向かう先にこそあるのですッ!!
あなたたちの背中は、あたしたちが盾となって守りますっ! 振り返ることなく、門の向こうを目指しなさいッ!」

 一晩世話になってポリアーシャの村人たちが、見せしめのために治安警備隊に捕まり、公開処刑をされることになった。警備隊のスキをつき、クラリッサたちは村人たちを牢屋から解き放つ。だが村人たちは、隊員たちに怖気づき先に進めなくなってしまう。そんな時、クラリッサは一年前に死んだという姫の名を騙り、村人たちを鼓舞するのだった。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその30:ブランクイーゼルの宣戦布告
「穏やかなる暮らしを民に、気高き誇りを王室に、明日に続く未来を国土に――
あなたがたに奪われたものすべてを正統なる所有者に取り戻すため、ここに宣戦を布告します…ッ!

 女渡り鳥のクラリッサ、彼女に付き従うフィアース、元王室付きの魔術師のラブライナ、そのペットの犬のトニー、貴族の子息のレヴィン……。次々と仲間が集まる中で、レヴィンから団の名前を付けようと提案される。彼のアイデアである「ブランクイーゼル」と名付けた一行は、その第一の任務として手薄になった敵の砦に強襲をかける。そして、砦を守っていた治安警備隊のモグヤに、ブランクイーゼルの想いを元老院に伝えるよう頼むのであった。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその31:クラリッサたちへの死をとした願い
「男が命を燃やして、道を駆けているのだッ! 遮るものなど――何もありはしないッ!!!」

 人々を守るため、クラリッサたちはエレシウスの帝都の広場に設置されたグラウスヴァインの召喚装置を破壊しようとする。だが彼らの前には、敵が次々と現れ……。そんな時、ラスニール国王が登場。彼はログナーが王のもとに残した爆弾を使って、装置を破壊しようと突撃する。

 ゴーレムのアースガルズに途中で阻まれるものの、最期には自分もろとも爆弾を撃てとクラリッサに命令。クラリッサは躊躇するも、その命を懸けた願いに応えてARMを使用。ラスニールの活躍もあり、召喚装置は破壊されるのだった。

『ワイルドアームズ』シリーズ

ピックアップその32:失意のクラリッサにフィアースは……
「…いいだろう…お前がそうするつもりなら、俺も付き合うとしよう…」

 ラスニール国王の死、そして自身が姫であると“嘘”を付いていることに罪悪感を持っていたクラリッサ。仲間に嘘をついていたことを明かした彼女は、本来の目的であった母の形見のARMを取り返さずに、国を去るべきか心が揺らぐ。

 そこに、フィアースの言葉が……。この言葉に励まされ、クラリッサは明るさを取り戻す。フィアースの強さと優しさがかいま見えるシーンだ。

『ワイルドアームズ』シリーズ

まだまだ『WA』を盛り上げる! ファンが望んだ“アレ”も公開予定!

 さらに今後、『WA』シリーズを盛り上げていく記事を続々と公開していきます。「もう忘れちゃったよー」という人も安心してください。この名作を次なる時代へ語り継ぎ、また、新たなシリーズへの発展を願い、徹底プッシュしていきましょう!

【投票企画に応募】

(C)1996, 1999, 2002, 2003, 2005, 2006, 2007 Sony Interactive Entertainment Inc.

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